そういえば、はこパラには書いたけど、本ブログには書いてなかった。
今週の日曜日・4月25日に、朽葉狂介が営業している麻雀スクール「船橋JOY」の大会にまたまた参加することになりました。
▲朽葉狂介センセー
まあ、かっぱがれ大会ににも来てもらったし、借りは返しておかないと後々面倒になってくるからね!(なぜポジティブなことを書かないw)
嫌がらせで、かっぱがれ大会で賞品にしたあの重いホットプレートが、そのままこの大会の賞品になってたらどうしようw
一応、情報によると、現麻雀最強位・福田聡プロもいるそうなので、興味のある方はぜひ参加してみてください。
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![キネマ旬報 2007年 5/1号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51NuyxkWdYL._SL160_.jpg)
いやね、この番組の内容自体はよくあるバラエティというか、クイズ番組というか…。
オレも結局、里田まいちんが出るっていうだけで、チェックしてただけだったんですが(失笑)。
ただ、この番組にドラマ「新参者」に出演する阿部定…じゃないよ、阿部寛が番宣で出演しており、過去に映画「はいからさんが通る」に出演していたことなど、かなりの人生の汚点がさらされていたと。ほっとけ。
振り返ると。
ジャニーズなどの美形タレントを蛇蝎のごとく嫌う、シバンムシの額よりも心の狭いボクにとって、「メンズノンノから俳優デビュー」という輝かしき経歴を持った阿部ちゃんなど、ドラマの刺身のツマにもならない、まさに唾棄すべきバブルタレントでした。
まあ、アイドル映画の「はいからさんが通る」はそういうアレだからどうでもいいとしても、その後に出演したフジテレビの「仕掛人・藤枝梅安シリーズ」の小杉十郎太…じゃねえってば、小杉十五郎役をボーッと演じてる姿を見るにつけ、「大根を通り越してもはやただの棒役者だよな、こりゃ」と、テレビ桟敷でせせら笑っていたもんです。
(まあ、確かに小杉十五郎という役自体が空気の読めない熱血KYキャラで、梅安たちの願いをよそに勝手に仕掛人になっちゃったりする朴念仁キャラではあるんですが)
ところがところが。
ふと気がついてみれば、阿部ちゃんは「TRICK」「HERO」「ドラゴン桜」など、話題になったドラマで存在感グンバツの演技力を発揮。 なんじゃこりゃ、オレが好きな演技ができる「名優」に脱皮してるじゃん、と。
だいたい、オレが知ってた昆虫人間・ミュータントタートルズ阿部ちゃん(脱皮だけにw)はどこに行っちゃったの?と、かねてから不思議に思っていたわけですよ。
で、長い前置きでしたが、この「クイズMAN」という番組では、阿部ちゃん自身がその演技力をどこで身につけたかを語っていたワケですな。
そのきっかけとなったのが、つかこうへい作・演出の舞台『熱海殺人事件 モンテカルロ・イルージョン』だったと。役はバイセクシャルな刑事w
「とにかく、つかさん自身がハイテンションなんです。『演技とは狂気だ』と。稽古から常にハイテンションなんで、そこで鍛えられました」
みたいなことをおっしゃっていたんです。
まあ、ファンにととっては今さらなんでしょうけど、ボクは「なるほど!」と納得しました。
ボクの好きな若手俳優というと、内野聖陽とか、渡部篤郎とか、香川照之とか、遠藤憲一とか、本田博太郎とか…おい、「若手」どこいったw
ああ、オレは、「狂気」を内包している俳優が好きだったんだなぁ、と。
小栗旬、キムタク、福山雅治といった俳優が嫌いなのは、単なるやっかみだけじゃなくて、そこに「狂気」がないから。
おそらく、脚本をもらったら、演じる役の「容姿」から入ってイメージをきっちり決めて、そこに演技をはめ込むプランニング。
「かっこつけ」に陥る弊害もあるけど、容姿端麗な俳優なら世間から許有されるスタイルなんだろうなぁ。
(演技力がないとは言わない。そういう演技論もあるだろう)
阿部ちゃんにとっては、ただの番宣のために過去の恥部をさらされて、大変迷惑なことだったと思いますが、見てるこちらとしては、ロクすっぽ内容もないであろうと思っていた番組で、長年思っていた阿部ちゃんの演技力向上の理由を知り、おまけに「演技は狂気」という真理を改めて教えていただいたことで、なんともタメになったなぁ~タメになったねぇ~(もう中学生調)な2時間だったのでした。
あ、とばしてみてたから、正味1時間足らずかもw