
ゴールデンウィークに突入致しましたなぁ。
まあ、今年に関しては4月の休みは土日だけですし、5/1~2は普通にお仕事なので、全然連休の感覚はないわけですが。
毎年、この時期になると関西近辺に旅行へ出かけ、天皇賞を生観戦するのが常だったのですが、今年は上記のような日程の都合もあるし、コロナ禍明けで多くの旅行客が殺到するなんて話も聞いちゃってる。結局、今年の天皇賞観戦はキッパリあきらめました(3月に静岡、4月に長野・金沢へと旅行に出かけたのはその代替)。
思えば、自分が初めてGWに遠征競馬へと出かけたのは、まさに30年前のことです。
1993年5月3日開催の新日本プロレス福岡ドーム大会でハルク・ホーガンvs グレート・ムタがあり、「こんなアメリカでも見られないカードが日本で見られるなんて!」と大興奮。5月1日の夜に東京駅発の「大垣夜行」、翌日の2日夜には京都駅から「ムーンライト九州」という二日連続深夜の快速電車に乗り込んで博多へと向かいました。GWということで車内は大混雑で座席には座れず、二日間とも連結部分のデッキに体育座りでウツラウツラ…。いろんな意味で、もうこんな旅行はできないと思いますがw
で、遠征競馬はその旅の途中でのこと。大垣行から東海道線でそのまま京都へと立ち寄り、朝食兼昼食の「海鮮ばらちらし弁当」を京都駅地下街の「京樽」で購入してから、京都競馬場へと向かったのです。
京都で初めて食べた弁当が「京樽」とか、あまりにも無知で恥ずかしくなりますが、競馬場の芝生で食べていたら、隣りのおばちゃんから「何それ?どこで売ってんの?」と声をかけられ、なんか無性に嬉しかった記憶がw
今のウマ娘世代には想像もつかないでしょうけど、当時の競馬は関東は関東、関西は関西と分けられていて、異なるブロックの馬券が買えたのは重賞だけでした。自分が立ち寄った際のメインは、天皇賞ではなくて「オーストラリアトロフィー」というオープン特別。平場とはいえ、普段東京では買えない馬券に高揚感を覚えたり。
馬券の収支は、メイン前の「メルボルントロフィー」で圧倒的1番人気のナリタチカラと伏兵グリーマンの馬連28.2倍をゲットするなどして見事にプラス。「帰りの新幹線代ができた」と素直に喜びましたねぇ。てか、「じゃあ当日そのまま新幹線に乗って博多へ向かえよ」って、30年後になった今になって思いますがw
ちなみに当日の「オーストラリアトロフィー」で勝った馬の名前はウィンザーモレノ。“モレノ”とは90年F1日本グランプリで同僚のネルソン・ピケとともにワンツーフィニッシュ(2位)を果たしたロベルト・モレノが由来の名前です(たぶん)。つくづく時代を感じるとともに、30年経っても変わらず好きなジャンルで彩られる旅の思い出のひとつとして、なかなか感慨深いものがあります。
…おじさんのどうでもいい旅行話はこの辺にしてw 生観戦はあきらめたとはいえ、春天はダービー、JC、有馬記念と同じくらい力の入るレース。今年も通常の倍額を突っ込んで大勝負へといこうかと思っております。
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そこでやはりポイントになるのはタイトルホルダーの評価になるわけですけど。
最初に断っておきますが、自分が今現役馬で一番好きな馬はタイトルホルダーです。菊花賞以降の出走するG1レースはすべて単勝馬券を購入して、菊花賞、天皇賞、宝塚記念で勝利してますし、日経賞も2年連続で美味しくいただきました。まあ、2年連続有馬記念でホゲェってなってるけどw
