ダノンプレミアム、出走回避痛いなー。
古今東西、こういう順調さを欠いた過程でダービーを獲った馬って聞いたことないんですよね。どんなに怪物でも、普通に生き物だから。もう乗り込みを始めてるっていうなら、いっそNHKマイルからダービーの「変則2冠」狙いとかすると、どっちかのタイトルは獲れる気もするんだけど。
…などという、愚痴はさておきw
皐月賞はあっさり決定です。◎
キタノコマンドール。
オフィス北野の御家騒動もまぁるく収まり…なーんて、サイン馬券じゃなくてね。
単純に、皐月賞ステップレースのここ3年のタイムを見て気付いちゃったのです。
京成杯(中山2000m)
16年:2:01.4
17年:2:02.5
18年:2:01.2
共同通信杯(府中1800m)
16年:1:47.4
17年:1:47.5
18年:1:47.4
すみれS(2200m)
16年:2:13.2
17年:2:14.1
18年:2:11.7
若葉S(阪神2000m)
16年:2:02.2
17年:2:00.3
18年:2:00.0
弥生賞(中山2000m)
16年:1:59.9
17年:2:03.2
18年:2:01.0
スプリングS(中山1800m)
16年:1:48.1
17年:1:48.4
18年:1:48.1
弥生賞とすみれSだけ、前年と比べてズバ抜けて速いんですよね。弥生賞の場合、2016年に
マカヒキが叩き出した1:59.9がとんでもないだけで、今年の2:01.0はまあ相場だったりします(去年なんだったんだよ、
カデナw)。
しかし、
キタノコマンドールが勝った2018年のすみれSは、過去30年(阪神2200mでは26回施行)で一番速かった2:13.2を1.5秒塗り替える、2:11.7という衝撃の速さ。しかも、
それまでのすみれSって、2分11秒台はおろか、12秒台すら出たことがなかったんですよ?
「単にその日、時計が出る馬場だっただけでしょ」といえば、確かにその通りかもしれません。
ならば、すみれSと同日に開催されている阪急杯のタイムと比べてみましょう。
阪急杯(阪神1400m)16年:1:19.9 (すみれSは
2:13.2)
17年:1:21.4 (すみれSは2:14.1)
18年:1:20.1 (すみれSは
2:11.7)
なるほど、今年は2016年と同レベルの高速馬場と考えてもいいかもしれません。
でも、その同条件の馬場で、今年のすみれSはさらに1.5秒速かったわけですからね。…と、ここまで書いて。
まあ、2016年当時のすみれSレコードホルダーは、現在オープンで絶賛2ケタ着順中の
ジョルジュサンクですしw 勝ちタイムだけで実力が測れないのは、痛いほど知っております。
だいたい、すみれSは通年、出走馬が少頭数しか揃わないことも多く、レベルも他のトライアルレースとは一枚落ちます。
「ダノンプレミアムだったら2分10秒台だったんじゃね?」とか言われたら、そりゃそうかもしれんとw キタノコマンドール自体、キャリア2戦で多頭数の競馬もしたことがないという不安もありますし。
ただ、ダノンプレミアムに負けた2頭(
ステルヴィオ、ワグネリアン)の「暫定王者」に人気が集まるようなら、桜花賞同様「実は化け物はここにいました」アゲインで、キタノコマンドールの爆発力に賭けるのは、(オッズ的にも)悪くはないかなぁ…と思うわけで。
皐月賞を4勝しているデムーロの騎乗も決まったしね^^(←これ大切w)
そんなわけで、結論。
■皐月賞《GI》予想■
◎キタノコマンドール ○ワグネリアン ▲ステルヴィオ
☆ケイティクレバー △エポカドーロ △オウケンムーン △グレイル 対抗は
ワグネリアンの方で。福永騎手をダービージョッキーへと誘(いざな)うのは、実はこの馬かもしれんと思っていたり。
爆弾☆はそのすみれSで2着だった
ケイティクレバー。朝日杯の11着は度外視。
若駒SやすみれSのようにしぶとい脚が残せる今なら、前残りの競馬になった時には波乱を演出しそう。少なくても
ジェネラーレウーノよりは妙味があり。
なお、当方の予想を参考にしてハズれても、責任は一切取りませーん!
* * * * * * * *
■皐月賞《GI》結果:ハズレ…■
1着:△エポカドーロ 2着:…サンリヴァル 3着:…ジェネラーレウーノ
4着:▲ステルヴィオ 5着:◎キタノコマンドールダービー狙いだったら、初めから教えてくれよ…orzプラス12キロを見て、実はちょっと不安だったんですが…うげー。
というか、ケイティクレバー浜中の消極策(調教師の指示?)にも閉口。
前走でハイペースこその馬だとわかったと思うんだけどなぁ。
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