もはや執念というべきか、定年直前の藤沢和雄調教師・渾身の仕上げで、自分のような下衆の勘ぐりをものともせず、マイルCSはグランアレグリアが激勝したわけですが。
これも“競馬ロマン”がなせる技なんでしょうか。ナセルはアラブの大統領。
とすれば、今年のジャパンカップも、当日引退式がセッティングされている上に、わざわざ1枠2番という“花道”まで充てがってもらったコントレイルで決まり。これぞ“競馬ロマン”…待てしばし。

つい1ヶ月前の天皇賞を忘れちゃいました? コントレイルが勝ったダービーのタイムが2:24.1。シャフリヤールとエフフォーリアが1、2着だったダービーが2:22.5。1.6秒も早かったエフフォーリアが、実際にコントレイルを圧倒したわけじゃないですか。
エフフォーリアと同等の力を持つシャフリヤールの評価を落とすのはいかがなものか。確かにシャフリヤールは不良馬場の神戸新聞杯で負けて、菊花賞は回避せざるを得なかったわけですが…ちょっと考えてもみてください。本来ここで体調がイマイチならば、3歳馬でもあるわけですし、秋全休という選択肢もあったはずです。出走するにしても、ジャパンカップでは主戦ジョッキーの福永がコントレイルを選ぶとわかっているわけですから、有馬記念に向かうという手もあったでしょうに。
それでもジャパンカップに出走してくるということは、それなりに勝算があるから…ってことになりません? 仮に完調ではなかったとしても、もともと1.6秒早いんですよ? ハンデとしてちょうどいいでしょ。
そんなわけで、
今年のジャパンカップは2強対決だと思っているんですが…困ったことに、自分の中で信じているジンクスに、こんな格言があって。
「2強対決に2強決着なし」古い話をすれば、メジロマックイーンとトウカイテイオーの天皇賞、ナリタブライアンとマヤノトップガンの天皇賞、いずれも2強決着ではなく、伏兵がその間に割って入ってきました(前者がカミノクレッセ、後者がサクラローレル)。最近ウマ娘で話題のテイエムオペラオーとメイショウドトウの場合は、当時“2強”というよりはテイエムオペラオーの“1強”と目されていたので、その限りではないのですが…えーと、なんの話?^^;
要は「2強対決」と決めつけちゃった時点で、“馬連一点勝負”が逆にしづらくなっちゃうんですよw 我ながらわけがわかりません。
そうなると、ここで伏兵といえば、ルメール騎乗のオーソリティ?
あ、もしコントレイルの“1強”と踏むんであれば、
2着はヒモ荒れという展開もよくあること。それならコントレイルから人気薄を押さえておいてもいいかもしれない。そうなると、秋天で長くいい脚を使っていて、距離が長ければ3強の一角に食い込みそうな勢いだったサンレイポケットと、ハーツクライ産駒でこちらも実は中距離が得意な可能性のある(
リスグラシューのパターン)シャドウディーヴァか。
■ジャパンカップ《GI》予想■
◎オーソリティ 〇シャフリヤール ▲コントレイル
△サンレイポケット △シャドウディーヴァ 単勝 ④
馬連 ⑦−②④ ②−⑪⑫ (4点)
3連複 ②④⑦⑪⑫ボックス(10点)……。
……。
ちっがーーーーーーーーう!!なにを分裂症みたいな買い方してるんだ、俺は!? 枕であれほど“競馬ロマン”とか言ってたじゃん!! もー、ジンクスとか余計なこと考えるのやめ!! やめ!!
