大晦日に書いていた、コロナ関連の予測。すでにちょっと自分で忘れかけていて、ここで再掲。
1月中旬:東京の感染者数が500人を突破。
1月下旬:まん延防止等重点措置開始(休業ではなく時短)、GO TO トラベルは延期
2月:高齢者のワクチン接種開始
4月:一般のワクチン接種開始
5月:まん延防止等重点措置解除
7月:コロナ禍ほぼ収束、GO TO トラベル開始「感染者500人」と人数は20倍ほど見誤っていましたけど、なんだかほとんど予測通り展開してるような…。
ただ、すでに高齢者のブースター接種は始まってますし、我々のような50代は、接種間隔を考えたら物理的に来月中旬くらいからになるはずです。となると、このオミクロン波が収まるのは、大晦日の予想よりはちょっと早まるような気がします。
ただ、問題はこの経過で、2月半ばまでにできる特別な策が高齢者へのブースター接種とまん延防止措置の緩い時短営業だけとなると、この1ヶ月くらいは東京だけで1~2万、ヘタしたら3万人以上の感染者が出ることになるかもしれません。
そんな人数が出た状態では病床使用率もえらいことになるでしょうし、経済界を中心に言われているわけのわからない楽観論もそこまでくるとさすがに影を潜めて、2月頭までには、デルタ株よりも潜伏期間の短いオミクロン株の特性と、3月あたりからの全世代ブースター接種が可能となる時期を踏まえて、2週間ほどの緊急事態宣言が出るのではないでしょうか。
1月中旬:東京の感染者数が1万人を突破。
1月21日:まん延防止等重点措置開始
1月下旬:高齢者のワクチン接種開始←イマココ
2月上旬:緊急事態宣言発出
2月下旬:全世代でのワクチン接種開始
2月下旬:まん延防止等重点措置へ移行
3月中旬:まん延防止等重点措置解除
6月:コロナ禍ほぼ収束、GO TO トラベル開始それにしても、重症者は出ないとはいえ、後遺症患者を何人生み出すかがまだわからないのがオミクロン株です。「ほとんど感染者は軽症だから防止措置も軽く」ではなくて、「感染力が何倍にもなったコロナウイルス」という事実の方を重視しないといけないんじゃないんですかねぇ。
個人的にはもっと厳しい全国的な緊急事態宣言を1~2週間くらい出さないと、後遺症に苦しむ患者が多く発生の上に社会問題化して、むしろ経済の低迷は長期化すると思っています。
ただし、緊急事態宣言とはいっても、若くて既往症のないような感染者には、今回はむしろホテルや自宅療養の方法を積極的にとってもらって医療崩壊は食い止めて、逆に2年前の初発出時と同様に、百貨店や飲食店は営業停止にする。別に「ゼロコロナ」にしたいというわけじゃなくて、そこまでやらないと「ウィズコロナ」にはならんだろうと。
ホント、この1ヶ月をどうするかなんですよね、後遺症患者を増やすかどうかは。問題は変わってきてるんですよ。感染者で死者を出さないと同時に、後遺症患者をいかに減らすかが大切なんです。大げさかもしれませんけど、味覚障害やブレインフォッグの話とかは、以前の放射脳デマとは違う類のものだと思うんですが。
普段はギャンブルブログなんですけど、ここ1,2週間の動きがどうも気になって、Twitterでもちょこちょこ書いていたんですが、いよいよ気になって、自分の頭の中を整理する意味でも、このブログにまで書いた次第。
日曜の夜中に書くもんじゃないよなぁ…w
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「ネットプロレス大賞」以外ではたぶん10年ぶりくらいだと思うんですが、プロレスの話題を。
先日、1/8に横浜アリーナで開催された新日本プロレスとNOAHの対抗戦を観戦したわけなんですが。

まあ、新日の主催興行ということで、どうなるのかなぁと思ったら、特にサプライズもなくメインもセミも新日側の勝利で。それは別にそういうもんかってくらいなんですが、その後のオカダ・カズチカや田口など、選手の態度が酷すぎて、ちょっと呆れちゃったんですな。
「プロレス的なヤツでしょ?」というかもしれませんが…自分はそうも思えないんですよね。つまるところ、彼らもビジネスなんで、自分たちがを常に上に見せておきたいんでしょうが、そのやり方が今の時代にまったくそぐわない。
だいたい、今の完全にエンタメ化した新日が、技術や基礎について他団体に対して上から目線で物を言う…こんな恥ずかしいことってありますか?
