▲下記の飲んだ場所でじゃないけど、イガリンw
○月×日。
近くの
「あんこう屋かわな」(四季で料理が変わるユニークなお店)で、イガリンとケネス徳田とあんこう鍋。
その後、ショットバーに行って、イガリンと別れた後は、地元のラーメン屋
「ばんぶるラーメン」でシメのラーメン。
▲ばんぶる麺。美味そうでしょ?
スープはあっさり醤油とんこつ系。
炒めたネギと焼いたチャーシューの香ばしい匂いが、酒飲み後の第2次食欲を盛大に刺激。
最近、うちの地元は美味いラーメン屋が増えてきて、さながら
「浦和西部ラーメン戦争」の趣きなのです。
いわゆる正統派から
トーフラーメンなどの異能派まで(?)揃っていて、ヘタに都内へ出るよりも美味いラーメンにありつける状態だったりします。
…太ってまうやろーw
さて、イガリンと飲んでる際に、出た話題。
イガリン「マンガの原稿って、意外と汚いんだねw」
決してけなしてるわけじゃなくてですねぇwwwww
要するに、印刷に出てる部分以外にも、生原稿には、青鉛筆でアシスタントへの指示がビッシリ書かれていたり(青鉛筆は印刷に出ない)、タチキリより外の部分には試し描きや落書きがあったり、下描きの鉛筆線を消した際の消しゴムのカスが付いていたりするんです。
他にも、マンガを描いたことがある人ならわかると思いますが、右利きの人は左向きの顔しか描けない傾向があって、右向きの顔を描くとデッサンが狂ったりするので、原稿の裏に下描きで左向きの顔を描いて、それをトレースして表になぞってあったりとか。
ひとコマの風景をまるまるミスって、その部分の原稿だけ切り取って、修正した原稿がセロテープで貼ってあったりとか。
別に原稿自体が汚くったって、実際に雑誌で見たときにキレイに印刷されていれば、それでいいわけで。
要するに、その方法論の中で、作家さんはそれぞれ個性をお持ちになるという…。
…まあどう書いても悪口に受け取られそうなので(苦笑)、逆に生原稿がきれいだなぁと思った作家さんを挙げておきます。
絵柄の問題もありますが、
かどたひろしさんの原稿はホントにきれいで、頂いた際にかなり驚きました。
デジタル処理してあるのかと思ったら、実はただのトーン処理だったとかw
あとは
畠山耕太郎さん(ナグネリアン)、
柳澤一明さん(ナルミ)など、原稿取りで生原稿を確認する際、ため息出るくらい美しかった記憶があります。
今思えば、綺麗汚いにかかわらず、
生原稿を頂く際には、神社のお札を受け取るような神々しさを常に感じていたような気がします。 作品として雑誌に掲載されたモノが、その原稿と同じもののはずなのに、まるで別物のような感覚に陥っていたというか。
生原稿というのは、作家さんが確かに「マンガ」というものと格闘したという、証だったりするワケで。 憧れの作家さんの生原稿を受け取った際の喜びというのは、マンガ編集者が一般読者よりも得をしている、大きな余禄のひとつなんであります。
…まあ、都市伝説として、超大物作家さんの原稿を受け取った際、原稿をクルクル丸めて、ズボンの後ろポケットに無造作に突っ込んだという、とんでもない編集がいたという話も聞いたことがありますがwwwww (竹書房じゃないよw)
…腹減ってきたw
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