●夏の日の2004年 |
▲試合中、漫画に夢中のテイオー…。 ▲ 謎の足場作り。もはやチンパン以下w
みちプロ特有のサブカルちっくというか、ネタ試合wも楽しかったんですが、それはそれとして、ちょっと昔話。
闘龍門Xの若手を興行に抜擢するようになった直後の、2004年の夏。
福島のいわきまで出て、みちのくプロレスを観に行きました。
ちょっとしたプチ旅行と決め込んで、スーパーひたちに乗り込み、wktkしてたんですが。。。
まあ、試合に出るレスラー出るレスラー知らない選手だらけ!
そのため、会場もほとんど沸かず、夏だというのに客席は冷え込むばかり。
この若手主体の興行にかなり暗い気持ちになって、当時会場で配られていた「ドテカミン」を飲みほしながら、ゲップにまみれて常磐線に乗り込み帰宅しました。ふぅ。
ところが翌年。
確か大船渡あたりで見たと思うんですが(我ながらいろんなとこ行くのう)、その若手選手たちもすっかりファイトが上手になり、一流のプロレスラーに化けていたんです。
その日、感動したのが、野崎真実vsハヤトJr.。
ハヤトは週プロでも紹介されていた若手のエース候補だし、バチバチファイトは承知していましたが、それを受ける野崎の受け身のスゴさ!
「日本最低身長のプロレスラー」でありながら、ハヤトのスタイルを生かすために、ボコボコに蹴られ、投げられまくるその姿には、ちょっと感動すら覚えました。
例えるのなら、天龍に蹴られまくる輪島のような…違うかw 高田に蹴られまくる越中みたいな感じだな、うん。
他にも、義経、ラッセ、南野、バナナ千賀…おかしな方向に覚醒したセーラーボーイズはおいといてw、みちのくスタイルの伝統であるジャパニーズルチャを身につけた新世代レスラーが、見事に育成されていたんであります。
ああ、やっぱり、経験が人を育てるのだなぁ、と。
新崎人生社長の審美眼と凄腕プロデューサーぶりを見せ付けられた思いでした。
時は流れ、2008年。
▲義経vsハヤトJr.、みちのくの未来。 ▲バチバチです。 ▲ハヤトJr.タイトル奪取!
メインの義経vsハヤトJr.といい、第4試合の景虎・ラッセ・野橋真実vs南野タケシ・大間まぐ狼・ken45°といい…まさに今の「代替わり」を象徴するような、ハイスピードルチャの完成度ときたら!
当時の苦境を見ていたファンにとっては、メイン終了後に感極まって涙を流す新崎人生同様、今のみちのくに深い感銘を受けずにはいられないのであります。
▲棺桶をかぶせられたサスケ。
……え~と。wwwww
いろんなもんひっくるめて、好きです、みちのくプロレス。