歴史上に名を残す人物の名言は、いつも心に刺さりますよね。
久しぶりに更新する今日のブログは、そんな名言から始めさせていただきます。
「おいちゃん、それを言っちゃあおしまいよ」(車寅次郎)歴史…?w
つい先日、AbemaTVで開催されている麻雀駅伝について、ワタクシはこんな発言をさせていただきました。
このツイートに対して、いつものようにたくさんの賛同意見から罵詈雑言までを頂戴したわけなんですが。
まあ、この辺の話の流れに関しては、皆さんで確認してもらうとして。
その後、ある麻雀プロのブログには、麻雀駅伝の内容に関しての記事で、こんなひと言が書かれていました。
「麻雀というのは強者が勝つゲームではない。」* * * * * * * *
皆さん、どう感じました?
そりゃ、自分だって、麻雀というのはどーしようもない運ゲーだと思います。
どんなに広い待ちだって、たった1枚しか残ってない単騎待ちに負けちゃうことだってあるし。
でもね、
麻雀プロが「それを言っちゃあおしまい」なんですよ。手牌の進め方から、山読み、捨て牌読み、対局者の表情やクセに至るまで、それこそ様々な理論や法則性を引っ張り出して、「運」をコントロールしようと研究を重ねているのが、麻雀プロという人たちです(中にはなんにもしてない人もいるでしょうけど…)。
何のためにそこまでするのかと言えば
…勝ちたいからでしょ?「強者が勝つゲーム」じゃないんだったら、麻雀は採点競技にしちゃえばいいんですよ。
全選手の牌山を同じにして、どんな手を和了ったかでそれぞれポイントつけて、最終的に一番高い人が勝ちにすればいい。
でも、それって面白いですか? 卓上で4人が、幸運不運をスパイスにして、それぞれの技量で勝利へ向かう姿をファンは見たいんでしょ?
麻雀ファンだったら「ああ、このプロ、今日はツイてなかったな」とか考えてもいい。
100%不可避な役満放銃を「これは悲劇だ」と我が事のように気の毒がっても構わない。
でも、
負けた麻雀プロは、どんな時でも「ツイてないんで負けました」って言っちゃいけないんですよ。百歩下がって、本音はそう思ってても、口に出しちゃ絶対にダメ。なんでですかって?
かっこ悪いからです。ファンは、対局へ向かう後ろ姿も、勝った後の笑顔も、負けた後のため息も、全部全部見ています。
プロがそこでかっこつけなくて、何がプロなのよ。
* * * * * * * *
麻雀駅伝。
どんなに強かろうが、相手は「アマ」を名乗る方々なんだから、対局する麻雀プロの皆さんには、「アマには負けない」って、もっと目を吊り上げて最終戦に臨んで欲しい。
これだけ危機的状況なのに「いやー、アマの皆様、ホントにお強い♪」とか、プロ側がお世辞を言ってるところなんか見たくないんですよ。
その上で、「287.2P」という差をできる限り詰めて、なんなら大逆転優勝して、ファンの一人でも多く「やっぱり麻雀プロって凄いんだ」ってなればいい。
「さあ、明日はきっとからっと晴れたいい日曜日だぞ」(車寅次郎)結構毛だらけ、猫牌だらけ。にゃー。
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