その上で、何度かブログでも書いていますが、タイトルホルダーは近年まれにみる“急坂巧者”と思っています。過去の阪神や中山で勝ったレースを見てみてください。坂を上がるあたりから、馬を大きく引き離しているんですよね。
そこで問題なのが、この京都競馬場のコースレイアウトです。坂があるのは阪神や中山と異なり向正面。最後の直線は坂を下って一気に駆け降りる…という形になります。
なので、タイトルホルダーがこの京都コースを攻略しようと思うのなら、個人的にはいつものように直線ではなく、向正面の坂上からロングスパートをかけて、大きなリードを保ったまま逃げ切る戦法しかないと思うのですが、世の中の論調は“坂下からのスパートで突き放す”といったもの。もし、ヤネの横山和生までそんなことを考えているようなら、それはちょっと“罠”なんじゃないかと。
さらにここ数年でつくづく思うのが、ディープ産駒の見違えるような“進化”です。古馬の長距離戦線では活躍の少なかったこの産駒が、昨年のタイトルホルダー以前にはフィエールマン、ワールドプレミアで3連覇しているという事実に改めて驚きます。
坂下から駆け降りた際の“斬れ味”が求められる京都コースでは、進化したディープ産駒にとって、やはり大きく有利なんじゃないかと思うわけです。
■天皇賞(春)《GI》予想■
◎ジャスティンパレス 〇タイトルホルダー ▲アスクビクターモア
★ブレークアップ △ディアスティマ △ディープモンスター
△トーセンカンビーナ △ボルドグフーシュということで、本命はジャスティンパレス。前走の阪神大賞典、決していい仕上がりとは言えなかった状態であの鮮やかな勝ち方。さらに言うと、この馬を積極的に評価したいのは、中京で開催された神戸新聞杯の内容。阪神コースも克服をしていますが、あのレースを見るにこの馬がベストパフォーマンスを決められるのは直線が平坦なコース。最内枠というのも恵まれましたし、多少の距離不安もルメールの腕で克服は可能ではないかと。
基本はタイトルホルダーとジャスティンパレスの一点勝負という見解なんですが、“斬れ味”勝負となるとタイトルホルダーのよもやの着外しまで想像せざるを得ないわけで。まあ、タイトルホルダーが絡まなければ大概のオッズはつくし、少し買い目を広げておこうと思った次第。
とにかく、京都変わりで一変がありそうなディープ産駒。アスクビクターモアは本命までと脳裏によぎりましたが、この馬はディープ産駒らしからぬ“持続力”が持ち味で、ジャスティンパレスとは真逆です。淀の3200mなら▲評価までで。
★はブレークアップ。東京と京都の相関関係はよく知られているところですが、前走の阪神大賞典を見ても、この馬は直線に坂のある阪神よりも京都の方がいい脚を使いそう。少なくてもボルドグフーシュよりは上の着順になるのでは…?
で、有力どころのディープボンドはオミット。有馬、阪神大賞典と見て、全盛期はすでに過ぎてしまった感。昨年の“カラ馬2着”のインパクトが大きいシルヴァーソニックも本当は抑えておきたいところですが、こちらも阪神向きかと思い、泣く泣く切らせてもらいました。
単勝 ①
馬連 ①-②③⑥⑧⑪⑫⑬(7点)
まあ本当に個人的な気持ちなんですけど、タイトルホルダーはここで負けて、宝塚記念で人気の下がったところをドカンと買いたいんですな。そんなことを言ってる奴のどこが「現役馬で一番好き」とほざくのか(^◇^;)
とりあえず勝ち負けは関係なく、罪滅ぼしにタイトルホルダーの単勝は少額買おうと思っております…許せ、タイトルホルダーw
なお、当方の予想を参考にしてハズれても、責任は一切取りませーん!
