節分になりましたか。。。
入院も2月までいくと思ってなかったなぁ。
ようやく痛みも落ち着いてきたところで。
ここ数日で何が起こったかを詳しく。
以前お伝えしたとおり、傷も順調に回復し、今日にも退院と伝えられていた2月1日の水曜日。
「…?」
朝、
なんとなく傷口部分がこんもりと突っ張るような感覚。
とりあえず、昨日までの順調?な感じではありません。
案の定、朝の診察で
退院は無理との判断。
おそらく、脂肪腫の剥離した面積が広すぎて、そこに血やウミみたいなものが溜まっているんではないかと。
とにかく、ドレーンからそれが抜けるのを待つしかない。
しょうがない、まあ、それでもあと数日だ。
で、外出は普通にできるので、定時で会社に出勤し、仕事をしていたのですが、やはりなんだか背中から肩の違和感が気にかかる。肩こりの大物みたいな鈍痛。
あくびというほどでもなく、背筋を伸ばし胸をそらすようにして深呼吸してみました。
プチっ
プチ…?
なんとなく、体内で何かが切れた音が。
その音を聞いた途端、背中のドレーンから何か液体がドクドク。
「おっ、今の伸びで、詰まってたドレーンからウミが出始めたかな?順調順調」
実際、少し肩が楽になった気もしたので、しばらくは普通に仕事をしていたのですが、なんとなく背中がじんわりする。
まさか…。
▲そのとき着ていたジャージ。少しグロい?
ああ、やっぱり!
背中が血でベッタリ!
あわてて病院に戻り、また診察をしてもらうことに。
ガーゼをはずすと、傷口から血が噴き出して、あっという間に背中を流れ出す。
どうやら、縫っていた糸が切れたわけではないらしい。アワアワする医療チーム。
どうも古い血だけではなく、今まさに出ているような鮮血も混じっていると。
「術後6日経過して、こんなはずは…どういうことだ?どういう…」
うわー。米倉斉加年に似ている主治医から出てくる言葉も、どうにも不安になるものばかり。モランボーン!ジャーン!
とにかく、もう一度止血のため、再手術するしかない。
しかし、手術室が夕方まで空いていないため、しばらくそのまま放置プレイ。
背中にはこぶがあったスペースすべてに血が溜まり、大量の血の塊を背負っている状態。
肩はジャミラのように膨れ上がり、苦しくてしょうがない。
ようやくのことで手術室が空き、縫合していた傷を開く。
先日書いた、「爪先に針を刺す」ような作業をまたもや繰り返し、麻酔も何十本。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!
傷を洗浄し、体内で出血の原因を見つけようとする主治医。
「だめだ、わからない…こうなったら、出血してそうな箇所を片っ端から縫合だ!」
えーっ!! (゚Д゚;)
というわけで、剥離して血が出ていそうなところを手当たりしだいに縫うことに!
おそらく、
20~30箇所は縫合したんじゃないでしょうか。
で、手術されながら先ほどの「プチ」の話もしたんですが。
主治医「ああ~、体の中でですか。
確かにそこも切れてますね(そこだけじゃないのか…)。ただ、普通はありえないんですよ。体内にもこんな太いワイヤーみたいな糸で剥離箇所を縫合してあるんで」
手術してる最中に見せてもらうと、確かに
2~3ミリほどのぶっとい緑色の糸。
確かに、これが切れるとは夢にも思わない。
ただし、
止め方が甘かったんじゃねーの?という疑問ももたげるけどw
気を紛らすためか、質問はまた日常生活のお話に。
主治医「どちらにお勤めなんですか?」
私「イテテ、実は竹書房という出版社に…」
主治医「竹書房!スーパーヅガン!」
私「おっ、麻雀されるんですね」
主治医「ええ、昔は。豊臣君みたいにすっかりカモにされてましたね」
自分、あまり素性を隠さずに人と接したりするんですが、それは「竹書房」と聞いて、どう反応するかを聞きたいから。
手術中にもこういう対応をする愛社精神の自分を社長ほめてくれ。40周年万歳。
主治医「昔は読んでました、面白かったですねぇ。まだあったんですか…」
あるわー!ヽ(`Д´)ノ
ということで、45分で終わるはずが、
またもや2時間半の大手術。
私「どのくらい血が出たんですか?」
女医「あ、えーと、500ccくらいですかね…」
私「あ、なーんだ、そんなもんですか」
女医「え!? …まあ、ご本人様がそう思っていただけるならば…」
献血が1回200cc。レスラーの出血も200~400ccなんて話も聞いているので、たいした事ないと思っていたんですが…
これ、貧血起こしても不思議じゃない、かなりの出血なんですってよ、奥様!
主治医「…血の気が多いのかもしれませんね」
どういう意味やねんw
しかし、問題はこの後。
恐ろしいほどの箇所を縫合しているので、麻酔が切れるにつれ、
最初の手術とは比べ物にならないキョーレツな痛みが…!
とにかく、夜が眠れない。
ロキソニンを飲んでる間はなんとかなるんだけど、切れると七転八倒。
2日経った今日の夜になって、ようやくマシになってきました。
経過は順調で、今度こそ来週には退院できると踏んでるですが、なにせ一度2ミリのワイヤーを体内で叩き切ってるので、自分でも完治に自信がない…。
主治医「ジム?退院しても2月いっぱいは運動しないほうがいいですね…」
女医「背筋とかしたら、また体内で切れちゃいますよ♪」
退院しても、しばらくは心配な日々が続きそうです…。
とにかくまたゆっくり休みます。
明日はまた競馬だーw
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ありがとうございます^^
痛みに強いんですかねぇ…結構手術中は「えひゃい」と叫んでましたけどねwww
ちぇろさんを見本にさせてもらって、マイペースで退院目指します
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