グラウンドの技術のこと? 受け身の技術? 相手をケガさせないようにする技術?
プロレスが格闘技とは別枠と知れた時点で、試合前ならともかく、試合後にこんなことを語るレスラーがいまだにいるとは…
「ネットプロレス大賞」の投票にも書きましたが、昨年についてはNOAHの生観戦数は0です。そんな自分が言うのもなんですが、今回の対抗戦で新日をしばらく生観戦するのはやめようと思うくらいです。
久しぶりに全試合の感想を書きながら、いろいろとハチャメチャ書いていこうと思います。対抗戦で傷ついてるNOAHファンの方は、この記事で留飲を下げてください。逆に、最近の新日ファンは絶対読まないことをおすすめしますw あと、いろいろ想像(?)の部分で書いてる部分も出てきますが、とりあえず大目に見てもらい…ダメ?w
若手の試合は最高だったけど…
第0-1試合 △藤田晃生vs矢野安崇△純粋にいい試合でした。藤田はキャリア5ヶ月弱、矢野は1年ちょっとですか。キャリアの差なのかもしれませんが、とにかく序盤の矢野のグラウンド技術は相当立派なもの。終盤、藤田は打点の高いドロップキックを何発も放ち、逆エビで追い込んだところで時間切れとなったわけですが…。新日主催の興行だからこの展開というよりも、新日とNOAH(というか全日系)の若手の育て方の違いが如実に出ていたような気がします。攻めの新日と受けのNOAH。それでも個人的には矢野のグラウンドの強さ、身体の「厚み」に本物を感じました。
第0-2試合 ○永田・小島・天山vs齋藤・ヨネ・タニー✕半分「悪役商会」化しているファンキー軍との試合で、しかも以前の交流時代に何度か対戦もしてるであろうことを考えると、第三世代にはちょっと気の毒というか…w ただ、ファンキー軍って、バックボーンを考えたらヨネやタニーもガチではかなり強いはずなんですけどねぇ。まあ、この試合の感想はそんな感じで^^;
第1試合 ワト・田口・○YOSHI-HASHI・後藤・石井vs岡田✕・稲村・稲葉・大原・原田当然、今NOAHで絶賛売り出し中の石井と稲村の攻防がメインに書くべきなんでしょうが、個人的にはNOAH軍の他の4人の動きの良さにも感心しました。おそらくちょっと古い新日ファンなら「あれ?今のNOAHってこんなにいい選手いるの?」って驚いたんじゃないでしょうか。だいたい、岡田とかキャリアわずか3年強ですよ? それであの動きですからね。
それにしても、こういう時にYOSHI-HASHIに勝たせるというのは、普段の「白星配給係」という仕事の労いみたいなもんなんでしょうか…w
第2試合 ○SHOvs小峠✕ホントにバカにしてるとしか思えない試合でした…SHOに対抗戦スキルを積ませるつもりがないんですかね? レフリー暴行とか不透明決着の多さに辟易して、一般の新日本ファンが離れていってる現状が相変わらずわかってないんですねぇ…。しかもそれを対抗戦でもやってしまうというセンスのなさ。この試合見て、「おお、SHOってカッコいいな」なんて思うNOAHファンがいたと思います?