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今回は実に競馬予想記事的なマクラから入りますが。
皆さんが一番心に残っている皐月賞のレースっていつでしょうか?圧勝でレコード勝ちしながら、まったく息切れもせず、ケロリとしていた
ナリタブライアンの94年。
まさかの先行逃げ切りで、当時としてはG1史上最高金額となる馬連払い戻しの立役者となった
サニーブライアンの97年。
五十嵐冬樹の駆る地方の怪物・コスモバルクを寄せ付けずに押し切った
ダイワメジャーの04年。
ムチも入れずに中山の直線を突き抜けて、三冠馬の登場を確信させた
ディープインパクトの05年。
田中勝春のG1勝利というだけでなんか印象が強烈な
ヴィクトリーの07年(笑)。
今や代名詞の“岩田のイン突き”を初めて世に知らしめた
ヴィクトワールピサの10年。
サトノダイヤモンド、リオンディーズら“4強”を一気にまくってみせた
ディーマジェスティの16年。
俊英・横山武史の初G1勝利がコロナ禍で人出疎らな中山スタンドを沸騰させた
エフフォーリアの21年――。
あくまで私感なんで、ちょっと偏った取り上げ方については大目に見てもらってw
そんな皐月賞の中でも、自分が一番好きな皐月賞ってこれなんですな。
直線に入って突然、他馬とは関係なく外側へと大きく膨らんだ…いや、もうそんな表現では言い表せないほどコース内側から中央へと躍り出たドゥラメンテ。一瞬何事かと思いきや、あっという間に大外から他馬をごぼう抜き。吉田伸男アナの
「これほどまでに強いのか…ドゥラメンテ!」という名実況は、自分が好きな競馬ロマンがギュッと凝縮されているように思えて、見るといつも泣いてしまいます。
この皐月賞、自分は後楽園WINSで見ていたのですが、ドゥラメンテがコース中央に飛び出した瞬間、バックにマンガのような集中線と「ジャーン!」という擬音が自分には見えました。ヒーロー爆誕とはまさにこのこと。このシーンをちゃんと映していないバージョンでアーカイブしているJRA版は本当クソかとw
そういう自分なので、今年の皐月賞の予想はどうしたってこうなっちゃうんですな。
■皐月賞《GI》予想■
◎タッチウッド 〇ベラジオオペラ ▲ファントムシーフ
△シャザーン △ソールオリエンス
△タスティエーラ △フリームファクシ
ドゥラメンテ産駒がお父さんと同じ共同通信杯2着からの参戦、しかもお父さん同様のクセ馬ぶり。さらに2015年の皐月賞に出走していたキタサンブラック(ソールオリエンス)、サトノクラウン(タスティエーラ)産駒の馬が参戦とくれば、もうこれだけで理屈抜きに買っちゃいますよ、そりゃw
いや、まったく理屈がないわけではなくて。
前走の共同通信杯のタイム、ここ数年の前半3ハロンのラップと一緒にご覧ください。
2023年 12.9ー11.1ー11.3 1:47.0 ファントムシーフ
2022年 12.7ー11.3ー12.1 1:47.9 ダノンベルーガ
2021年 13.0ー11.8ー12.6 1:47.6 エフフォーリア
2019年 13.1ー11.7ー12.3 1:46.8 ダノンキングリー
(20年は稍重なので除外)
一応、すべてスローペースということになっていますが、今年に関してはちょっと質の違うことがわかります。最初の200mだけスローペースにはなっていますが、出遅れたタッチウッドが猛然と先行集団に追いつこうとしたためか、2、3ハロン目が異常に早いのです。タッチウッドが先頭に立った途端ペースが落ちてスローペースになったのでしょうが、そんな過酷な展開でも2着に残るとか、地力がどれだけあるんでしょうか。
というか、共同通信杯の上位4頭がすべて先行して残っているのでスローペースに見えるのかもしれませんが、タッチウッドと一緒に先行争いをしたキョウエイブリッサは11着と大敗しています。たまたま上位4頭が強かっただけで、共同通信杯自体はかなり厳しいレース展開だった可能性があるんではないかと。勝ち馬のファントムシーフよりもポテンシャルはとんでもなく高いかもしれませんよ。
他にも、先週桜花賞を圧勝したリバティアイランドに続く2週連続ドゥラメンテ産駒だとか、ライトクオンタムと見せかけて1週ズレての武豊騎手・武幸四郎厩舎の兄弟制覇だとか、大阪杯を勝ったジャックドールと同じ逃げ馬に武豊騎乗とか、共同通信杯2着の他にも妙にドラマとして伏線が多いんですよね。日頃“ロマン派”を自認するこの私が、タッチウッド以外の馬券を買うことなどできませんw
