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かっぱがれ編集・秋のへっぽこギャンブル日記

基本はギャンブル日記だけど、まあ趣くままにてきとーに。

8/29全日本プロレスin両国国技館

◆レジェンド。リスペクト。ベストバウト。

かなり遅きに逸した感じですが、みちのくプロレスの翌日は、選挙に行った後、全日の両国へ40

長州、小橋、高山、武藤、蝶野、みのる、船木…なんちゅうか、ほとんどプロレスオールスター戦と化したこの興行、これで満員にならなかったら、ホントどうすりゃいいの!?っていうw

むしろ、逆算して、もし改めてオールスター戦をするとなったら、どんなカードにすればドーム級の会場を満員にできるんだろうか。

…もうプロレスにそんな力はないんかなぁ406


いきなり泣き言から始まりましたがw、新日本とは違ったこのバラエティさが、武藤全日本の魅力だったり。

そんな中で、今大会のベストバウトはやっぱりハヤシvs近藤だったり。

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2年前のベストバウトの再戦…ちょっと唐突な感じも否めない…。 プレッシャーもハンパじゃなかったと思うんですが…。


やっぱり凄い試合でした。 12 12 12


正直、今のプロレスはシビアです。

とっくにファンはわかってると思うんですが、もう40歳を過ぎたレスラーは、アスリートの限界を超えたような試合はムリなんです。

今、目の前にいるレジェンドが浴びている大歓声は、いくつもの名勝負を繰り広げてきた、その選手の過去に向けられたリスペクトであって、決して今の試合の評価じゃない。

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試合として見るならば、この勝負を「ベストバウト」として評価しなければ、いつまで経ったってプロレスに「次」はない…それくらい力みなぎる好勝負でした。

最後、ドラゴン・ラナのちょい失敗は残念だったけど、このフィニッシュが、「ハヤシvs近藤」の「ピリオド」ではなく、「カンマ」となった。

このワクワクには続きがある。ベルトをすぐに巻かず、納得がいかなそうだったハヤシの姿に、ホッとしてるボクがいましたw


ほかの試合について。

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前述した、「かつての己の勇姿と闘う現在進行形レジェンド」小橋と、その小橋に「そこがシビれる、あこがれるぅっ!」状態の小島の試合。

さすがに盛り上がってましたね。

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高山vs諏訪魔。

序盤が今ひとつでしたが、試合が進むに連れて、もうワザとだか事故なのかわからないような、頭のおかしい受身をガンガン取り合って、ムリヤリ大迫力になったという、なんかこの二人にしかできない名(迷?)勝負。

おそらく二人とも「なんとか盛り上げなくっちゃ」みたいな状況に、シャレにならない事故受身が連続して起こったんで、「よーし、もうこのままいっちゃおうぜ」となっちゃったんじゃないか、と。

と、すれば、高山が諏訪魔を試合後に大絶賛してたのも頷けるんだよね。

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しかし諏訪魔は、こういったアクシデントが起きないと、なかなか真価が発揮されないところまで、ジャンボ鶴田ソックリw

技術のあるレスラーには、もっとムチャしていいんだぜ、諏訪魔…。

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最後にメインですが、この試合こそまさに、「レジェンドたちの残滓」。
さりとて、それもプロレスだし、なんだかんだいって、楽しめた一戦だったわけでありまして。

昭和から平成の青春ど真ん中をプロレス一色で染め上げた、このボクのようなアラフォーなオールドファンにとって、応えられない試合ではあったんです。

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この、リングに上がってすぐに、40とは思えない跳躍力で飛び上がる船木に、期待しないほうがムリだってw

トペに失敗しても表情に出さない、船木のストイックさがまた「カンマ」となって、横浜での鈴木シングル戦の期待へと昇華していくという…。

でも、個人的にはビュンビュンロープへ飛び回る二人じゃなくて、藤原組当時の、シュートスタイルにこだわって佐野あたりと名勝負を繰り広げていた、あのスタイルのプロレスが見たい。パンクラス当時とまでは言わないから。

船木が似合うのは、バミューダみたいな白いトレパンじゃなくて、あの蛍光グリーンの、ビシッとしたロングタイツとUWFキックブーツ。

横浜ではあのUWF会場の名物だった、

「船木船木船木船木船木ぃっ!」
「みのるみのるみのるみのるみのるぅ~っ!」

…を聞きたいなぁw



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プロフィール

編集・秋

Author:編集・秋
年齢:昭和44年生まれの53歳。
   ゴミのような人生。
   五味龍太郎のような人生
   ではない。
職業:「近代麻雀」等、元(涙)編集
趣味:ギャンブル(競馬・麻雀等)
   プロレス・F1観戦、お城の
   旅行、坂道グループ鑑賞
   ほかいろいろ
貯金:マイナス100万
   (助けて…)
ギャンブルの負け金:約1800万(減らんなぁ…)
座右の銘:ワルツにはワルツを、ジルバにはジルバを
(byニック・ボックウインクル)

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