今回YOHも温存したりしてますし、次代のエース(?)SHOとYOHは本リングでの抗争に集中させたいのが本音なんでしょうね。そんなことも差し置いてNOAHは選手を派遣してるっていうのに! あー、バカバカしい。
X=矢野という悪手
第3試合 ✕外道・石森vs吉岡・HAYATA石森と外道という、新日としては吉岡・HAYATAを立てるカードとして用意したのが見え見えというか…。それでも、吉岡やHAYATEの動きはいつもの通り素晴らしく、石森も元NOAHとして立派に技を受け切って役割を全うしました。少なくてもこの試合も、第1試合同様、新日ファンを驚かせた試合だったと思います。
第4試合 DOUKI・○デスペvs論外✕・YO-HEY第3試合と同じようなシチュエーションかと思えば、NOSAWA論外という、メキシコにいた選手にとっては文字通り神様のような選手が入ったことで、あとでデスペ自体も「対抗戦ではない」と告白した不思議な試合w デスペはYO-HEYにも好感のコメントを残しているし、さすが苦労人はいろいろわかってるな、と。YO-HEYとデスペとのシングルは見たいけど、後述しますが継続参戦とかはやめてほしいですね。
第5試合 ✕TAKA・みのる・タイチvs矢野・桜庭・杉浦○まあ、みんな矢野が杉浦軍の「X」だったことで、対抗戦ムードがどっちらけになったことは言うまでもないですよね。しかも、この矢野の杉浦軍参戦で、この興行があくまで新日本主催で、NOAH側に打診してフリーの選手を呼んでもらう「経費」がないってことに改めて気づいちゃうわけですよ…。これならタイチ休ませて、タッグマッチでやった方がナンボもマシだったというか。
てか、あの棚橋vsKENTAのドームの試合自体がおかしいんですよ。なんなんですか、あのでっかいラダーは? しかも、ラダーを下で抑える役の人間もいなかったから股関節もやられたわけでしょ? KENTA、これでヘタしたら1年くらい試合復帰できませんよ。ちゃんと新日は年俸分と治療費を賄ってくれるんですかね? 棚橋だって、あんな高いところからのボディプレスとか、ますます膝を悪くしちゃいますよ。
高所ダイブといえば、WWEのシェーン・マクマホンが知られてますが、そのダイブだって必ずテーブルを敷きますよ。テーブルを置いて割れやすくすることで、衝撃を軽減するわけです。どんな経緯であんな試合になるのかがわからない。以前、飯伏の2階席からのケブラーダが物議を醸しましたが、それよりも問題だと思います。
そんな憤りもあった上で、このカード変更ですからね…。いい加減にしろと言いたいですよ。まあ、それとは別に、以前のような打撃戦を展開するみのると杉浦は素晴らしいと思いました。
「団体対抗戦」ではない「対抗戦」の意義
第6試合 ✕東郷・EVILvs北宮・潮崎○これも第2試合と感想は同じですね。対抗戦でなんなの、この展開は!? …ってヤツです。しかもEVILが潮崎の技をほとんど受けないもんだから、潮崎のチョップを受けるのは主に東郷という…。いや、EVILなんかホントは受け身も上手くて、普通に試合させたらすげえ評価の上がる選手だと思うんですけどね。つくづくバカな使い方をしたもんだと思います。
…あ、北宮の動きもかなりよかったですね。監獄固めでEVILの動きを封じたのは隠れたハイライトでした。
第7試合 ✕金丸・ザックvs小川・丸藤○これは対抗戦じゃなくて「同窓会マッチ」ですね。ザックと小川がNOAH在籍当時と同じ攻防をして、新日本で見せているような動きができなかったところに、相変わらずの小川の「カタさ」を感じましたw 対抗戦となると相手のスタイルに合わせる選手の多いNOAHですが、小川だけは別格なんですよね。とにかく合わせない。今回のような対抗戦では本当に頼もしい選手だと思います。そのせいもあってか、金丸と丸藤の攻防がメインとなって、金丸の実力が改めて示されたのが面白かったですね。「金丸先輩はこうやって活かすんだよ」という主張が丸藤から聞こえてくるようでした。