さて、そういうことならば、ファントムシーフが対抗でもいいはずなんですが、ちょっと不安なのが当日の馬場状況。本日の重馬場だった状況を見るに、明日の皐月賞でもパンパンの良馬場は到底望めません。パワーの必要な馬場が得意のハービンジャー産駒なのであっさり克服する可能性もありますが、ルメール人気もあるし盤石とは言い難い。
それなら稍重のスプリングSを完勝したべラジオオペラの方を上に取ってみようかと。本格化しないまま3連勝というポテンシャルに加え、クセ者で中山巧者の田辺騎手に乗り替わりというのは、かなり面白いと思うんですよね。
逆に少し狙いを下げたいのは、少頭数の競馬でしか勝ったことがないソールオリエンスとフリームファクシ。先週のライトクオンタムを見れば分かる通り、頭数の少ない競馬で圧勝していても、多頭数では馬込みを出てこれずに惨敗というケースがよくあります。それならば、12頭立ての重馬場でのレースを最高上がりで勝っているシャザーンの方がよっぽど面白いかもしれません。
単勝 ⑯
馬連 ⑯-①⑤⑦⑪⑭⑮(6点)
3連単 ⑯-⑦⑭⑮-①⑤⑦⑪⑭⑮(15点)
⑦⑭⑮-⑯-①⑤⑦⑪⑭⑮(15点)
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そんなわけで、この予想は信州・金沢旅行の新幹線の中で書いているわけですが。


意外と散財しちゃったから、この皐月賞当たらなかった大ピンチ到来ですよーん。
ユタカ先輩、たまには俺が馬券を買った時にも来てくださいー!(自業自得)
当方の予想を参考にしてハズれても、責任は一切取りませーん!

自宅の全録レコーダーにHDDを追加換装したり、上司と福島の酒を堪能したり、小学校時代の旧友と焼肉食ったりしていたら、もう日曜日の午後。枕は省略してさっそく予想へと参りますか。
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桜花賞、印象としては“2強対決”と思ってました。
リバティアイランドと
ライトクオンタム。
まあ、リバティアイランドについては言うに及ばずでしょう。ライトクオンタムもシンザン記念では大外から鮮やかな差し脚で勝ち方が鮮やか。“クラシック路線最強馬vsシンザン記念圧勝馬”というのは、2018年桜花賞のラッキーライラックvsアーモンドアイが嫌でも想起させられ、ほぼこの馬連一点でよかろうと。
しかし、土曜日の阪神牝馬Sを見ていてちょっと考えました。
やはり牝馬のレースに絶対はない。それにこの2頭、ツッコミどころがそれなりにあるような。
リバティアイランドには阪神JFからの直行というローテがやはり気がかりです。もちろん、“2歳G1からの直行”というのが最近のトレンドというのはわかるんですが、どうもこの中内田厩舎の選択というのが引っかかるんですよね。
中内田厩舎といえば、開業12年目にしてダノンプレミアム、ダノンファンタジー、グレナディアガーズ、セリフォスといったG1馬を数々輩出して、2023年も勝利数リーディングを独走する、競馬界のトップ厩舎なわけですが、どうもG1となると信用が置けない。
上記に挙げた4頭のうち、3頭が2歳G1の勝ち馬なんですな。3歳以降のG1となると、昨年のセリフォスがようやく勝ったくらいで。
これってなんでなのかと個人的に決めつけちゃうと、“過剰な馬優先主義”みたいなところにあると思うんですな。G1であろうとも、馬の調子を優先して、仕上げもソフト。ローテも無理をさせない。それは大事なことなんでしょうが、G1レースの場合となれば、いざ勝利に執着した仕上げや使い方が必要になってくるんじゃないかと。G1常連組の矢作先生や池江先生あたりとなると、その辺の“勝利への執着”がなんとなく見えたりするんですよね。
リバティアイランドの能力が高いのは過去のレースを見れば明らかなんですが、このゆったりしたローテが中内田厩舎の欠点で、災いとなる可能性もあるのでは? 昨日はドルチェモアが今年初戦のNZトロフィーで惨敗していたように、3歳馬の初戦が難しいというのは事実なわけで。少なくとも、これだけの人気を背負うほどの信用はない気がするんです。
ライトクオンタムについては、昨日テレビで須田鷹雄さんが仰っていた
「今年のシンザン記念は出走メンバーから見ても実質1勝クラスのレース」というのが的確でしょう。京都競馬場のリニューアルが始まって、シンザン記念は中京競馬場で3年間開催されてきましたが、ライトクオンタムのタイムは1:33.7。昨年のマテンロウオリオンよりは0.4秒早く、一昨年のピクシーナイトよりは0.4秒遅い。少頭数の競馬でこのタイムなら強いとも言えるかもしれませんが、アーモンドアイ級かと問われると…?