■ジャパンカップ《GI》予想■
◎シャフリヤール 〇コントレイル ▲オーソリティ
△サンレイポケット △シャドウディーヴァ 単勝 ④
馬連 ④−②⑦⑪⑫ (4点)普通に買うならこうでしょ。素直にシャフリヤールと心中。ただし、やはり「2強決着なし」のジンクスは気になるので、コントレイルとの一点勝負は自重。
確かにコントレイルが3着以下に沈むことは考えづらい。でも、ディープインパクト産駒が古馬になると距離の適性が短くなる、いわゆる
“ディープタイマー”発動の可能性がないわけじゃない。というか、シャフリヤールもここでしっかり勝っておかないと、来年からは2000m以下でしか勝てなくなることだってウルトラアリエール除菌プラスなんだよね…。
…えーと。
当方の予想を参考にしてハズれても、責任は一切取りませーん!(強引にまとめ)
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昨日のアンドロメダSで、「荒れ馬場ならこの2頭」という馬(ラーゴムとボッケリーニ)がそのまま来てしまったんで、さすがのよっちゃんも少し買い目を変更。荒れ馬場、ちょっと信用します…。
単勝 ⑨
馬連 ⑨−①③④⑩⑪⑫ (6点)
3連複 ⑨−①③④⑦⑩⑪⑫⑬(28点)サリオスとホウホウアマゾンを追加。荒れ馬場で推奨されているダーリントンホールは、俺はベストアプローチで酷い目に遭ってるので信じないw ちょっと使い過ぎなので馬連はインディチャンプとダノンザキッドを下げておきます。
ちなみに、調教後馬体重と合わせて見た時に、シュネルマイスターは入れ込む可能性が少し高まってる気が。逆にグランアレグリアは盤石の仕上げのような。引退見据えて少し増やしてきただけかもしれないけど、グランの馬連の方を厚めに買っておきます…。
さて、先週のエリザベス女王杯。自分はバビィの麻雀で最強戦応援で対局スタジオにいて、結果を知って慟哭していたわけですが。
ぎぃやああああああああ「ウインはウインでも」とか
「横山は横山でも」とか書いてるのに、なぜ俺は
「アカはアカでも」に気づかなかったのか…。非ディープインパクト産駒活躍の予想は大的中で、ステラリアもクラヴェルも買ってるのに、なぜアカイイトだけ買っていないのか…。一撃3連複28万だったのに…。
「逃した魚は大きいぞ」といにしえのモーニング娘。も言っております。
♪押したり押したり引いたりしてるから裏目裏目に結果が出たり~…おお、なんという心に刺さるお言葉。可愛かったよなぁ、亀井絵里。
今回は冒頭からかっ飛ばしておりますがw そんな先週の結果を踏まえつつ、今週のマイルCSに臨む所存(どんな所存だよ)。
* * * * * * * *
エリ女の結果を踏まえて、
「今の阪神は荒れている、パワー型有利」などと世間では言われていますが、自分の前回のスタンスを見てくれた方にはわかる通り、かっぱがれ的にはちょっと疑っていて。
阪神2200mでディープ産駒がイマイチなのは今までのデータでも証明されてるわけで、
「馬場が荒れてるからディープ産駒が惨敗した」とは言い切れないんじゃないでしょうか。レイパパレもアカイトリノムスメも直線いい感じで入ってきてパタッと止まったのは、
本質的に距離が合わなかったからと考えた方がしっくり来ます。
確かに今年のエリ女は昨年と比べて2秒近く時間を要しており、芝が荒れていることは事実なんでしょうが、もともと昨年自体、レコード決着がいくつも飛び出した異常な馬場状態だったことまで勘案すれば、「パワー型有利」とまで断定するのは少し危険なような…?
じゃあ、やっぱりグランアレグリアなのか? これも天皇賞の予想の際に少し触れましたが、昨年、この馬が天皇賞を見ずに短距離路線に向かったのは、単純に「4歳がピーク」と厩舎が感じていたからではないでしょうか。4歳のうちに、取れるG1を取っておきたかった。レース前に突然引退を発表したのも、そんな推理を裏打ちしてくれている気がします。
となると、シュネルマイスター? いや~、毎日王冠を完勝した3歳時のダノンキングリーやサリオスがマイルCSで負けてるわけですから、こちらもアテにはなりません(ステルヴィオは毎日王冠2着で勝ってるけどねw)。シュネルマイスターにはもともと入れ込み癖があるという話ですし、初の関西遠征でこの悪癖が爆発する可能性だって大いにあり得ます。
そんなわけで、今回のマイルCSも穴予想。ドッスン。
■マイルチャンピオンシップ《GI》予想■
◎グレナディアガーズ 〇グランアレグリア ▲シュネルマイスター
⭐︎カテドラル △インディチャンプ △ダノンザキッド △ロータスランド 本命はグレナディアガーズ。海外遠征を取り止めての参戦でネカティヴなイメージがありますが、今回この馬には有利な条件がいくつかあります。まず、関西馬ということでシュネルマイスターのような輸送がないこと。次に昨年、朝日杯FSでレコード勝ちしたコースと同舞台なこと。最後にNHKマイルのような乱ペースにはなりそうにもないこと(2F目が10.2という隠れハイペースだった)です。
特にNHKマイルは、一緒に先行した馬が2頭が最後方へと沈む中、食い下がった形での力を見せた3着でした。前走の京王杯AH3着も、スタートで後手を踏んだ挙句、最内枠だったにもかかわらず大外をぶん回すという川田の失敗騎乗が原因です(もしかして今回騎乗しないのはそのせい?)。乗り替わりの池添といえば積極騎乗が信条。朝日杯同様の先行策で、グランやシュネルの末脚を封じてくれることを祈ります。
その他は、単純にG1馬や阪神コースの実績を考えて選んでみました。
⭐︎はカテドラル。安田記念での敗因は平たく言えば「経験不足」。夏のローカル2戦を戦い抜いて、常に33秒台を繰り出せるようになった末脚は脅威かもしれません。
単勝 ⑨
馬連 ⑨−③⑦⑩⑪⑫⑬ (6点)
3連複 ⑨−③⑦⑩⑪⑫⑬(15点)* * * * * * * *
モー娘。は黄金期とプラチナ期の端境期にも、名曲がうじゃうじゃあると思うんだけどなぁ。
…はっ!? 当方の予想を参考にしてハズれても、責任は一切取りませーん!
