●N・マンセルはジョンブル、ニュータイプはシャリア・ブル |
「TVブロス」にもあったけど、あーらよっ、出前一丁世代…じゃなかった、アラフォー世代にはたまらない、ユニコーンの復活アルバム第1弾。
ユニコーンにハマったのは、まさに大学在学時でした。
「大迷惑」という、ロックとオーケストラの融合にして、内容は「単なる単身赴任をイヤがるサラリーマンの絶叫」というスチャラカぶりに衝撃を受け、それこそダビングしたカセットテープが擦り切れるほど、通学中にウォークマンで聴きまくっていました。
うーん、ウォークマンw
たがしかし。テレビで特番がバンバン組まれたりと、これだけ復活がフューチャーされると、すこし興醒めしちゃうのもファン心理か。
おじさんが思うに、当時ここまでユニコーンはテレビで露出してなかったと思うんだよなぁ。
確か当時は「イカ天」に代表される、空前のバンドブームって呼ばれていたけれど。
でも、そうはいっても、それは当時の僕ら「新人類世代」が浮かれていただけで、実際には「ザ・ベストテン」や「歌のヒットスタジオ」などの音楽番組が幅を利かすような、いまだ「歌謡曲」全盛の時代だったと思う。
終夜放送とかもなかった時代の深夜に、ちらほら見るようになったロック中心の音楽番組でチラっと出ては、「おっ、ユニコーン出てるじゃん」だなんて言ってたくらいじゃなかったかと。
で、ホントの意味でユニコーンがブレイクしたのは、ウンナンやダウンタウンが出ていた伝説のコント番組「夢で逢えたら」のOPに「働く男」がオンエアされてからだったと思う。
つまり、アルバムでいうと4thの「ケダモノの嵐」。
でも困ったことに、ボクが好きなユニコーンはそれ以前なんだよなぁ。
いや、「雪が降る町」も「ヒゲとボイン」も、「すばらしい日々」なんかもいまだにカラオケで涙半分に歌い上げるくらい大好きなんだけど、バカなんだけど青臭くって、若さを躍動させまくってる、2ndアルバムの「PANIC ATTACK」にはとうてい及ばなくって。
だって、21年前のアルバムだよ。
なのに、いまだに「I'M A LOSER」とか聴いて、今の民生じゃ信じられないくらいのキンキンロッカーボイスに、大学生の頃と同じようにシビれちゃってるんだから。
聴いてるハード機はウォークマンからiPodに変わったけど。
この「シャンブル」を聴いてても、さすがのおっぺけぺ全開なユニコーンも、「♪歳を~と~ったぁ~」と感じずにはいられない。
なにしろ、「HEY!たくちゃん」…じゃなかった、「HEY MAN!」じゃ、「♪ヒゲヅラメガネ、ふざやがって…黒塗りの馬鹿でかい外国車」と若い奴目線で中年ハイソ親父を敵視していたのに、いまや「オッサンマーチ」では「偉くもないし賢くもないが修羅場ならばくぐりまくり」と、みすばらしくなった中年を賞賛しまくってるワケなんだから。
ホントはアベBがいまだにハッスルしてる「WAO!」ような曲を何曲も聴きたいんだけど、他のアルバム曲を聴くと難しそう。
まあ、それが「ヒゲとボイン」→「SPRINGMAN」と、スローファストロックへと傾倒していったユニコーンの、正当な流れなんだろうけどね。
まあ、こんなことを言うのは少数派だと思うが…。
私が思う奥田民生史上最高のロックソングは、山瀬まみロック化計画に提供した「ゴォ!」なんであります。
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