そんなわけで、改めて今年のトライアルレースのタイムを見直してみて、それぞれのレースレベルを考えてみました。
クイーンC 1:33.1(歴代2位)
アネモネS 1:33.8(歴代最速)
チューリップ賞 1:34.0(過去10年で7位)
フィリーズレビュー 1:20.7(歴代2位タイ)チューリップ賞は過去に1分33秒台のレースがゴロゴロあり、ここから見ても今年は低レベルだったことがわかります。逆にアネモネSは0.6秒も更新するレースレコードでめちゃくちゃハイレベルのような気もしますが、その前の東風Sでラインバックが1:33.0を叩き出しており、単に中山の馬場が異常によかっただけと言えそうw
フィリーズレビューはレベルの高かった1戦とは言えそうですが、昨年のサブライムアンセムが1:19.9で、一昨年のシゲルピンクルビーが1:20.7。1分19~20秒台が出た3レースが京都改修のこの3年間に集中していて、やはり何らかのバイアスがかかっていた可能性も…。
で、クイーンCなんですよ。歴代2位ではありますが、実は今年のこのタイムは稍重の馬場で計時されたもの。実質最速といってもいいでしょう。
今年のクイーンCはめちゃくちゃハイレベルだったんです。ただ、クイーンCで上がり最速の3着だったモリアーナが、昨日のNZトロフィーでは思ったよりも伸びずに4着。クイーンC自体、1着2着以外の上位は後方から来た馬ばかりで、追い込み勢に有利だったレース展開だったと言えそう。となると、結論はこうなっちゃうんです。
■桜花賞《GI》予想■
◎ドゥアイズ 〇リバティアイランド ▲ライトクオンタム
☆コンクシェル △キタウイング △コナコースト
△シングザットソング △シンリョクカ △ハーパー
△ムーンプローヴ △ラヴェル
ドゥアイズ、追い込み勢優勢の中、先行して勝ち馬のハーパーとクビ差2着というのは地力のある証拠でしょう。また、この時のハーパーはマイナス12kgとギリギリの仕上げたったのに対し、ドゥアイズはマイナス2kgで八分の仕上がりでした。本番で逆転は容易と見て、本命とさせていただきます。
☆はコンクシェル。アネモネSで見せた大外強襲は目を見張るものがありました。先ほど触れたとおり、アネモネSのレベルがどうだったかは不明ですが、例年とは違っている可能性もあります。アネモネSで先行して勝ったトーセンローリエが大外なのに対し、この馬は有力馬の動きが見れる⑦番枠。一発を期待して☆をマークします。
△について少し触れると、まずはフィリーズレビュー組の2頭。で、コナコーストはチューリップ賞組ですが、フィリーズレビュー馬シングザットソングにエルフィンSでは先着しており、フィリーズレビュー組を評価するなら、この馬も…という感じ。キタウイングはフェアリーS、新潟2歳S、シンリョクカは阪神JF2着、ラヴェルはアルテミスSの内容を見て。ちょっとヒモは多いんですが、リバティアイランドが本命でないのなら、これもまた仕方なし、と…。
馬連 ④-②③⑤⑦⑧⑨⑪⑫⑯⑰(10点)
3連複 ②③④⑦ボックス(4点) ②④-⑤⑧⑨⑪⑫⑯⑰(7点) ②③-⑤⑧⑨⑪⑫⑯⑰(7点)
* * * * * * * *
ちなみに。
リバティアイランドが勝てないかもという、もう一つの理由。それは、
リバティアイランドは自分のPOGドラフト1位だからw 自分がそういうツキしか持ってないのはわかり過ぎるほどわかってますからねぇ…。
って、思い出した。
そういえばドゥアイズも俺のPOG馬だったwww逆神炸裂しそうな予感ヒシヒシ…。
当方の予想を参考にしてハズれても、責任は一切取りませーん!
