
ダービー、ひと言謝らせてください。
予想で自分、「
福永、ルメール、武、川田で、川田以外はダービーを複数勝利したことがある騎手ばかりでドラマ性に欠ける」なんて書いちゃいましたが…。考えてみれば武の勝利には、「
50代で前人未到のダービー制覇」という、素晴らしいテーマが隠されていたんですなぁ。

自分は武と同年代なので、武の普段の活躍が当たり前すぎて、逆に見落としていました。凡人のひがみ根性というか、武豊を素直に評価できないゲス野郎なんですなw 武が勝った後の府中競馬場は、万人が武豊を祝福していて、なんとも心地いい多幸感を感じました。これこそが競馬ロマンじゃないか、という。

やはり7万人の拍手や喝さいとは本当にいいものですね。コロナ禍の中、ジャパンカップの3強対決、ダービーのエアフォーリアとシャフリヤールの死闘などを運よく競馬場で見てきましたが、あの時、大観衆と一緒に爆発できなかった興奮…溜まっていたフラストレーションまでも、このダービーですべてが昇華できた気がします。昨年のダービーがこれですからね…。
鯖鯉「お前が謝るべきなのはそこじゃなくて、ルメールもダービーを取ったのは、レイデオロの1回きりだぞ」…あw
* * * * * * * *
そんなダービーの余韻が残る安田記念。昨年のグランアレグリアのような「1強」が不在ということで、予想が難しいと言われていますが。「1強」が不在というよりも、そのグランアレグリアの2着だったシュネルマイスターがドバイターフで惨敗したことで微妙になったってだけで。
ただ、昔ウオッカがやはりドバイで7着に惨敗した後に、ヴィクトリアマイル、安田記念をぶっこ抜いたって事例もあります。あまり強気ではない厩舎側の微妙なコメントも影響しているんでしょうが、これで人気が落ちるのならむしろ全力で買いに行った方がいい気もするんですが…。
■安田記念《GI》予想■
◎イルーシヴパンサー 〇シュネルマイスター ▲ダノンザキッド
☆ナランフレグ ☆レシステンシア △エアロロノア
△セリフォス △ソングライン △ファインルージュと言いつつ、本命はイルーシヴパンサー。東京新聞杯以外で強い相手とはやっていませんが、その東京新聞杯の勝ち方がとんでもなかったというか。坂上から「ギューン」とスピードの上がるあの走りは、かつてのインディチャンプをほうふつとさせました。一頭だけ段違いの上がり33.1秒(次位のカラテでも33.9)はもっと評価されてもいいはず。
大阪杯のジャックドールとか、どうにも今年の上がり馬は微妙な気もしますが、ここは裏を読んでみようかと思います。
そういう意味で、もう一頭の上がり馬・ソウルラッシュ。やはり東京コースの経験が1回(ちなみに2300m。かなりトリッキーw)というのは不安しかないですし、4連勝のうち3勝が馬場の渋った中山・阪神コースということで、ダービーでレコードを叩き出した超々高速馬場に対応できるかどうかは未知数です。こちらはスッパリ消しで。
今回☆は異例の2頭。そんなの許されるのか?w
どうも出走メンバーを見るに、今回はっきりとした逃げ馬がいないんですよね。押し出されるような形でホウオウアマゾン? そこで☆レシステンシアですよ。この馬は阪神JFで勝ったように、本来なら自分で速いペースで逃げて後続を置き去りにして勝つレースが得意な馬です。最近はそのスピードで1200mに特化しつつありますが、ここまで逃げ馬が不在なら、ヴィクトリアマイルのソダシ同様に押し切れる可能性もあるのでは。もうみんな忘れてますが、2016~2019年の安田記念って、アエロリット、ロゴタイプと逃げ馬が連対してるんですよね。ヤネの横山武史騎手が大外枠からイチかバチかの賭けに出たとしたら…。
そして☆ナランフレグ。確かにスプリンターなんですが、逃げ馬不在でヨーイドンの競馬になれば、上がり33秒台が使える脚は大きな武器のはずです。それに大外18番で嫌われる理由もわかりません。なんたって今季の府中芝G1、4戦中3戦で大外18番が連対してるんですから。
単勝 ⑧
馬連 ⑧-④⑦⑨⑩⑬⑮⑯⑱
ワイド ⑧⑯⑱ボックス基本は⑧-⑨に全力で突っ込みます。他はシュネルマイスターが本調子じゃなかった時の保険。あとはワイドでなんとかw
なお、当方の予想を参考にしてハズれても、責任は一切取りませーん!
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