新緑もいよいよ深くなり、ついに日本ダービーの季節がやってまいりました。
コロナ禍以前までとはいかないものの、東京競馬場の入場制限もかなり緩和されて、盛り上がりが予想される3歳優駿No.1決定戦。自分も無事入場券をゲットして準備は万端、15時40分のファンファーレが待ち遠しくて仕方がありません。
それはそれとして、以前から思っていたんですが、
なんで日本ダービーの正式名称って「日本優駿」じゃなくて「東京優駿」なんですかね?普通に考えたら「東京競馬場で開催される3歳優駿競走」って意味なんでしょうけど、今だと南関東競馬で「東京ダービー」もあるからちょっとややこしいんですよね。そりゃ「兵庫ダービー」とか「岩手ダービー」があることも考えれば、「東京ダービー」こそ「関東ダービー」に名称を変更するのが筋だとは思うんですが(=∀=)
なんとなく「東京優駿」って言い方に「東京=一番」みたいなイメージがあって、なんかちょっと嫌なんですよねぇ。自分もほぼ東京民のくせにw
いろいろ歴史もあるし、どーでもいいといえばどーでもいいんですが、いっそ名称を「日本ダービー」に統一(もちろん「優駿牝馬」も「オークス」に統一)すればいいのに…なんて思う今日この頃。
…待ち遠しいって言ってる割には、枕が難くせってどういうことなんだよw
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そんなわけで、粗品さんの予想も発表された今、自分の予想発表ですう勢が決まる日本ダービー(何様だ)。
皐月賞の内容を見たら、素直に上位4頭を買っとけばいいような気もしますが…。
直近10年で9回ディープインパクト産駒が馬券圏内に入っている日本ダービーが、キタサンブラック、ドレフォン、ハーツクライ産駒で決まる未来をどうにも想像できないんですよw(ちなみに、直近10年の皐月賞でディープ産駒が馬券圏内になった回数は6回)
さらに今回注目したいポイントは、
皐月賞連対馬の上がりタイムが揃って1~3位にも入っていないところ。実はこれ2007年以来15年ぶりの出来事なんです。この年、皐月賞連対馬はダービーを惨敗。そこで勝ったのが64年ぶりに牝馬でダービー馬となったウオッカで、2着が皐月賞7着→NHKマイル11着のアサクサキングスでした。そう考えると、
今年のダービーはディープ産駒で別路線組や皐月賞惨敗組を狙うのが面白いんじゃないでしょうか。
その上で付け加えると、
自分はダービーに関しては「ロマン重視」で毎年馬券を買っておりまして。今年の皐月賞上位4頭の騎手を見ると、福永、ルメール、武、川田で、川田以外はダービーを複数勝利したことがある騎手ばかり。個人的にはドラマ性に欠ける気がするんですよね。
そういう意味でドラマ性を感じるのは、そろそろダービー制覇の順番が回ってきてもいい田辺、弟厩舎からの出走で決まれば「ダービー兄弟制覇」となる池添、それに昨年のダービーをハナ差2着で惜敗したことで、「ダービージョッキー」となるチケットを手に入れた横山武史あたりじゃないかと思ったんですが…。
■東京優駿《GI》予想■
◎プラダリア 〇ドゥデュース ▲イクイノックス
☆マウンテンレオ △アスクビクターモア
△キラーアビリティ △ジオグリフ △ダノンベルーガ
△ピースオブエイト △ロードレゼルここは内枠に入り、追い切りも抜群の手ごたえだった
プラダリアを本命に。前走の青葉賞は、激流で流れたきつい展開を難なく抜け出すという強い内容。そんなレースの後にもかかわらず、追い切り後の馬体重が増加しているのは、まだ成長している証なわけで。それも今年連闘含めて4レースも走ってるのにもかかわらず…ですよ!?w 馬主がウインズ名古屋の管理会社・名古屋友豊というのも関係があるんでしょうか。
ひとつ心配なのは、ダービーも皐月賞同様にゆったりとした流れになるかもしれない部分なのですが、デシエルトが逃げ宣言をしていて、ピーアストニッシドも今回は積極的な競馬を取らざるを得ないと踏めば、ペースはそう遅くもならないはず。「青葉賞の勝ち馬にダービー馬なし」のジンクスもありますが、ジンクスは破るためにあるもの。今年こそ決めてもらいましょう。
対抗は皐月賞上がりタイム1位のドゥデュース。ペースの緩かった皐月賞で3着まで追い上げた末脚は目を見張るものがありました。距離が気になるところですが、3歳の春なら能力でカバーできるのでは?
イクイノックス、ダービーが目標だっただけに、普通に買うならこの馬なんでしょうが…まあ、親の因果が子に報いとでも申しましょうか、
2戦連続大外枠というのは、数々のG1で内枠を引きまくったお父さんのキタサンブラックの反動としか思えないw それでもここまでの春G1全9レース中、4レースで大外18番が連対してるわけですし、ノーマークにはできません。
で、
今回密かに楽しみなのが☆マテンロウレオ。単勝ブービー人気の馬でまた何を…とお思いでしょうが、自分面白いデータを見つけてしまったんですよ。
実は
2015年から7年連続で、皐月賞上がりタイム2位の馬がダービーで3着以内に入着しているんです。逆に上がりタイム1位の馬は、10年で4頭しかいません(ただし、その4頭<ワンアンドオンリー、ドゥラメンテ、マカヒキ、コントレイル>はみんな1着)。無理やり理屈をつけるとしたら、ダービーに求められる速さというのは、2000mでの「そこそこな切れ味」ということなのかもしれません。
で、皐月賞上がりタイム2位の馬が、なんとこのマテンロウレオなんです。考えてみれば、きさらぎ賞では目の覚めるようなな豪脚を決めていたのに、弥生賞・皐月賞では首をかしげるような惨敗。もしかしたら、右回りコースが苦手で、ペースも緩かったからかもしれません。意外性のある男・横山和生の騎乗でもありますし、府中コースでペースが速くなるダービーなら、「激変」もあるかもしれませんよ…!
単勝 ⑥⑯
馬連 ⑥-③④⑤⑫⑬⑮⑯⑰⑱
ワイド ④-③④⑤⑥⑫⑬⑮⑯⑰⑱なんでキラーアビリティの単勝を買っとるねんという話なんですがw昨年ダービー2着で悔し涙を流した横山武史を見ているので、応援してあげたいんですよねぇ。今回のダービー、一番のドラマ性を感じるのは彼。昨日まではこの馬が本命でした。

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さあ、勝っても負けても。素敵なダービーを見せてちょーだい!
なお、当方の予想を参考にしてハズれても、責任は一切取りませーん!
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