第8試合 BUSHI・ヒロム・SANADA・内藤・○鷹木vs亜烈破・✕タダスケ・征矢・拳王・中嶋注目の対抗戦、ロスインゴvs金剛なんですけど…対抗戦と言いつつ、団体に最初から所属していたレスラーって、ヒロムと内藤しかいないんですよw なんなら一番多いのが全日出身の3人だとか、もうなにがなんだかw でも、この試合がなぜこんなベストバウトになったかといえば、そういう新日・NOAH関係ない選手たちが戦ったからなんですよね。田口の「個々のレベルが…」なんて発言が、どこまで的外れなのかがわかるってもんです(失笑)。だいたい、そんな技術うんぬん言うんだったら、ロスインゴで中嶋のキックを何人が受けたんですかね? ハードヒットが売りの選手たちの戦い方を制限しておいて、レベルや基礎を語ってるんじゃないって話ですよ。
ただ、今回は内藤選手のコメントに変な意味で感心したんですよね。特に「清宮選手のような20代のヘビー級のトップの選手が新日本にはいない」と言ったのはかなりキーワードな話で。
要はこの対抗戦もその「トップのヘビー級選手不足」を将来的に賄いたいという、完全に新日本の独善に満ちた部分があるわけです。先ほどから書いてきたNOAHのいい選手というのは、新日本にとってもいい選手なわけで、別に対抗戦じゃなくていいから新日本のマットに上げて、継続参戦させた上で新日本プロレスのスターにしたいわけですよ。飯伏や鷹木のように。
しかもNOAHは以前、新日本や鈴木軍と提携を行った結果、新日選手を勝たせるシナリオを横行させ、所属選手のヒエラルキーが崩壊。団体として「生きる屍」となった時期がありました。あの時、無理にでも提携をやめていなければ、新日本プロレスの「第2グループ」としてでしか存続できなくなった可能性があるのです。WWEのRAWとSMACK DOWNのような。
そんなことまでされてるんだから、本当は新日本と対抗戦なんてやること自体、NOAHにとっては意味がないんです。それでもやるのは、ABEMAのPPV戦略の問題が大きいんでしょう。
メインが好試合とならなかったいくつかの理由
第9試合 ○オカダ・棚橋vs武藤・清宮✕…さて、まあここまで書けば、メインを自分がどう書くかはわかると思いますがw
厳密に言えば、そこまでひどい試合だったわけでもないんです。ただ、武藤はさすがにもう若い時と同じ動きはできず、「間合い」で魅せる選手です。だが、オカダも棚橋も、武藤のじっくりしたレスリングには一切つき合わなかった。予想はできたことではあるんですが、これならいっそ、清宮は潮崎や丸藤と組ませて戦わせた方が、NOAHにとってもう少しいい印象が残せたと思います。まあ、後の祭りですが。
てか、棚橋あたりが昔から売り出し中の若手選手と試合をするのが下手だとは昔から思ってましたが、今はオカダもそうなんですね。エンタメプロレスの弊害というか、若手選手がもっとも得をする「叩き潰し方」を知らない。石井とかみのるとか、なんなら昔の柴田とか見てたらわかりそうなもんなんですが。
ただ、自分が心底オカダのことが嫌いになったのはその後なんですよね。
古いファンならご存じだと思いますが、今から12年半前、若手時代の岡田かずちかが潮崎とシングルで試合をしています。当時は潮崎がゴーフラッシャーで完勝。その後、潮崎がどうしたかといえば、「泣いてんじゃねぇ!」なんて暴言はもちろん吐かず、真摯に握手をしようと右手を差し出します。
しかし、岡田はその手を握らず潮崎に張り手!怒った潮崎はすぐに張り手をやり返してノックアウトされるわけですが…。
そこで何か恨みでもあったのか、マイクではNOAHのファンにも感謝の挨拶をしていたし、後から清宮を讃えるかと思ったら、試合後の記者会見では「僕が言うとちょっとひどいことに」「あれじゃ客を持って帰れない」「悔しいなら新日本で武者修行しろ」…。
先述で自分が書いてきたことをみたら、自分がなんで怒ってるかを理解してもらえると思います。
だいたい「客を持って帰れない」と言いましたが、対抗戦になってまでヒールファイトを繰り返したり、NOAHのハードヒットな攻めをまったく受けない新日本側の選手を見て、NOAHファンで来場していたお客が、これからも新日本に来てみようと思ったでしょうか。ロスインゴの試合くらいは満足できたでしょうが、それくらいなもんでしょう。
逆に、NOAH側では新日本側にはない魅力にあふれた選手が、大いに力を発揮しました。少なくても自分は、新日本プロレスの観戦を少なくして、NOAHの観戦に行こうと思ったんですが、意外とそんなファンの方が多いんじゃないでしょうか。これだけ新日本ファンが減ったのは、コロナ禍で我慢して見ているところで、レフリー失神や乱入が繰り返されて試合の決まる、出来の悪いエンタメプロレスを見せられたからです。今さらオカダがエースに戻ったからって、別に同じような相手としかやらないわけでしょうし。もしそれでもプロレスを見るのが好きだとしたら、なにか新しいことをやってくれそうな団体の方に移っていくのが道理だと思うんですがねぇ。