競馬で1億円当たりました!!!!!そんな雑な嘘から始まるエイプリルフール。皆さん土曜のお昼いかがお過ごしでしょうか。ハローハロー、かっぱがれです。
…毎年4/1に「結婚しました」とウソをつき続けて、いつか「実はホントだよ~ん」ってギャグをかましたかったのですが、もう難しそうなんでやめました。現実見ました。異次元の少子化対策の前に俺をどうにかしてくれ、日本。
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大阪杯。いきなりケンカを売るようですが、有馬記念の2,3着馬というのはいつも信頼してなかったりします。
有馬というのは天皇賞やジャパンカップで出涸らしになってる馬たちで争うレースで、実力というよりは消耗度の少なさが決め手だと思っとるわけですな。じゃないと日経賞でバカ強かったタイトルホルダーが、2年連続であんな負け方をした理由がわからない。
さらに言うと、かねがね言われている小回り中山2500mというトリッキーなコース形態。スピードやパワーに長けていても、不器用だったりすると途端に惨敗しちゃうみたいな。それでも、よっぽど絶対値が違うと普通に強い馬が勝っちゃうわけですが。去年のイクイノックスとかオルフェーブルとか。
じゃあ、中山2200mや1800mはどうなのか。中山2200mと言えばオールカマーとセントライト記念ですが、過去の結果を見ても、実力通りの決着にはなっていないような。
じゃあ中山1800mは? 中山1800mと言えば中山記念ですが…。近年の中山記念の勝ち馬と言えば、パンサラッサ、ダノンキングリー、ドゥラメンテ、ジャスタウェイ、ナカヤマフェスタなどなど。なんかいい馬が揃ってる気がしません?
最近の中山記念はドバイの壮行レースの意味合いが強くて、強い馬が揃ってるということもありますし、コース形態にクセはあるものの、他の距離と比べたらバイアスも強くはないのかなぁ、と。
■大阪杯《GI》予想■
◎ヒシイグアス 〇スターズオンアース ▲ラーグルフ
そんなわけで、本命はヒシイグアス。
上記に挙げたようなハイレベルの中山記念で、八分の仕上がりで完勝というのは、ちょっと衝撃でした。それと、昨年の宝塚記念の予想でもで触れたように、この馬は急坂巧者だと思うんですよね。阪神コースはまさに今のヒシイグアスにはドンピシャ。長期休養明けの二走ボケだけが気がかりですが、追い切りを見る限りはそれもないと判断します。
対抗はスターズオンアース。この馬、個人的には相当強いと思ってます。オークスで繰り出した2:23.9はアーモンドアイのオークスと0.1秒差。それを大外からの競馬で出してるわけですから、底力はかなりなもんだと思うんですよね。秋華賞こそ調整不足(にしてはすげえ時計出してたけど)でしたが、今回は万全な体勢に仕上げての出走。2冠牝馬を舐めんなよ、と。
本当はこの2頭がずば抜けてると思っていて、1点勝負にしようと思ってました。しかし、どうしても気になったのが、中山記念でのラーグルフのあの末脚。4歳になってかなりの成長曲線を描いているような…。なのでこの3頭で。
馬連 ⑧⑪⑭ボックス(3点)
気がつけば関東馬の3頭ボックスになってましたw 関東馬の成績が極端に悪い大阪杯なんですが、データが狂うなら派手に行こうじゃないですか。
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実は今、近所での花見の最中だったりして。

冒頭のくだらない愚痴と比べてなんでしょうね、この差はw
いやあ、本格的な春が来たって感じです。
なお、当方の予想を参考にしてハズれても、責任は一切取りませーん!