かっぱがれ編集・秋のへっぽこギャンブル日記

基本はギャンブル日記だけど、まあ趣くままにてきとーに。

タイトルホルダーはつらいよ

いよいよ本日、麻雀最強戦2013本大会当日となりました。
ぶっちゃけ今大会はいろいろ事情があってあまりライブ観戦していないので、直前予想は避けておきますが。。。
(個人的には初の女性最強位が誕生するんじゃないかと見てます)

しかし、ほっとけないのが、2日に発売された『近代麻雀』最強戦特集での、歴代最強位一覧表であります。

歴代最強位の一覧。 

間違いなんですよ、これw

おそらく、レイアウト的に1大会1名という形ですっきり収めたかったのでしょうが、厳密に言えば最強位が複数存在していた大会があります。
麻雀最強戦というのは、当時の麻雀界や誌面の都合で、システムがコロコロ変わっていったのも、これまた大切な歴史であって。

元担当として、最強戦の歴史はきちんと伝えていって欲しいと思うし、何よりも正式な「最強位」にもかかわらず、掲載されてない人がいるのは、さすがに失礼。
勝手ながら、ここで多少解説を加えつつ、訂正をしておきたいな、と。

* * * * * * * * *

<第9期>
誤:土田浩翔(最高位戦)
正:土田浩翔(最高位戦)諸永龍平(読者)倉田てつを(俳優)藤谷コマキ(漫画家)
もしくは(空位)


麻雀最強戦は1~5回まで、麻雀界のタイトルホルダーや読者代表(今と違い、ハガキによる抽選で選ばれた数十名ほどで読者予選は開催)によって争われた、一発大会でした。

しかし第6回から、「読者大会」「プロ大会」「著名人大会」「漫画家大会」などの予選的な大会の後、その成績上位者により本大会を行うという、大規模なトーナメント方式に様変わりします(名前も「麻雀史上最強位戦」から「麻雀最強戦」に変更)。

当時は『近代麻雀ゴールド』誌面での“プロ否定宣言”もあり、麻雀プロ以外の、読者代表や著名人などのバラエティ豊かなメンツで、スケールの大きさをアピールしたい意図があったからです(ちなみに第6回でのプロ予選は、「選抜大会」というあいまいな大会呼称だったりしますw)。

しかし、第9回大会を開催するにあたり、編集部ではこんな意見を言う人が出てきました。

「各大会は予選みたいなもんだけど、それでも優勝は優勝じゃねえか。なんでわざわざ改めて本大会をやらなきゃいけねえんだ」

…今聞いても、わかったようでわからない理屈なんですが^^;

結局、この意見が通って、第9回大会では本大会は開催されず。
「プロ最強位」「読者最強位」「著名人最強位」「漫画家最強位」の4人が、それぞれ「第9期最強位」という扱いになりました。

しかし、現最強戦の礎となっている、全国各地の雀荘が会場となった読者予選システムはこの時からで(参加者は約2000名)、プロ大会も決められた人数の選抜大会から、第3次予選まで開催する大々的なものになりました。
誌面的にも混乱があったのは事実なんですが、本大会が開催されなかった分だけ各大会のグレードが高められ、結果的に近代麻雀の読者以外にも認知されるようなタイトル戦に成長したのも、この第9回大会がきっかけだったのです。

で、この話。実はさらに続きがあって。
本大会は開催されない話になったのですが、それを逆手にとって、『近代麻雀オリジナル』編集部は、最強位4人を集めて、エキジビション対局を誌面で実現させます。
(絵的に「畳の上での対局を見せたい」という話になり、近くのお寿司やさんに自動卓を持ち込んで、対局の後はそのまま打ち上げというw)

結果は土田プロが貫禄の勝利。
この辺のエピソードが、後進の人間にも勘違いさせてしまうのかもしれません…。

* * * * * * * * *


<第12期>
誤:森山茂和(プロ連盟)
正:森山茂和(プロ連盟) 太田大典(読者)
もしくは(空位)


第6回から11回まで続いたトーナメント方式も様々な事情が重なり、第12期最強戦からは漫画家大会は単独としてのイベントに。著名人大会も休止となり、麻雀最強戦は「プロ大会」と「読者大会(アマ)」の2大会に統一されます。

予選的な性格だった大会が減ったこと、また、経済的にホテルでのタイトル戦開催が難しくなったこともあって、本大会の開催がなくなってしまったのです。

読者大会は、甚平姿に『堕落論』の文庫本を携えて対局に臨むという!“かぶき者”ぶりを発揮した太田大典さんが優勝、読者最強位となります。

で、もう一方のプロ大会で優勝したのが、当時は運営など裏方仕事が多く、あまりタイトル戦には縁のなかった森山茂和プロでした。

このように独立した2大会があった以上、第12期最強位にはこのお二方の名前が併記されるのが正しいはずなのです。

ちなみにプロ最強位獲得直後、モンドTV放送の「プロ麻雀最強戦」シーズン(主催は竹書房)でも、森山プロは見事に優勝を果たします。
この2大会での優勝が大きなインパクトとなり、森山プロの名が麻雀界で大きく知れ渡っていくのです。

* * * * * * * * *

さて、第13回大会以降も、プロ大会と読者大会が軸として開催されるようになります。しかし……

「大勢の参加者が集まる読者大会を本大会にすべきだろ」

…という声が編集部で挙がり、プロ大会は「成績上位者が本大会に進出」というシステムによって、事実上「本大会予選」に格下げになります。

実は第17回大会では、プロ大会でも別に決勝が行われていて、そこでは二階堂瑠美プロが優勝していたりするんです。

二階堂プロも森山プロの時と同様、数回の予選を経てプロ大会を優勝したわけですが(ただし本大会では敗退)、最強位と明記されないのはそういった事情があるのです。

* * * * * * * * *

……わかっていただけましたでしょうか?
わからないかもなあw

まあ、ニコ生中心となり、あの頃と比べたら、最強戦もまたいろいろシステムの変わった大会になりましたが、「麻雀界を盛り上げる」という理念はなんら変わっていないと思います。

後年になってもオールドファンから懐かしがられるような、ドラマ溢れる闘牌を出場者が魅せてくれたら……と思っております(*^^*)
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プロフィール

編集・秋

Author:編集・秋
年齢:昭和44年生まれの47歳。
   忠義もへったくそもない一人四十七士(意味不明)
職業:麻雀漫画誌「近代麻雀」等、元(涙)編集
趣味:ギャンブル(競馬・麻雀等)
   プロレス観戦
   ハロプロ・乃木坂46鑑賞
(おいおい、増えちゃったよ)
   ほかいろいろ
貯金:0万(なくなりました…)
ギャンブルの負け金:約1800万(順調に増えてます…)
座右の銘:ワルツにはワルツを、ジルバにはジルバを
(byニック・ボックウインクル)

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