かっぱがれ編集・秋のへっぽこギャンブル日記

基本はギャンブル日記だけど、まあ趣くままにてきとーに。

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必殺必中仕事屋稼業

「めざましテレビ」追悼ニュースのBGMが「白夜行」だったのはなぜ?  
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(2002/08/07)
緒形拳林隆三

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朝起きて、テレビをつけて、2秒で絶句…。
緒形拳が亡くなっちゃいましたよ…。


ボクくらいのアラフォー世代だと、なんとなく五社英雄あたりに代表される昭和の情念いっぱいの大作邦画に出まくってたイメージがあります。

昭和の情念映画=大女優を芸術っていって脱がしちゃうよ~ん映画

って感じですがw
…だって当時は思春期だったんだモン、しょうがないじゃんよぉ。


冗談はさておき。
以前、こんなお話を聞いたことがあります。


かつて、テレビドラマに緒形が客演した際のこと。

そのドラマの撮影中、緒形はず~っと機嫌が悪かったのか、スタッフに挨拶もせず、自分の出番以外は、ず~っと黙ったまま。
当然現場は緊張感でいっぱいになる。

なんとか撮影も終了。
みんながホッとしたその瞬間、緒形は脚本家の前にすごい剣幕でカツカツと近づいていく!
一同が騒然とする中、緒形が脚本家へ吐き捨てるようにひと言。

「…つまんねぇ本書きやがって」


怖ぇ~~っ!! 12121212


また聞きなので、どこまでホントかは知りませんが、ネットなどで見る限り、演技や作品内容に厳しかったのは確かなようです。(演技がヘタな奴は子役でも鉄拳制裁…って、マジですか!?)
それ故、映画最後の出演が「ゲゲゲの鬼太郎」ってのが、物凄く解せないのですがw



必殺マニアの私としては、緒形拳のテレビドラマの代表作としてぜひ挙げておきたいのが、「必殺仕掛人」ではく、この「必殺必中仕事屋稼業」

いわゆる「非・中村主水シリーズ」としてはNo.1の傑作といわれるこの作品。

必殺シリーズの「許せぬ悪を殺す」という不文律に、当時の競馬や麻雀ブームにあわせて“ギャンブル”という要素をプラス、見応えあるシリーズに…ってのが、まあ企画書段階のテーマ。

しかし、この作品のホントの見どころは、殺し屋という本性を隠し、普通の幸せな生活を模索するアウトローたちが、市井での生活で必然のごとく破綻を来たし、悲しき結末をたどるという崩壊劇を、一話完結スタイルでありつつ、多くの伏線を持って、スケールの大きい長編ドラマとして描かれた部分だったりします。


前作の「暗闇仕留人」でも、糸井貢という殺し屋の切ない末路がかなり濃密に描かれていますが(追記に詳細あり)、今回はまさにグループとしての崩壊劇。

内縁の妻だったお春に殺し屋としての素性がバレ、一度は殺し屋をやめる決心をするものの、結局はお春と別れる決意をする半兵衛(緒形拳)。

実の息子・政吉を失い、絶望して死のうとするおせい(草笛光子)を制止し、半兵衛が叫ぶ。

おかみさん、俺たちは無様に生き残ったんだ!
人間、生きるため死ぬため大義名分を欲しがる。
でもそんなものなぁどうだっていいんだ!
明日のない俺たちは無様に生き続けるしかないんですよ。
おかみさん。無様に生き続けましょうよ、無様にね。
死んじゃいけませんぜ…。


この言葉、今の格差社会で苦しむ我々にもジーンとくる、むちゃくちゃいいセリフだと思いません?
これって、確か緒形か工藤栄一監督が作った、脚本にないアドリブなんですよね。スゴすぎるって!


緒形拳の主演映画に関しては、また後述します。
決して「無様」ではなく、「格好よく」生き抜いてこの世を去っていった、緒形さんのご冥福をお祈りいたします。


しかし…主水が危ないと思ってたら、先に梅安かよ…。
どんどん自分世代のヒーローがいなくなって、寂しいなぁ…406


※有能で将来を期待されていた蘭学者・糸井貢(石坂浩二)が、病弱な妻の治療費を稼ぐために学問を捨て、殺し屋へと転進するが、悪人にたいして殺しを躊躇するなど、甘さを垣間見せる。

しかし作品中盤で、殺し屋同士の抗争の巻き添えとなって、あろうことかその妻自身を失ってしまう。
皮肉なことに、その妻を失った虚無感を埋めるため、糸井は非情な「殺し屋」へと成長する。

だが最終回、開国派の若年寄を殺そうとする瞬間、蘭学者としての顔が一瞬のスキを生み、返り討ちにあって殺される。

亡骸は主水たちによって、遠いオランダへと続く海に流されていく…。
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プロフィール

編集・秋

Author:編集・秋
年齢:昭和44年生まれの48歳。AKI48。
職業:麻雀漫画誌「近代麻雀」等、元(涙)編集
趣味:ギャンブル(競馬・麻雀等)
   プロレス観戦
   ハロプロ・乃木坂46鑑賞
(おいおい、増えちゃったよ)
   ほかいろいろ
貯金:0万(なくなりました…)
ギャンブルの負け金:約1800万(順調に増えてます…)
座右の銘:ワルツにはワルツを、ジルバにはジルバを
(byニック・ボックウインクル)

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