リバティアイランドがオークスを勝ってから約半年――まるで予め決まっていたかのようなスケジュールで事は進み、史上最強の2強対決の日・ジャパンカップがいよいよ迫ってきました。
この大河ドラマを純粋に楽しみたいと思っておりますが、馬券的には話は別。以前から何度かブログで披露していますが、私はこのジンクスを信じています。
「G1の2強対決に2強決着なし」古くはメジロマックイーンとトウカイテイオーの春天、最近ではナリタブライアンとマヤノトップガン(全然最近じゃねえ)など、とかくG1で“2強対決”の図式はよく出てきますが、ことごとく2強で決着したレースは無いような気がするのです。
理屈で言えば、もう1頭の動きを見てレースをするのでいつものような走りにならず、力を出し切ったところに伏兵が突っ込む…ということなんじゃないかと。
だいたい、リバティアイランドって本当に古馬に通用すろんでしょうか?
秋華賞のタイムが稍重だったとはいえ、2:01.1はかなり遅いのです。同じ稍重の条件で2020年のデアリングタクトは2:00.6、前年のクロノジェネシスは1:59.9を記録しています。ちなみに2020年のデアリングタクトはその後ジャパンカップに参戦しましたが、結果はご存じの通りアーモンドアイとコントレイルに次ぐ3着。
まあ、ジュンティルドンナは良馬場で2:00.4と平凡なタイムで勝った後、ジャパンカップも制したりしてるし、なんならリバティアイランドのオークスの時計は歴代2位(2:23.1)ですから、こじつけといえばこじつけなんですが、やっぱり全幅の信頼はおけないでしょ、と。
ただ、イクイノックスだって、前走の超絶レコード決着の“見えない疲れ”が残ってる可能性だってあるし。
さすがに2頭が一気に崩れるとは思いませんけど、自分的にはやはり今年のジャパンカップのテーマは、「第3の馬を探せ」になるのです。
■ジャパンカップ《GI》予想■
◎ドウデュース 〇イクイノックス ▲リバティアイランド
☆ダノンベルーガ △タイトルホルダー
というわけで本命はドウデュース。前走はなすすべなく負けましたが、それもハイペースの中、いつもと違う先行する位置取りの競馬でのこと。定石通りの“ガス抜き”もできたということで、ダービーレコードの2:21.9を叩き出した脚力を素直に信じてみたい。マイルCSの藤岡康太のように、ここで“代打”戸崎がジャパンカップ制覇というのもまたドラマじゃないですかね? ちょっと福永調教師の言う「体がマイル向きになってきた」という話が気にはなりますが…。
☆ダノンベルーガは前走の天皇賞では本命でした。勝ちにいっての4着ということだし、なんならこの馬は逆にハーツクライ産駒だし、成長してむしろ距離が延びた方が良くなったりしてないか?と。ドウデュースのダービーでは2:22.3の時計も出しているし、イクノには負けても2着までくる可能性はありそう。
タイトルホルダーは、以前から指摘している通り、この馬は中山や阪神コースのようなパワーが必要なコースに適性があると思っていて、府中のようなスピードを求められるような馬場ではどうなのか?と。ただ、世の中があまりにもパンサラッサの逃げを強調しすぎている気がするんですよ。繋靭帯炎明けですし、本当に大逃げできる走力が残っているんでしょうか。そうなった場合、タイトルホルダーの“一人旅”もあり得るのではないかと。
この想定を踏まえ、買い方はひと工夫。
馬連 ⑤-①② ⑩-①②(4点)
3連単 ③-①②⑤⑩-①②⑤⑩(12点)
ドウデュースとダノンベルーガからそれぞれ2強への馬連が大本線。タイトルホルダーが来るなら中途半端な着順はないので3連単1着流しのみ。
まあ、ぶっちゃけ自信はないですw 軽く木戸銭払って、世紀の対決を楽しもうと思ってます。
しかし、もし今も清水成駿が健在なら、「日本も円安で力が落ちた、競馬も過去に戻って外国馬が2強対決に水を差す」とかなんとか言って、イレジンに孤高の◎を打っていたかもしれないなぁ…なんて思ったり。それとも「いくら賞金を高額にしても、これだけ円安では強い外国馬が来るわけない。2強対決やむなし」か?
…てか、これだけ言ってて、当日は府中に行かずにZOZOマリンスタジアムで櫻坂46のライブを見てくるんですけどねw
当方の予想を参考にしてハズれても、責任は一切取りませーん!
