かっぱがれ編集・秋のへっぽこギャンブル日記

基本はギャンブル日記だけど、まあ趣くままにてきとーに。

●良作、口に苦し

風のガーデン DVD-BOX風のガーデン DVD-BOX
(2009/03/18)
中井貴一黒木メイサ

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最終回、見ました。


中井貴一のガンとの闘病を見つめる、緒形拳の優しい眼差しときたら。

緒形には、その中井の迫真の演技に、自らのガンに蝕まれている姿を重ねつつ、客観的にがん患者を看病するホスピスとして、そして不肖の息子を見取らねばならない父親としての、高度な演技が要求されていたはず。

ああ、役者稼業というものは、時になんて残酷なシチュエーションを与えてしまうのだろうかと。


さて、今作品は、
「四季折々の映像に溢れた富良野を舞台に贈る、ガンに冒された不良男の、最期の家族再生物語」
と、まとめてしまえるお話なんですが、最期の中井貴一の闘病シーンは意外とあっさりめな感じ。

むしろ、それまでにしてきた不倫相手の伊藤蘭とか、Hはされてないけど生きていたら間違いなくされていたw平原綾香の、突然「とり残された側」の苦悩を描くのに時間を割いていたというか。

まあ、それが中井貴一の「原罪」だからってスタンスなんでしょう。

倉本總のドラマって、妙にグレた不良キャラを出して、「現実なんてこんな汚れた人しかいないでしょ?」って、変なリアリズムを出そうとしているのが鼻に付くんだよなぁ。
しかもそれが、「ほら、俺も昔は不良だったから」って、中途半端にひけらかされてる感じがして。

無頼を気取った性善説ストーリー。
美しい自然にマッチしない、この「人工的な人間臭さ」ってなんだろう?


良作ではあるけれど、正直、「倉本印」の苦味があって、少しボクの口には合わなかったようです。
演出・演技陣の頑張りはあっても、名作ではないかなぁ。

「ラストシーンは平原に歌わせて視聴者泣かせちゃえ」みたいな、短絡的な演出も、極めて残念なんだよなぁ。


個人的に嬉しかったのは、緒形拳と草笛光子との再会シーン。
これ、倉本さん、「仕事屋稼業」の影響あるだろ!?

いつ緒形が草笛に「おかみさん、無様に生きていきましょうぜ」っていうか、もう不安で不安でw



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プロフィール

編集・秋

Author:編集・秋
年齢:昭和44年生まれの47歳。
   忠義もへったくそもない一人四十七士(意味不明)
職業:麻雀漫画誌「近代麻雀」等、元(涙)編集
趣味:ギャンブル(競馬・麻雀等)
   プロレス観戦
   ハロプロ・乃木坂46鑑賞
(おいおい、増えちゃったよ)
   ほかいろいろ
貯金:0万(なくなりました…)
ギャンブルの負け金:約1800万(順調に増えてます…)
座右の銘:ワルツにはワルツを、ジルバにはジルバを
(byニック・ボックウインクル)

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