久しぶりに麻雀の話。
先週の金曜夜。
「THEわれめDEポン」に
片山まさゆき先生が出演されるということで、普段以上にw真剣に視聴していたわけなんですが。
第4ゲームの東1局1本場9巡目。
北家の
月亭八光さんが、仮テンからこんなツモ。













ツモ

ドラ


当然、4索を切ってリーチをかけました。
捨て牌はこんな感じ。








(リーチ)
対する南家の片山さんの手牌がこちら。
この日の実況に
野島卓アナ、解説は
古久根英孝プロと
小笠原奈央プロだったのですが、このときのやり取りをそのまま掲載しますと。
野島「まあ片山なら間違いなく出ないですね」
古久根「うーん、わかんないですね」
野島「うっそデェ!…あっ!?」野島アナの某報道番組では見られないフランクなやり取りはともかくwww
片山さんは少しだけ躊躇した後、
8索をツモ切り!
メンピン一発ドラ1でマンガンという、痛い放銃になりました。
野島「テクニック大王が一発で刺さった!」
古久根「これは片山は雀力が高いがために振り込んだんですね」
野島「? (ちょっと怪訝そうに)なんで8索を一発で打つと雀力が高いんですか…?」
古久根「(苦笑)」ここでも「黒野島」が垣間見えて個人的にちょっと面白かったのですが、そんなことをお伝えしたいんじゃなくてw
古久根プロは、
4索が出て8索が当たるのは「連続形」(今回のように46から7を引いて出てくる形)
か、「テンパイからテンパイの形」(4タンキから8タンキの待ち変えとか)
しかないと解説していたのです。
補足すると、終盤になれば愚形からの待ち変えの可能性も高くなってきますので、ソバテンの8索は危険になってきますが、ほとんど一九字牌しか出ていない9巡目の捨て牌です。片山さんの整った手牌から考えても、8索から切ることは無謀でもなんでもないんですよね。
普通の人は発を切ると思うのですが、当たらない保証もないし、仮に当たったらマンガンクラスの可能性が高いわけですから。
そこまで考えての片山さんの放銃ではなかったのかと。
われポンはバラエティ番組としての性格もあるので、歴代の解説者はここまで深い解説をすることはなかったのですが、
古久根プロはそこはぶれずに、プロとしての領域から少しレベルを上げた解説をしているところに、ちょっと感心したというか。もしくは、
少しテクニカルな解説をされても、一般視聴者がちゃんと受け入れられるような時代になったということなのかもしれません。
ちなみにこの後。
なんと片山さんは、八光さんから
リーチ表2裏8というとんでもない3倍満を和了w
大逆転トップかと思ったら
清水アキラさんにまくられてしまい、最初の八光さんへの放銃がやっぱり痛かった…という形になりました。
結局、この後のゲームで、
斉木しげるさんが四暗刻をツモるなど展開が二転三転した後、清水さんの優勝となるんですが、この第4ゲームで片山さんがトップなら充分優勝の目もあっただけに、
麻雀ってのはつくづく理不尽なゲームだなぁとw
まあ、いろいろと面白かったので、備忘録がてらブログにチェック。
Twitterはアイドルの話かプロレスの話か飲んでるかばっかりになってきたのでw、麻雀の話がもっとたくさんブログで書けるといいんだけどなぁ。
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