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11月も下旬となり、いよいよ年末までラストスパートとなってまいりました(なんとなく年末っぽくモツ鍋の写真)。
仕事・プライベート問わず、毎年「今年こそは…」と計画的に動こうと思うんだけど、いつの間にかスケジュールが埋まっていって、あれよあれよと忙しくなっていくという。
ふと、
比較的余裕がある時は逆に「あれやろう」「これやろう」と“過去”に置いてきたことをやろうとするから、“未来”のことにまで手が回らなくなるということに今気づきました。
ああ、そうか。
じゃあ“過去”のことをやらなきゃいいんだ!…って、そうじゃないw
要はやるべきことをやらずに“積み残し”を増やしてきたから、年末にツケが回ってきてるんですな。ハハハハハ…(乾いた笑い)。
腰の調子も良くなく、結局病院に行ったら「椎間板変成症かもしれませんね」と先生から。要はヘルニアの一歩手前。
年末どころか人生が行き詰まってきている気がしないわけでもないんだけど、とにかくやれる事をやっていくしかありませんな、うん。
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マイルチャンピオンシップ。昨年や安田記念を見ればわかる通り、このマイル路線はソングライン、シュネルマイスター、セリフォスの3強がズバ抜けてるわけで。じゃあ、ソングラインのいないこの2頭と、新興勢力の3歳勢から馬券を組み立てればいいじゃーん。
…と、思うじゃないですか(いつものパターン)。
セリフォスは調整の遅れを指摘されていますし、シュネルマイスターもG1となると脚質が響いて差し切るところまではいかない馬。絶好調モードのルメール効果でどうかという感じ。
ここはいつものようにちょっとひねくれてみようかと。
■マイルチャンピオンシップ《GI》予想■
◎ナミュール 〇シュネルマイスター ▲セリフォス
⭐︎ジャスティンカフェ △エルトンバローズ △ソウルラッシュ
△ダノンザキッド △マテンンロウオリオン △レッドモンレーヴ
◎ナミュール。理由は単純。前走富士Sのスゴさです。
数々の名馬が勝ち上がってきた歴代の富士Sで1:31.4のレコード勝利。しかも普通はペースが上がらないはずの少頭数というところに価値があります(それまでのレコードはロジクライの1:31.7で18頭立て)。2年前にソングラインが勝った時は1:33.2です。本当に単純な比較ですが、“3強”を圧倒的に凌駕できる力をついに手に入れたのかも?
いや、ヴィクトリアマイルは不利、安田記念は致命的と言える出遅れがあり、実際の勝負付けはまだだったのかもしれません。大外枠の不利も、揉まれずに済むことを考えれば相殺できますし、今の京都は外差しが届く馬場。むしろ有利なんじゃないでしょうか。適度に荒れた馬場もハービンジャー産駒にとっては好都合です。
そして鞍上がモレイラからムーアの乗り替わり。皆さんお忘れですか? スノーフェアリーを2年連続エリザベス女王杯で勝たせたのはこの人です。京都コースは得意かもしれませんよ。
これだけの好条件が揃いながら、前日夜の段階で9.5倍の5番人気。買うでしょ、そりゃw 今回でこその、お買い得な一頭だと思いますよ。
基本は単勝とシュネルに馬連一本勝負といきたいところですが、先ほども書いたようにシュネルは「差し届かず」がある馬。まさかの馬連にも手を出しておきたい。
人気薄で言うと⭐︎ジャスティンカフェ。毎日王冠は完敗でしたが、それも出遅れが原因。やはりエプソムCでエリ女2着馬のルージュエヴァイエに完勝してる実績は侮れないです。昨年のマイルCS0.4秒6着なら、流れによってはあるいは。
レッドモンレーヴは富士Sでナミュールを凌ぐ末脚を使ったのなら、当然ピックアップ。マテンロウオリオンは最近はイマイチですが、乳首…もとい、チークピーシーズ効果で前走富士S0.8秒5着なら復活の兆しはありと見ました。ダノンザキッドは昨年2着後パッとしていませんが、すべてマイル以外での敗戦ですし、まだ見限れないのでは?(香港カップの試走という気もしますが)
単勝 ⑱
馬連 ⑱-①⑤⑥⑦⑨⑩⑪⑫(8点)
シンプルに馬連勝負。シュネルのパドックがよっぽど良かったら、ワイド1点に変更もあるかも?