「清宮を新日で武者修行」とか、苦しい台所事情を自分で白状してるようなもんでしょ。
オカダがプロレスの天才であることは認めます。しかし、それは「今の」プロレスの天才であって、ちゃんと今風のセンスのあるコメントが必要なんです。こういう対抗戦でかつての武藤のような名言が残せないオカダに、心底ガッカリしました。
NOAHが対抗戦以外でメジャーになる方法
東スポ紙上でNOAHの武田取締役はしばらく対抗戦はやらないようなコメントを残していて、ちょっとホッとしました。それでも何人かの選手交流は出てくるかもしれませんが、個人的にはそれもあまり深入りしない方がいいと思います。過去の新日本プロレスのやり方を見れば一目瞭然なので。
むしろ今のNOAHは、コロナ禍の明けた後には海外に向けてどんどん選手派遣をしていくべきです。
AEWでみのるや石井に声援が集まるのは、AEWのようなコアなファンが集まる場所では、かつての「ジャパニーズスタイル」のレスラーが待望とされているからです。WWEと同じプロレスをするレスラーはいらないんです。
その上で言えば、NOAHの選手はハードヒットの選手が多く、見事に合致します。もしABEMAがNOAHのさらなるPPV戦略を進めるのであれば、AEWと提携した上でイベントを企画することをおすすめします。そこにDDTの選手を絡めるのもいいでしょう。ジョン・モクスリーやクリス・ジェリコは無理でも、ダニエル・ブライアンやブリスコ兄弟あたりは過去の流れから呼ぶことも可能でしょう。
今の新日本にはできないことが、NOAHにはできます。試合のレベルというものが何を指すかは自分にはわかりませんが、NOAHの試合が新日本に劣ってるとは思えません…てか、それは全日でもDDTでも大日でもみちのくでもZERO-1でも変わりません。NOAHはせっかく上がってきた再浮上のチャンスを逃さず、麻雀のMリーグ同様にABEMAさんから金銭的なバックアップを受けて、対抗戦とは無縁な活動をしていくべきだと思います。
以上! 毎度のことながら長文失礼いたしました。
はー、ようやく思いのまま書いてやった。
新日本プロレスファンの皆さんには勘弁ね。だけどね、今までの経緯からこれって、ファンからしたらもはやもう勘弁ならないんですよ。
というわけで。もう朝だよ…おやすみなさいw
というわけで。Twitterでも予告していました通り、今年も「ネットプロレス大賞2021」にエントリーさせてもらいます。
「ネットプロレス大賞」の主宰である杉さんとのつながりは
こちらをどうぞ。毎年書いているんですが、「近代麻雀」で自分を知ったプロレスや格闘技のファンは、杉さんをはじめとした有名なプロレスファンや関係者と絡んでるところを見て、不思議に思ってる人が結構いらっしゃるみたいなんで…w
さて、2021年の生観戦回数ですが。なんと新日が昨年よりほぼ倍増の7回、みちのくが3回、ZERO-1、全日本が各1回で、計12回でした。昨年の観戦数は7回、一昨年が15回なんで、緊急事態宣言が出たりしてた割には見に行けた方だと思います。ちなみにRIZINは4回行ってるんで、格闘技観戦となるとライブは計16回ということになります。
ただ、昨年3回行っていた地方観戦は0回(RIZINで1回)。新日以外の団体はすべて後楽園と靖国、新日は武道館とスタジアム興行がほとんどで、それ以外では地元興行だったので出かけたさいたま大会1回だけでした。まんまと「スタジアム興行は見ておかないと」みたいなプレミアム感にダマされた感じがしますwww
昨年、このネットプロレス大賞のブログの中で、自分は「無観客開催によって、プロレスのエンタメ演出がわざとらしくみえるようになった」と書きました。2021年は有観客開催が増えて、その辺が是正されたんでしょうか? 実はその流れから、昨年になってファン意識がまたかなり変わってきたと思っています。
その辺の話を絡めつつ、投票の話をしていきたいと思います。今ごろですが、ホント今回はプロレスのディープな話だけなんで、例年通り、知らない人はそっとスマホのボタンを押して消してくださいw
◆MVP◆
1位:武藤敬司
2位:鷹木信悟
3位:ザック・セイバーJr.◆最優秀試合◆
