たまにネットの掲示板などで、「リアルで強いとか言ってる奴は、ネット麻雀にも出てきてその強さを示せゴラァ」みたいな意見が出ておりますが…。
個人的には、「リアル」の強さと「ネット麻雀」の強さは比較できないと思います。
格闘技で言うと「UFC」と「DREAM」(「PRIDE」といった方がわかりやすい?)みたいなもんで。
同じ「何でもアリ」の格闘技なんだけど、場所が「金網に囲まれたオクタゴン」と「ロープの張られたリング」の違いだけで、まったく闘い方が違います。
UFCなら、金網に押し付けるパワーや、パウンド(パンチ)の技術が重要。
金網を利用したマウントポジションとかもある(最近ちゃんと見てないから、今もそうかはしらんw)
でも、DREAMならロープに押し付けても膠着すればブレイクになるから、金網を利用しないようなグラウンドの技術が必要だし、ロープ際のエプロンという狭いコーナーを使った関節技…なんていうのもあったり。
「そんなもんルールにあわせて対応すりゃいいじゃん」というけど、PRIDEで最強だったミルコ・クロコップがUFCで完敗してたり、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラが苦戦してたりしてる(勝ってるけど)のを見ると、じゃあ対応力がない奴は弱いってことなの?って思ったり。
結局ね、「ネット」と「リアル」だけじゃなく、裏無し、裏アリ、赤アリ、チップ…それぞれの麻雀のルールには、そのルールならではの技術が必要だし、プレイヤーの質(上手いとか下手とかじゃないよ)も違ってるわけだから、全部のジャンルを一緒くたにして「強い」とか「弱い」とか語れないと思うわけですよ。
極端な話、ポーカーだって、ネットでやるポーカーとカジノでやるポーカーじゃ、全然違った能力が要求されるんじゃないのかなぁ。
「最強」の冠つけてる大会をやっとる会社の人間として、甚だ不適当な発言だとは思いますが。
サーセンwwwww
「ネットでやってる奴はリアルが弱い」「リアルで強いっていうならネットでデータ見せろ」って、お互いを非難しまくってること自体が、結果的には不毛に見えるンだよなぁ(;^^)