昨日の夜は、三沢が亡くなったことをネットで知って、ほぼ放心状態。
コアなプロレスファンであることを知る友人や、よく一緒にプロレス観戦している作家の大橋ツヨシさんなどから続々メールが入る。
ああ、ウツすぎる…。
ホントにお昼までなんにもする気がなくなり、ふとんの上でボーッとしていたわけですが。。。
実は今日、新日のスーパーJr.決勝戦のチケットを買っていました。
正直、今日の競馬は単なるGⅢだし、メインだけPATでやって、直接自宅から会場の後楽園ホールへ行こうと思ってましたが、そのためには気分が重過ぎて…。
なので、ウツで気だるい体を引きずり起こして、無理矢理府中で競馬。
いつものように負けたり負けたりして、気分をとりあえずハイにしてから、水道橋へと向かいました。
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会場の後楽園ホールはいつものように大盛況。
変におセンチな人はいない…ように見える。
中西vs棚橋の調印式の後、全選手が出てきて、菊地と青木はリングに上がり、三沢の遺影を持って…黙祷。
試合では、ほとんどの選手が喪章をして出てきました。
▲選手の左腕には喪章。 ▲中西の左腕にも…。
興行の感想はレビューで。今日はもう遅いんで、また明日にでも…。
ただ、ブロディや馬場さんが亡くなった時とは違い、今日観戦に来たファンはあまり感傷的になっていなかったと思います。
いつものように、いかにも「新日本」的な歓声に包まれた後楽園ホール。
個人的にはもっとウエットになるかと思っていたんですが、準決勝でも判官びいきに青木を応援するような雰囲気ではなかったし。
選手にとっては、そのほうがやりやすかったと思いますが…。
頭から落とす技に関しては、選手全員がナーバスになっていたような気がするのは、きっと気のせいなんかじゃないでしょう。
(興行全体でバックドロップが出たのは、決勝で金本がやった1回だけ。ジャーマンは飯伏が何発かだしてたけど…)
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望まれた形ではないにせよ、この三沢の死によって、プロレス界の動きが良くも悪くも世間の注目を集め、慌しく動いていくのであれば。
願わくは。
そのカオスの渦中において、プロレスという、アスリートエリートによって描かれる、圧倒的にドラマチックなエンターテイメントスポーツが再評価されて、興奮と勇気と感動をせいいっぱい抱いてくれるファンたちが、一人でも多く生み出されることを。
そうすれば、相手の首が木っ端微塵に吹っ飛ぶんじゃないかと思うような三沢のエルボーは、これからも多くのファンの記憶に残り、永遠に語り継がれていくわけだから。
…三沢コールをもう一度。
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