1位:潮崎豪vs武藤敬司(2.12NOAH 日本武道館)
2位:B・ダニエルソンvs鈴木みのる(10.15AEW)
3位:棚橋弘至vs飯伏幸太(9.4新日本 Lドーム)恐らく、コロナ禍を通して長くプロレスを見てきているファンの意識を「変えた」のが、潮崎vs武藤の武道館だったんじゃないかと思ってます。
何かといえば、ファンの「感情移入」のところなんですよね。先ほど「エンタメ演出に飽きたファン」の話を書きましたが、その中でこの試合を見た人たちは、自分たちが「なぜプロレスを見ているのか」ということを思い出したんではないでしょうか。
「感情移入ができる」ということは、「リアルを感じる」ということです。エンタメ化したプロレスでも、我々ファンはリアルを見たい。それをあの潮崎戦で懸命に闘う58歳の武藤の姿を見て、はっきりと気付いてしまった。あの時は未遂に終わってしまいましたが、ムーンサルトプレスを繰り出すため、武道館の天井を背景にコーナートップに昇っていたあの場面は、プロレス界でもここ数年で屈指の名シーンだったと思います。
正直、自分のキャリアをそのままファンを感情移入させるのは、若きエースレスラーからするとズルく見えてしまうでしょう。しかし、あそこまでの芸術的な「プロレス」の形を、年齢を経たレスラーであれば誰でも作りあげることなんかできません。そして、あの試合以降、ワンパターンに繰り広げられる(ぶっちゃけ新日に多い)サーカスプロレスに嫌気がさしたファンも多いと思うのです。
NOAHの躍進というのは、中嶋や拳王、杉浦に代表されるような「ハードヒット」なスタイルが再評価されている部分も大きいと思います。それはエンタメ化したプロレスの「カウンター」であって、リアルな「痛み」を共有したいという、ファンの願望でもあります。
MVPとベストバウト、全自分の中で満票の1位を与えたいと思います。
MVP2位に鷹木、3位にザック。おそらく2021年、もっともフロントの期待に応え、名勝負を生み出したのはこの2人でしょう。しかし、なぜこの2人が新日本プロレスファンの評価がなかなか上がらないかといえば、それは上記に上げたような、ファンの記憶に残る「ドラマ」の部分が薄いからです。結局のところ、鷹木はドラゴンゲートからフリーまでの歴史、ザックはNOAHでの歴史を、新日本からは表立ってフューチャーできないという弱点があるのです(これは実は飯伏も同じ)。
コロナ禍でのエースレスラーの「代用」で抜擢されてしまっている二人に、果たしてリアルなドラマを求め始めたファンに感情移入ができるでしょうか?(あくまで新日本のファン…ってことでですが)。彼らをアピールすべきPR戦略をまるで果たしていない。そんな意味でも逆にこの二人を2位と3位にしました。
自分はまったく興味がわかないんですが(おいおい)、ヒロムとYOHの試合がファンに評価されるのは、二人が新日本道場からの生え抜きレスラーである…という事実もあってのものだと思います。
ちなみに、ベストバウト3位の棚橋vs飯伏戦は、そんなチグハグなエンタメプロレスを続ける路線の中で、誤嚥性肺炎を克服した飯伏の復帰戦という、リアルなドラマが胸に響いた好勝負でした。誤嚥性肺炎は、呼吸を調整しなければいけないアスリートにとっては、致命的な病気になりかねません。そこに、様々な因縁を持つ飯伏が胸を貸すということで、感動を与えた試合になったと思います。まあ、本格的に飯伏にドラマ性を与えたいのなら、自分は早くAEWへと上がれるようにフロントが交渉すべきだと思いますけどね…。
で、ベストバウト2位のダニエルソンvsみのる。実は「リアル」な部分を求めているのは、日本のファンだけではないと思っていて。海外のファンは、WWEとおんなじような試合をしている日本人レスラーをまったく求めていません。かつてのUスタイルやNOAHのハードヒット路線のバチバチスタイルの試合をマニアは渇望しています。それを再確認できた一戦でした。
話がズレるかもしれませんが、ABEMAさんはまずいち早く、NOAHの試合を見れるようなアーカイブサービスを海外で始めた方がいいと思いますよ。頭打ちとなった今の新日本ワールドよりも、絶対ビジネスチャンスになるはずです。まあ、その辺はさすがに高木社長も動いてると思うんですが…。
さて、今年はもう書きたいことを書いたので、あとの投票はサラッと流して。
◆最優秀タッグチーム◆
1位:タイチ&ザック・セイバーJr.
