本家とは違い、更新頻度がどんどん落ち込んでいるこのブログ。
うーん、といっても、ロクに最近レビューするようなものを見ていないし(「必殺」に関してはモーレツに書きたいことがあるんだがw)。
…ってな状況の中、「あややが出てる」というだけの、一転の曇りもないハロプロファンとして視聴に及んだ「ザ・クイズショウ」。
いつものごとく、原作も読んでいなければ夜中の番組も見ていない若輩者ではございますが、感想を言わせてもらえるならば。
いらない要素付け加えすぎじゃないの…?
例えるなら、美味しいシャケが入ったおにぎりを、チョコレートフォンデュでコーティングして、さらにコンペイトウとのりたまをまぶしてぶっかけて、しまいにゃチョコポッキーとかさしてデコレーションしちゃって、とどめにタコ足ウインナーとイチゴをのっけちゃったような、そんなゲバゲバ料理。
まず、この類のドラマなら、最初は番組スタッフの伏線なんていらないんじゃないかと。
ドラマ冒頭からクイズ番組の体裁で始めて、司会者と回答者の二人の攻防を中心にシーンを組み立てていった方が、展開的にもすっきりすると思うんだよね。
裏で番組スタッフが放送するしないでゴタゴタしてるところとか、余計な演出が過多だから、メインの駆け引きにのめり込めないんですな。
真矢みきが裏側でキャーキャー、泉谷がしたり顔でニヤニヤ、あややが甲高い声で「安藤サーン!」…なんかしらんが欲張りすぎなんだって。
伏線張るのは、このドラマのパターンが落ち着いてからで十分。
だいたい、ありえへん∞がZEROを激しく罵倒するラストシーンとか…あれみて、「うわっ、桜井クンの正体ってホントはなんなの!?ドキドキ
」とか、「横山クンってホントは何企んでるのかしら、キャッ
」って、なるのか!? なるのかぁ!?
で、ジャニ俳優に関して、なるべくトータルな視点で見ようと思う私でも、今回は明らかにミスキャスト。
二人舞台にも似た、俳優vs俳優の演技合戦のようなこのシチューエションでは、桜井くんの力量不足が目立って見えるんですな。
「仕事人2009」のように、ゲストキャストがしょっぱい主演陣を支えるようなストーリー構成であれば、気にもならないんだろうけど。
観客を煽る桜井くんの、あのわざとらしい安藤コールときたら…。
あの司会者には、それこそ篠井英介がキャスティングされていたら、印象も全然違ったんだろうケド。
ゴールデンでそんなのムリだって知ってますけどね。
こうなってくると、この不況だし、「単一セットでできるドラマが欲しいんで、そこそこだけど評判がよかった深夜ドラマをゴールデンに昇格させたんじゃねーの?」とか訝ってしまう。
深夜向けの渋いドラマを、無理矢理ジャニ要素や豪華キャストであてがって、ゴールデン向けに飾り付けたイミテーションドラマ。
…なんか、いろんな意味で不幸だと思います。
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