●こうなったらKENTAvs近藤も見たいよなぁ |
ムタ三冠防衛 みのる流血葬で盟友・高山が立ち上がる
丸藤が世界ジュニア王座を近藤から死守[ スポーツナビ ]
とにかく注目だった、丸藤vs近藤戦。
近藤の06年8月のカズ・ハヤシ戦は、スピード感満載の動き、スリリングな攻防、ハードヒットな技の応酬…武藤全日本においても5本の指に入るほどの名勝負でした。
ドラゴンゲートしかり、ノアジュニアしかり。
とにかく「カミングアウトプロレス」このかた、プロレスが生き残るファイトスタイルの主流は、間違いなく「スピ-ド&ハード」。
もはやプロレスファンの過半数の支持を受けている…といっても、過言ではないでしょう。
(金本、裕次郎を代表とする、悪い意味でヘビー級と同じようなアスリートスタイルへと変貌をとげ、ジュニアという聖域を自ら放棄したのが、藤波やタイガーマスクを始祖とする新日ジュニアだった…ってのは、どんな皮肉なんだよw)
そういう意味で、「スピ-ド&ハード」というテーマにもっとも即した「超進化形プロレス」を期待された丸藤vsKENTAが、「60分フルタイム」というクラシカルな結果で若干ぼやけてしまった感が否めない現状、この試合に期待しない方がおかしいでしょ
果たして、この試合は、ノアスタイルと武藤全日本(というか、カズ・ハヤシ全日本?)の融合という難しい状況下で、現代プロレスの新スタイルを提示した素晴らしい名勝負へと昇華してくれました。
言わずもがな、私は、対KENTA戦よりも、この試合を年間ベストバウトの候補に入れたいと思います。
大・満・足っ!
ムタvsみのるは…まあ、あんなもんでしょ。
「今のムタ試合は雰囲気で楽しめ」っていう格言を忘れたか?w
…ホントは思い切ったWWEやハッスルのような演出が、ムタの試合には必要だと思うけどね。
リング下に棺おけとか用意してあって、毒霧で気絶したみのるが棺おけに叩き落されるくらいの演出が欲しい!
(どこのアンダーテイカーだよ)
それ以外で、マニア的に興味をそそられたのが、第2試合の真田聖也vs征矢学。
この試合、もはや新日でも前座から「トップロープからのドロップキック」などの大技が当たり前のこの時代に、トップロープからの技はひとつもなし。
(スワンダイブ式ドロップキックとか、その場飛びムーンサルトとかはあったけど)
さっきの話と相反するようだけど、若手選手は使う技を限定させて、技の組み立て(=客を沸かせる技量)を覚えさせるべきだと、昭和のおっさんは思うわけですよ。
さすがに時代も変わり、ドロップキックと逆エビとエルボーだけでは試合もできなくなったけど、この試合くらいの技数で前座試合は構築されていったほうが、メインエベントも映えます。
しかも、観客を沸かせ、声援を勝ち取る経験は、若手として達成感もあるんじゃないですかねぇ。
まあ、他の団体ではそんな選手育成の余裕もないのも事実ですが。
観客が少なかったのは残念でした。
地上波がなくなったからなんだろうなぁ… 。
もう一度定期放送で「プロレスLOVE」復活しないかなぁ。
「コロッセオ」でも構わないけどw
ってか、GAORA見るけどwwwww