2位:バラモン兄弟
3位:内藤哲也&SANADA◆新人賞◆
1位:荒井優希
2位:青柳亮生
3位:田村ハヤト◆最優秀興行◆
1位:2.12NOAH日本武道館
2位:3.3スターダム日本武道館
3位:9.1まっする5後楽園最優秀興行の2位と3位にだけ触れておきましょうか。
2位のスターダム。初の武道館興行ということでABEMAで拝見したんですが、あまり女子プロレスを見ない自分も思わずハマりそうになったというか。メインの髪切りマッチでのジュリアの美しさとか、ちょっとゾワッと来ました。本当は昨年、一度生観戦しようかと思ったんですが、時間の関係であきらめたんですよね。あと、チケットの購入の特殊性に壁を感じるというかw 今年はどこか大きな試合を一度見てみたいと思っています。アイドル好きだからハマっちゃったりしてねw
3位のまっする5はプロレスファンだったら誰しもが思う「もしも自分がリングに上がったら」という夢がテーマで、ちょっと胸に沁みました。声優の稲田徹さんと村田アナの試合、個人的には実は二人とも故意にヘタなロープワークをしてると思ってます。実は昔、宮村優子さんのラジオ特番でリング(たぶん全女のリング)に上がらせてもらうという貴重な体験をしたことがあってw その際、ロープワークの基本を教えてもらったことがありました。何も知らないでやると、ロープはワイヤーなんで、本当に怪我してしまう恐れがあるんですよね。二人とも基礎はある程度教えてもらっている上で、本当のプロレスラーとは「違う」という演出を入れていたんだと解釈しています。それがまた実にいいなぁ、と。
◆最優秀団体◆
1位:NOAH
2位:全日本
3位:DDTまあそんなわけで今年も新日本は圏外とさせていただきました。一番観戦してるくせに(笑)。
麻雀業界を知ってるからわかるんですが、やはりNOAHとABEMAの合体というのは、日本プロレス界の縮図を変える可能性が大いにあると思っています。しかし、そこまでにはいろいろと順番があるかと思っていて。サイバーエージェントは、確かに資金は豊富ですが、湯水のようにジャブジャブと資金を提供することはありません。おそらくブシロードの何倍も難しい。実際、高木社長も動いていると思いますが、DDTの営業戦略がそこまで大きくなってるようには見えないでしょ?
サイバーエージェントは資金にはシビアで、だからこそ間違いなく話題を呼ぶ新日本vsNOAHのPPV戦略が出てきたと思うんですが、なし崩しにこれを続ければ、間違いなく双方の団体にダメージが残ります。NOAHはむしろ、海外での映像展開がいかに魅力的かをプレゼンして、そちらで稼いでから、日本での興行スケールを上げていく方向がベターだと思いますが、果たしてどうなっていきますかねぇ。
昨年、自分はこんな「予言」(?)をしました。
今、ミュージシャンのライブって、アーカイブなしの有料配信ライブが主流なんですよね。怒る人もいるでしょうけど、新日本WORLDあたりなら月額費を少し下げる代わりに、興行を有料ライブで配信してみたらいいと思うんですよね。アーティストの中には、配信ライブのおかげでむしろ前年比より収入が上回ったなんて話もあるくらいなんですから。
(中略)
興行の収容人数が5000人以下なので守りのマッチメイクをするくらいなら、黄金カードをあえてアーカイブなしの有料配信ライブにして、どのくらいの人間が視聴するか実験してみたらいい。まさにプロレス界もこんな流れになってきましたよね。
ただし、そういったPPV戦略が「対抗戦」くらいしかないというのがちょっと…。対抗戦以外で、PPVで弾けられるような興行をどうやって創出するか? それが2022年のカギじゃないでしょうか。対抗戦オンリーでは地獄の一丁目にしかなりませんからね…。
◆最優秀プロレスを伝えたで賞◆
1位:東京スポーツ
2位:KAMINOGE
3位:週刊プロレスこの部門、いろいろ自分の中でこだわりがあったんですが…もういいかなとw
映像メディアがSNSから何から色々出ていて、以前のように単発のテレビだ書籍だで「プロレス」を伝えることはなかなか難しいと思うんですね。なので、これからは定期的に刊行されてるスポーツ紙やプロレス誌に絞って投票してしまおうかと。なので、この三誌(紙)で。
* * * * * * * *
なんとなく流れで昨年は新日本ばかり見てましたが、2022年は7,8団体ほどはライブで見てみたいですね。まあ、オミクロン次第にはなると思いますが…。
昭和から見続けてきたプロレスファンはしぶといぞ~w
以上、今年も長々と失礼いたしました!
