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かっぱがれ編集・秋のへっぽこギャンブル日記

基本はギャンブル日記だけど、まあ趣くままにてきとーに。

ロクデナシとクレイジー

そんなわけで、昨日発売された『近代麻雀』掲載の「かっぱがれ」。
前号の朽葉狂介&マージェンヌ対局の続きであります。

朽葉が吠える!

そもそも、「かっぱがれ」が以前の近オリ時代で好評だったのは、自分よりも「近代麻雀」編集部界隈の魑魅魍魎…ゴホゴホ、素晴らしい個性豊かな面々が、読者の皆様にとって珍しかったからなのではないかと思うのですが、その中でも「バクチ好き」としてキャラが立っているのが、この朽葉“バクチクレイジー”狂介。

しかし、最近の読者は、この朽葉がどんな経歴の人物か知らない人も多いと思います。
ここで改めて説明すると…。

現在こそ漫画原作者であり、本質とは真逆なノーレート麻雀店のオーナーな朽葉ですが、もともとは編プロを経て、近代麻雀編集部に配属されたアルバイトの一人でした。

近麻編集部の場合、たとえアルバイトであろうとも、チャンスと実力があれば連載作品のメイン担当になることができます。
朽葉もギャンブル三昧でもまれた人生経験を生かし(?)、「麻雀放浪記・凌ぎの哲」の担当となるわけですが…この作品の原作を書いていたのが、おなじみバビィこと馬場裕一さん。

ところが当時のバビィといえば、遅刻と遅筆で有名でした。締め切りを守らないのは日常茶飯事、特に『答えてバビィ』という書籍では、予定していた発売日を1年以上も引き伸ばし、関係者一同をカオスのどん底へと追い込んだほどw

で、思いあぐねた担当の朽葉。とうとう自分で原作を書き始めることになります。

しかし、人生、なにがきっかけで変わるかわかりません。
朽葉が原作を書き始めて以降、「麻雀放浪記・凌ぎの哲」の誌面での人気が急上昇!
自信をつけた朽葉は、編集部をやめて、原作者としてデビューすることになります――。

話は脱線しますが、この「編集→原作者」というパターン、実はそんなに珍しい話ではありません。
「天牌」「あぶれもん」原作者である来賀友志さんが『近代麻雀(活字版)』編集長だったエピソードは有名ですし、その部下だった土井泰昭さん、馬場裕一さんも様々な漫画原作に携わっています(土井さんは「勝負師の条件」が有名ですよね)。

麻雀界という枠でいえば、阿佐田哲也さんの担当だった柳橋史さんが作家として上梓されたのが、桜井章一さんを世に出した、あの「伝説の雀鬼」でした。さらにコミック界全般まで広げると、浦沢直樹さんの担当編集だった長崎尚志さん、「金田一少年の事件簿」の担当だった樹林伸さんと、編集者が原作者で大成したケースはいくらでも転がっています。

編集者から作家という道筋は本来、珍しいどころか、かなり有力なエリートコースだったりするわけで。

……。
……。


…何の話をしてたっけw さすがに、長崎さんや樹林さんと同じレベルで朽葉を語るのは大げさ過ぎるので、話を元に戻すとして^^;

さて、この朽葉、もともと編集部に来た頃から雀力はピカいちでした(確か雀荘でメンバー経験もあったはず)。数々の草麻雀大会でも優勝を果たし、優勝賞金のみならず、順位ウマを挑んだ人間から大金をゲットすることもしばしば。

それだけ麻雀では実力者なんですが…とにかく他のギャンブルで、あまり勝ってるようには見えないんですよね~。10万勝ったら100万、100万勝ったら1000万を目指す、いわゆるギャンブルホリックの典型。

まあ、そんな童話にでもいそうな強欲な部分と、強欲過ぎて起こす大失敗が、彼の魅力でもあるんですけどねw

 かっぱがれが躍る!
他人事のように朽葉の話をしてきましたが、もちろん自分も、竹書房に入社以来1,800万くらいを溶かしてきた真性のロクデナシ。
ブログでは書けないような話もたくさんあるのですが、本質的には朽葉と自分はかなり似ている部分もあるのではないかと思っています。

彼にはこれからも、ちょこちょこ作品には登場してもらうつもりなので、皆様よろしくお願いしますw

で、この間の月曜日のお話。
朽葉に金曜日にするかっぱがれ対局のお願いをしたのですが…。

LINEの画面ね  

クレイジー!www

「導火線われめ」と「脱衣」ね…まあ…考えておきます(゚д゚)、ペッ


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2015年10月1日号のかっぱがれ

何かと話題になっとりますw 9月1日発売の『近代麻雀』w
今号も「かっぱがれ」は掲載されております。

今回のゲストはこのお三方!

今回のゲストの3人。

新人麻雀プロの楠原遊さん。声優の小林未沙さん。そして、原作者の朽葉狂介。(←イヤガラセw)

女性お二方のエピソードは、昔このブログでも書いてきたお話です。
「オンバトチームの監督」と触れられていますが、実際はそこまで偉いもんでもなくて、やることといえば、知り合いの麻雀プロをお呼びして、だいたい月に一度ほど麻雀をするくらいでした。

局ごとにみんなの手牌を開いて、その場で検証。

コーチ役のプロ「楠原さん、そこは三萬じゃなくて1索がいいかな。345の三色が見えるでしょ?」
楠原「あ!?ホントだー。」
「小林さん、そこは七萬切るよりも5索じゃないかなぁ」
小林
「…秋さん、5索ってドラなんですけど

ゴホン。
そんなこんなで当時のチームの皆さんにはご迷惑をおかけしましたわけですがw

今や二人は、かたや大会運営のスタッフやライターにも秀でた麻雀プロ、かたや麻雀番組のMCも務める声優さん。
これからの活躍も期待して、自分が登場する作品にゲストとして登場をお願いした次第であります。

で、実際の対局の際の写真w

そうそう、朽葉の最後の手牌。

あれ、普段ならアガらない人のほうが多いと思います。(ですよね?)
ただ、やっぱりサシウマがあったということで、結果としてはああなりましたが、朽葉はアガって正解だったんじゃないでしょうか。
直撃で12000ということは、24000点差もサシウマ相手を引き離せるわけで。東風戦でそんなチャンスはなかなかないですよね。

でも、もし一発でもなく、6筒を切ってたら?www

ちょっと悩んじゃいますよね。
アガるアガらないよりも、あんな引っかけの点数問題に出るようなアガリが出現したこと自体、振り込んだ自分としてはめちゃめちゃおかしかったりして。気になる方は、ぜひ誌面でご確認のほどをw

そんなわけで、この元マージェンヌ&朽葉サシウマ対決の続きはまた次号!

こぼれ話の続きもまたそこで^^

プロフィール

編集・秋

Author:編集・秋
年齢:昭和44年生まれの53歳。
   ゴミのような人生。
   五味龍太郎のような人生
   ではない。
職業:「近代麻雀」等、元(涙)編集
趣味:ギャンブル(競馬・麻雀等)
   プロレス・F1観戦、お城の
   旅行、坂道グループ鑑賞
   ほかいろいろ
貯金:マイナス100万
   (助けて…)
ギャンブルの負け金:約1800万(減らんなぁ…)
座右の銘:ワルツにはワルツを、ジルバにはジルバを
(byニック・ボックウインクル)

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