ごぶさたしてます。
毎日更新を宣言して一週間続けた後、一ヶ月以上放置するというこの酷さ…相変わらずですな、自分w
さて、Twitter上で触れてしまった以上、避けてはいけないお話を。
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「なんでプロレス団体って、あんなにいくつも分かれてるの?」
プロレスを知らない人にこう言われて、ファンがどう答えるかといえば、「仲が悪かったから」としか言えないわけですがw
よくアーティストの解散の理由に「方向性の違い」とかありますが、これも大概「仲が悪かった」で間違いないですよね。
で、翻って麻雀界。
近代麻雀の麻雀最強戦を基準に考えると、現在の競技プロ団体は5団体となります。
最高位戦、プロ連盟、麻将連合μ、プロ協会、RMU
古くからのファンの方はご存知でしょうが、元はといえばプロ団体は最高位戦しかなかったわけですが、このように団体が分裂していったのは…まあ早い話が「方向性の違い」だったわけでw
で、昨日、この5団体のうち、プロ連盟を除く4団体のリーグ戦タイトル保持者が対局をする「四神降臨」というイベントが、ニコ生で中継されました。
それこそプロレス界で例えれば、GHCと三冠とオープン・ザ・ドリーム・ゲートとZERO –ONE世界王者が一堂に会して闘うようなもの…おおう、余計わからんぞw
まあ要するに、ファンとしてはめったに見られないプレミア対局ですし、実際に素晴らしい内容だったそうなので、それでいいといえばいいんですが。
ここで自分は、麻雀プロの方へ問いたいわけです。
「あなたは、なぜ今所属している団体のプロ試験を受けたのですか?」 と。
知り合いがいた、自分の憧れている選手がいた…おそらくはそういう漠然とした志望動機だったとは思うのですが。
しかし、プロとなったからには、自分の所属する団体が「他団体と比べても一番強い」というプライドは持っていて欲しいですし、そうなるように切磋琢磨していて欲しいんですよね。
麻雀プロから「四神降臨の対局は素晴らしかった」とか能天気なことは聞きたくないんですよ。
「自分の団体のタイトル戦決勝のほうがレベルが上だ」「自分の団体のタイトルホルダーが負けた、悔しい」とか思っていて欲しい。
逆に言うと、このイベントに参加しなかったプロ連盟からは、「俺らが一番」という強烈な自負が感じ取れて、むしろ自分は好感ですけどね。
余談ですが、個人的には「四神降臨」というこのイベント名も好きじゃありません。普通に「最強決定戦」でいいじゃないかと。
まあ、エキシビションだし、おもてなす側としては、各団体を刺激しないようなイベント名にするのは当然だと思うんですが…。
で、そんなことを考えていて、結局はこういう結論になっちゃうんですよ。
「じゃあなんで、みんな団体分かれてリーグ戦やってるの?」って。
かつて団体が分裂していった理由を、先ほど「方向性の違い」と書きました。
しかし、それはもう何年も前の話。
ルールもプロ連盟以外は一発裏ドラありで、大きな差異もありません。
その上で、こういった「四神降臨」というイベントが行えるほど友好的ならば、
もうこの四団体は統一して、総力を結集してプロ連盟に対抗していった方がいいんじゃないでしょうか。皮肉じゃなくてね。
第20回最強戦を初めてニコ生で放送してから3年。麻雀対局のネット動画中継により麻雀シーンは一変し、毎週どこかの団体やイベントで対局の模様が放送されるようになりました。
しかし、麻雀中継の飽和化によって、放送される対象となる選手も多岐を極め、中継の「お値打ち感」が薄れてきたのもまた事実です。
でも、今の四団体には、昨日「四神降臨」で対局していたような、素晴らしく才能のある若い競技選手が多く在籍しています。
そういう人材を売り出すためにも、麻雀界は今何をしなければいけないのか? その舞台を作るにはどうすればいいのか?
打ち手側も、主催側も、そろそろちょっと意識を変えていかなきゃいけないんじゃないかぁ…そう思った次第です。
…え~と、シラフですよ~w
次回はまた馬鹿馬鹿しい話題でお会いしましょ~
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