2022初頭から、乃木坂ソングをもじったタイトルに辟易した皆様ハローハローw
あけましておめでとうございます。それにしても、昨年末は例年以上に忙しかったというか、余裕がなかった気がします。じゃあイベントがそれだけ詰まっていたかといえば、特にそこまで詰まっていたわけでもなく…結局は心の余裕の問題なんでしょうかね。「処理能力の老化」なんてことも思わず考えてしまいますw きっと今年の年末もバタバタと過ぎていくことになると思うのですが、もう少し心に余裕をもって動けるような一年を過ごしていきたいところです。
あと、ここ数年で我ながら思うのは、もともと昔から持っていた「頑固さ」が50を過ぎてから特に表に出始めていて、人間関係に影を落とし始めてきたような…。反省すべきこともありますが、今まで我慢しすぎていたこともあるので、
自分の「頑固」を戒めようなんて気はサラサラありません。ただし、「物言えるべき人」になるためには、それだけの「責任」も伴うべきところもあるでしょう。しかし、そんなポジションにいる人間なのかといえば、まったく違うところが甚だ痛いところ…^^;
「折り合うことが大人になること」となんとなく思っていた…なんて、どこかの曲にありそうなありふれたフレーズですが、2022年はそんな意識とは逆な部分に自分を追い込んでいかなきゃいけないような…そんな年になりそうな予感がします。…ううっ、やだなぁw
まあ、そうはいっても、精神衛生上、いつものようにマイペースだけはこれからも貫かせてもらって。
「おもしろきこともなき世をおもしろく」――今年もそんな一年を過ごしていければと思います。
…で、昨年の具体的な目標はなんだったかをブログで見返してみれば、
「現存12天守の制覇」だけは何気に達成しておりましたw 「
山口県歴史の旅」も岩国の錦帯橋や岩国城までは赴いて、1/4は達成できたような。


今年の旅行としての目標。「GO TO トラベル」が何月かに再開するようであれば、主要な観光地はおそらく大変な混雑になると思うのですよね。と、なれば、旅行好きのこちらからすれば、
東京の人間にとってなるべくマイナーな場所へと向かうしかないw と、なると、個人的に行ったことがない場所で考えたら、
萩とかになりそうなんですよねぇ。調べてもらえればわかると思うんですが、東京から行くには、まあとにかく時間と手間がかかるw 萩の人には悪いんですが、関東から行く人はほとんどいないと思うんで…「GO TOトラベル」を使ってどこまで安くなるかはわかりませんが、可能ならば今のうちに行っておきたい。
あとは、いまだ工事中でいつになったら元の姿に戻るんだの
弘前城w 確か実際に見たのは90年代後半で、滞在時間も数時間だった記憶があるんですよね。青森から向かうもよし、秋田から回るもよし…なんとかうまく時間を作りたいですね。
北の地でいえば
北海道、2年に1回は夏競馬で来訪するんですが、「GO TOトラベル」が予定通りの時期に再開するのであれば、冬の北海道には行ったことがないので、その時期にも行ってみたい。一番いい時期は雪まつりの頃なんですが、さすがにその時期は混雑するでしょうからねぇ…別の時期に行くとしたらいつがいいのか? そこもいろいろ妄想してみますかw
競馬絡みで観戦に行きたいのが、
阪神開催の天皇賞ですね。去年もそう思っていたんですが、結局コロナ感染拡大で無観客開催となってしまったので…。オミクロン株の猛威も予想されますが、GW頃には多少マシにもなっているでしょう。ここは確実に実現したい。
他にも、両親の田舎となる大分の帰省とか、プロレスや坂道ライブにまつわる旅とか…本当に旅行の話しかしてないな^^;
そこで今年、
自分が皆様に出した年賀状です。まだ到着してない人をいると思うので、該当者の方はネタバレ失礼w

* * * * * * * *
例えば、夜汽車の中、いくらも乗っちゃいねえその客もみんな寝ちまって、なぜか俺一人いつまでたっても眠れねえ……
真っ暗な窓ガラスにホッベタくっつけてじっと外を眺めているとよ、遠くに灯りがポツンポツン……あー、あんな所にも人が暮らしているんだなあ……
汽笛がポーツ、ポーツ……ピーツ。
そんな時よ、そんな時、なんだかわけもなく悲しくなって、涙がポロポロと出たりするのよ。
そういうことってあるだろう、おいちゃん。
* * * * * * * *
寅年ということで、寅次郎の名セリフを借用させてもらった(実際には少し違うらしいという噂も…)んですが、
まさに「旅愁」という言葉を表した名言だと思うんですよね。
傍から見れば滑稽かとも思いますが、そんなセンチメンタルを抱きながら今年も旅行は続けていきたいと思っています。借金と相談をしつつね^^;
年頭からとりとめのない話題ばかりになってしまったなぁ…まあ、通常運転かw
今年もよろしくお願いします。