誰も気にしちゃいませんでしょうが、菊花賞、天皇賞と2レース続けて大本線が的中。たいして儲かりもしないカッタい配当ですが、まずはなんとかこの好調を維持していきたいところ。
今日も武蔵野Sをゲットした勢いで、友人と一緒に酒飲んで瓦そばも食ってきて眠いんで、枕もそこそこにサクッといきますかw

* * * * * * * *
ポイントは2020~2022年のエリザベス女王杯が阪神2200mでの開催ということ。この阪神2200mは京都の2200mとはまるで違う。スピード能力だけでは補えないスタミナが必要で、府中の2000mよりも中山の2500mを勝つ力が求められると昔から思っていて。
昨年も書きましたが、なんといっても同じ阪神2200mで開催されてる宝塚記念で、ディープインパクト産駒は1頭しか勝ってないんですよ。そう考えた時、今年のエリ女はちょっとヤバい。2強と思われているレイパパレとアカイトリノムスメの両頭ともディープ産駒なんですから。
レイパパレは実際に宝塚記念で3着となり、距離不安を露呈しています(てか、なんで天皇賞に行かなかったの?)。アカイトリノムスメもオークスでは2着となりましたが、それは3歳馬同士でのこと。お母さんのアパパネもオークス以外で2200m以上では勝てていないことを考えれば、この人気で買うのははっきり言って美味しくない。
…ってことで、昨年同様ウインマリリンを本命にしようと思っていたのですが、どうも追い切りの調子が良くないようで。とはいえ、こういう情報にブラフの可能性があるのも忘れちゃいけない。我々のような年季の入ったファンは、かつての天皇賞で同じように「追い切りがイマイチ」と喧伝されていたスペシャルウィークがあっさり圧勝しちゃったのを覚えてるしw
■エリザベス女王杯《GI》予想■
◎ウインキートス 〇ウインマリリン ▲ステラリア
△アカイトリノムスメ △クラヴェル
△シャムロックヒル △レイパパレまあ、そうはいっても本命にはしづらいということで、オールカマー2着だったウインキートスの繰り上げ当選。ハンデ重賞とはいえ牝馬で目黒記念を勝ったのは、力がないとできないことですし、ゴールドシップ産駒ということで、阪神2200mはどの馬よりも有利なはず。丹内が阪神のウィナーズサークルで手を振ってる姿がどうにも想像できないんですが、それはそれとしてw エリ女といえば「ベガはベガでもホクトベガ」。ここはひとつ、「ウインはウインでもウインキートス」を期待しちゃいます。
ステラリア、クラヴェル、シャムロックヒルはどれも非ディープ産駒で、阪神コースに勝ち星があるということでチョイス。特にステラリアはオークスの時にも書きましたが、忘れな草賞での2.0秒更新という破格のレコードタイムが忘れられません。ちなみにクラヴェルの騎乗は横山典。息子の武史がG1 2連勝してるところで「横山は横山でも…」なんてパターンはどう?どう?w
馬連 ②⑤⑦⑨⑮ボックス ⑮-①③(12点)
3連複 ②⑤⑦⑨⑮ボックス(10点)まあ今回は阪神2200m+牝馬のレースということで、波乱ありと読んでほどほどに。すっかり当たる気がしないw
当方の予想を参考にしてハズれても、責任は一切取りませーん!