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さて、今日は競馬の後はアジア野球の決勝戦を観戦。来週末は櫻坂46のZOZOスタジアム2連戦。その後は新参者ライブや日向坂Kアリーナ、みちのくプロレス宇宙大戦争や乃木坂スタ誕ライブも控えてるし…あー本当に年末が忙しいなー(←バカ)
当方の予想を参考にしてハズれても、責任は一切取りませーん!
先々週の土曜日のこと。
鯖鯉と府中競馬場で待ち合わせということで、その前に家を片付けておこうと掃除機をかけていました。
テーブルの下に掃除機のノズルを当てようと中腰になった瞬間ーー
「…ピキリ」本当に小さい音で腰から痛みが。
すぐにこれはギックリ腰と悟りました。過去にも似たような症状に陥ったこともありましたが、その時は寝違え程度のもの。今回は明らかに「これはやったな…」感。
しかし、痛みはあるものの普通に歩けるし、これなら大丈夫だろうと掃除を終わらせて府中へ。競馬の後はスワンSの3連複82,160円をゲットした鯖鯉と戻り鰹の叩きなどで一杯やり、いつものように全力でカラオケ(そしてもちろん全おごられw)。

上機嫌に帰宅して布団に入ったのですが、その後どんな体勢になっても5分くらいすると腰が痛み出すようになって、満足に寝れず。
まあ、それでもなんとかゆっくり歩けるので、翌日の天皇賞も府中へと向かい、終わった後でまたも一杯&カラオケとやり切ってきたわけですよ。

その晩も痛みで寝れず。脂汗ダラダラ。競馬も負けてるし。バカだねーw
そんなこんなで、この二週間は腰の痛みにひたすら耐える日々でした。それでも酒は大概飲んでるし、尾沢工房さんらと麻雀も打ったし、JBCクラシック観戦に大井競馬場にも行ったし、友人たちとすき焼き食べたり、「オッドタクシー」舞台観覧や新参者ライブを観に歌舞伎町タワーにも出かけていたりするので、本当に我ながらどうかしてると思うのですが。

「…本当にギックリ腰になったら、だいたいしばらくは身動きが取れなくなるもんだぞ」
色んな人にこういうことを言われて、自分はたまたま軽症で済んでいたのかしらと思ったりもしたのですが。
しかし、「ピキーン」といった破滅的な痛みはかなり減ったものの、いまだに仰向けに寝てるとズキズキするし、イスに座ろうとするとしばらくは痛みで身動き取れなくなるといった有様だったり。
これは腰痛が急性から慢性へと移行してきているのではないか…と、心の中で戦慄している最近のかっぱがれであります。
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さてエリザベス女王杯。常々自分は「荒れやすい牝馬のレースで1番人気を買うのはバカバカしい」と言っているわけですが。
しかし今回の1番人気馬はなかなか強力。確かに重賞未勝利馬なんだけど、前走は32.9の末脚を繰り出して日本レコードの2着。過去のレースでも33.3、33.9と33秒台の脚を使っており、実力は相当なもの。
だいたい、「重賞未勝利馬が~」とケチをつけてみたって、実際に3勝クラスを勝ったばかりのドゥレッツアがルメール鞍上で菊花賞を取ったのをこないだ見たばかりだし…というw
ちなみに。この2年間でルメールがG1で1番人気になったのは16レース。そのうち実際に勝ったのは8勝で勝率は5割。これを「スゴい」と見るか「意外と取りこぼしがあるな」と思うか…。
なーんて、ルメールを中心に回っている今回のエリザベス女王杯。ちょっと冷静に考えてみました。物差しにしたのはローズSで3着だったマラキナイア。マスクトディーヴァとは0.5秒差、ブレイディヴェーグとは0.3秒差。
この馬が秋華賞にも発走していて6着、マスクトディーヴァとは0.6秒差、ハーパーとは0.2秒差。
これを単純に比較すれば、ブレイディヴェーグとハーパーの差は0.1秒~0.2秒くらい? ほぼ互角と言っていいでしょう。展開次第で簡単にひっくり返る。
それでいて、ブレイディヴェーグの単勝オッズが今の時点で2.7倍、ハーパーが7.7倍。どっちがお得なのかは火を見るより明らかじゃないですかねぇ。
■エリザベス女王杯《GI》予想■
◎ハーパー 〇ブレイディヴェーグ
△ゴールドエクリプス △サリエラ
△ルージュエヴァイユ
