ちょっと前のお話になりますが、毎度のことながらも、秋田書店のO井さんから麻雀のお誘い。
メンツは安田弘之先生と、かつての上司であるニシヲさんです。
うーん、ニシヲさんと麻雀を打つのは、何年ぶりになるだろう…。
たぶん、いでえいじ先生の漫画でも取り上げられていなかったと思いますが、おそらく麻雀でボクからお金を毟り取っていたベスト5に、このニシヲさんが入っております(関係者w)。
ま、同じ編集部だったから、一番麻雀を打つ機会があった…って話ですけど。
それはさておき、場所は飯田橋の某雀荘で、打つ時間が平日のお昼。
安田先生の接待みたいなもんなんで、それは問題ないんですが…。
ニシヲ「秋くん、今日ここに社長が来るわよ」
へ? しゃ、シャチョー!?
どうやら、取引先の人と決まった時間に麻雀をしているらしいのだが、今がまさにその「決まった時間」らしい…。
ま、来たら来たで説明すりゃいいじゃーん。軽いなぁ。
つーことで始めて、2回目の半荘。
早い巡目でこんな手牌になりました。 ツモ
ドラ
一通も見えるけど、ドラ2枚あるし、こりゃ3メンチャン狙うでしょ?
てなわけで打2索。
ツモさんツモさん、ピンフにな~れ♪ ツモ
ドラ
おえぇぇぇ。
ま、よくある役なしテンパイになりました。
まあ、当然、科学する麻雀的にも麻雀で食え的にもリーチだと思うんですが、出アガリだと単なるゴーニー。
しかも作家さんとの麻雀だし、あまりがっついたところを見せたくない。
てなわけで、小島武夫の麻雀入門的に1索を落としました。
すると、引いてきたのは、まあエクセレントな3索。 ツモ
ドラ
なんと見事な4メンチャン。当然即リーチ。
で、即ツモが6索なんですな。
賢明なる読者はご存知だと思いますが、私、こんな倍満を逃しました。 一発ツモ
ドラ
いや、もう何処まで言っても結果論なんですけど、小島武夫だがっついただ言うんであれば、最初から一通やってろよ、と。
しかも、4メンチャンがアガれないし!
…と、七転八倒霞斬り(意味不明)をしていると、どこからか痛くて身が焦がれるような熱視線が。
「ま~た、お前はやってんのかぁぁぁっ!!」
しゃ、社長ぉぉぉぉぉっ!?
い、いや、この麻雀は作家さんとの接待であって…
ニシヲ「アハ♪ すいませ~ん」
あ、ニシヲさんに言ってたのね。
じゃ、今度はオレの言い訳…。
社長「……」(きびすを返して、別部屋へ)
って、オレは無視かぁぁぁっ!?
その後、別に社長から何の小言ももらっていませんが、それはそれで哀しい私であります。
オレ、直接社長と一緒に仕事してたこともあるのになぁ…。