そんなわけで、♪有明のハーパー~が本命(失笑)。ルメールに捨てられたイメージが強過ぎて人気落ちの今がむしろ狙い目じゃないでしょうか。
それと4年ぶりの京都開催で忘れられているようですが、なんといっても1,2番手で逃げていたクロコスミアが3年連続で2着に粘ったレース。単純に先行有利なコースと考えれば、出遅れ癖のあるブレイディヴェーグよりもハーパーの方が安定した結果が残せそうじゃないですか。
ルメールの代わりに川田を確保できたのも朗報でしょう。ちなみに今年の勝利数ランキングは確かにルメールが1位ですが、勝率・連対率ならともに川田の方が上回ってます。「あのルメールが見切った」のではなく、「あの川田が選んだ」ってことにしようじゃないですか。
とはいえ、対抗はブレイディヴェーグということで、買い目はかなり絞りました。
昨年のエリ女馬ジェラルディーナ。京都はともかく、東京コースも未経験というのはさすがに不思議すぎます。これって、厩舎側はこの馬がパワー型で、スピード勝負ではイマイチと踏んでいた可能性があるような。2着だったライラックもパワー型と決めつけて、共々オミット。
京都らしいスピードと切れ味ということで選んだのは2頭。ルージュエヴァイユはスローペースとはいえ府中牝馬Sの上がり32.7は強烈。右回りや400mの距離延長は微妙なところですが、今年の予想されるスローペースでなら、◎◯と同じ切れ味が期待できそう。
あとはついに唯一のディープインパクト産駒となったサリエラの一発。以前から阪神2200mとディープ産駒の相性の悪さを指摘してきましたが、逆に京都はディープ産駒にとって自分の庭みたいなもの。まあさすがに「あのマーカンドが選んだ」と書いても何の説得力もないですがw、ルメールに選ばれなかった“もう一頭”の逆襲にも期待したい。
実はサリエラの追い切りがイマイチみたいなんですけど、どうも最近、追い切りの調子を疑って痛い目に遭っていることが個人的に多くて。…はい、前回の天皇賞でジャスティンパレスにやられたことを引きずってますw なので、そこは目をつぶってこのまま。
で、切れ味とは真逆の話をすると、先ほど書いたようにエリ女と言えば逃げ馬。オールドファンの自分は、クィーンスプマンテとテイエムプリキュアが大逃げ合戦からそのまま逃げ残り、馬連102,030円と大爆発した2009年のレースを思い出します。あの時に置き去りにされたブエナビスタ同様、みんなが後ろから来るルメールに気を取られていたら、案外逃げ馬にやられちゃうかも。
しかし、今年のエリ女は逃げ馬らしい逃げ馬がいない状況。前に行くのはアートハウス、ククナ、ディヴィーナ、ローゼライトあたり? でもアートハウスは骨折明けだし、ここ2年間マイル以下の競馬しかしていないディヴィーナも厳しい。他の2頭は展開が味方したとしても、単純に実力的にアレですし…。
そこで、勝手に今回は先行策を選んでくれると期待してゴールドエクリプス。さすがにG1級とは思えませんが[2,1,0,0]の京都巧者ならあるいは。
単勝 ③⑫
馬連 ③-①②⑫⑬
3連単 ①③-①③-②⑫⑬(6点)
単勝③と馬連①-③が大本線。あとは宝くじ感覚で。
先ほど、「この2年でルメールがG1での1番人気馬で勝った確率は5割」と紹介しましたが、その8勝の内訳はイクイノックス(4勝)、グランアレグリア(2勝)、カフェファラオ、クロノジェネシスと4頭だったりします。単勝1~2倍台の馬ばかり。
うがった見方ですが、「勝てる馬に乗ってから勝ってる」ようにも見えるんですよね。逆に1番人気じゃない馬でも多くG1を勝ってるので、単なるジンクスの域でしかないこじつけでもあるんですが。とにかく、単勝2.7倍のブレイディヴェーグが上記の名馬4頭に並ぶほどのスケールの馬なのかどうか。逆に勝てば、リバティ、マスクト、ブレイディと3強が誕生して、牝馬のみならず古馬全体の中距離戦線を来年からリードしていくことになるんでしょう。どんなレースになるんでしょうねぇ。
* * * * * * * *
さて、それで本日はというと、府中には行かず、DDT両国大会に出向いて、久しぶりに生のクリス・ジェリコを堪能してくるつもり。
…やはり、この腰痛は自業自得ってヤツなんでしょうか?w ジャパンカップまでに治らなかったら、さすがに病院に行くかなぁ。
当方の予想を参考にしてハズれても、責任は一切取りませーん!