何のために?ただ己がために!
…えー、今更ではありますが、GW旅行のお話。
とにかく、
今年の目標は47都道府県・本州全踏破!っちゅうことを心に決めたのは、お正月に書いた通りでございまして。
先日、鳥取には行ってきましたんで、
残りは和歌山と島根。 短期間にまた同じ方向にいくのもなんなので、
すんなりGWは和歌山へと向かうことに。 じゃあ、和歌山で何が面白いのか?梅?梅しかないんか!?
それだけじゃなかろうと、いろいろ検索をかけてみたところ…なんと、
南紀白浜には養殖クエが盛んで、クエ料理がとにかく旨いという情報が。
時期的には少し旬を過ぎちゃいましたが、海辺によさそうな温泉もあるし、大阪からも近いし、とにかく行ってみようかな、と。
…で、
行く前に京都で天皇賞でもみて、さらにKBSホールでやるNOAHの試合を観戦しちゃおうかなと。
うーむ、相変わらず無駄に一人で濃ゆい旅行だぜ(失笑)。
つーことで、5月2日。
京都に着いてさっそく
新福菜館のラーメンとやきめしを食った後、京都競馬場へ。
▲これは去年の写真ですが。
昨年はものすごい自信で天皇賞を買いましたが、今年はイマイチ自信がない。
いろいろ新聞を読んで研究したところ。
まず、
関東から直前で輸送された馬はGW渋滞に巻き込まれて、体調に不安が残る。
最近の春の天皇賞で関西馬が強いのは、確かにそういうことはあるかもしれないなぁ。
もうひとつ、
“今年のGⅠは「車」に関係のある馬が連対している”ということ。
今度はオカルトかよ!?と思った方、まぁ、ご覧くださいよ。
【フェブラリーS】 カジノドライブ(2着) 【高松宮記念】 ローレルゲレイロ(1着) 【桜花賞】 ブエナビスタ(1着) 【皐月賞】 トライアンフマーチ(2着) |
いささか強引かもしれませんが、言われてみれば、って感じでしょ?
天皇賞で車に関係のある馬は2頭。

③
ジャガーメイル ④アルナス
ライン(スカイライン)
この2頭に、阪神大賞典1・2着である⑰アサクサキングス、⑱ヒカルカザブエ、なんだかんだいって武が怖い⑮モンテクリスエスの5頭ボックスで勝負してみることに。
で、結果はどうなったかというと…。
実は前日に漫同S藤に「アルナスラインから流すか」とか言ってたんですが(´・ω・`)
「車」っていったって、あとがナニがくるかわからんきゃ意味ねーってんだよぉぉぉ!!!( ̄□ ̄;) …ちなみに、その後のここにいたるまでの春GⅠ。
【NHKマイル】 ジョーカプチーノ(1着) 【ヴィクトリアマイル】 ブラボーデイジー(2着) 【オークス】 ブエナビスタ(1着) |
一応、「車」絡みの連対は、強引ながら続いています。
明日のダービーで「車」が絡んでる馬は2頭。
⑫リーチザクラウン
⑯トライアンフマーチ
あと、ボクが気づいていない名前もあるかもしれませんが…(⑧ブレイク
ランアウトもまったく関係なくはないし)、あまり競馬を知らない人は買ってみると面白いかも。
…責任は取りませんよwwwww
続きます。
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ホント今さらなんですが(苦笑)、ようやくGWに録画していた「木枯らし紋次郎」をみました。
なにがおかしいって、フジが今回の「木枯らし紋次郎」を、裏番組の「必殺仕事人2009」にぶつけてきたこと。
…はにゃ?
何のことかさっぱりわからんと?
1972年当時、土曜夜10時半から高視聴率を叩き出していた「木枯らし紋次郎」に対抗するため、朝日放送(関東ではTBSで放送)が制作した番組こそ、必殺シリーズ第1弾の「必殺仕掛人」だったんです。
このハイクオリティな時代劇ドラマの激突は、当時「土曜10時の時代劇戦争」と呼ばれ、 大きく話題になりました。
実に37年の時を経て、まさかまた同じ番組で視聴率戦争が繰り広げられるなんて、昭和47年当時、誰が想像してたでしょうか?
…ってか、局側の時代劇ドラマの制作能力が著しく低下してるって証明にもなってるような気が(´・ω・`)
ちなみに、あまり知られていない事実として、「必殺シリーズ」が大ブレイクして「木枯らし紋次郎」が終了した後、「意趣返し」に、フジTVでは「必殺仕掛人」の主役キャストである緒形拳&林与一コンビを使って、「八洲犯科帳」という番組を放送しとります。
が…DVD化も再放送もされていない現実から考えて、「…」な作品だったんでしょう。
まるで日テレで「THE夜もヒッパレ」終了直後に、テレ東で『最高!ブギウギナイト』 が放送されたような…もうほっといてやれよw
で。
個人的には、今回の平成「金曜9時の時代劇戦争」は、「紋次郎」の圧勝。
「紋次郎」ワールド特有の「業」というか、虚無感たっぷりの重厚ストーリーを、F1層ひしめく現代のお茶の間にもそのまま叩きつけてるところがいいんですよね。
(「必殺仕事人2009」は、「必殺」ワールドを構築しようとしても、メインキャラの存在感が軽すぎる)
で、面白かった。面白かったんだけど、いろいろケチをつけたいところも当然あるんですよ。
■ナレーションは絶対男性にすべき!
芥川隆行さんの名ナレーションこそ、「木枯らし紋次郎」の味。
芥川さんは亡くなってるんで、それは無理筋にしても、やはり男性でないと、あのニヒルな世界観はかもし出せないでしょ。
■殺陣は「ケンカ剣法」でしょ!
「刀は当時高価でなかなか買えないので大切に扱うから、刀同士をぶつけ合わせたりしない、ケンカ剣法にさせた」という、「紋次郎」の殺陣のこだわりは有名な話。
でも今回のスペシャルの殺陣は、普通の時代劇とは違う感じこそあったものの、紋次郎自身「ケンカ」というより、「巧い」って感じで、無骨さがないんだよなぁ。
「紋次郎」名物、棒っきれのように刀を振り回す渡世人集団が見たかったw
■主役は江口洋介でいいの?
紋次郎は無口でニヒルな「無頼派」ヒーロー。と、なると、演者もそのイメージのほうがいいわけで。
歴代「紋次郎」といえば、中村敦夫、菅原文太など、大根…ゴホンゴホン、棒読み…エヘンゴホゴホ、あー、えっとぉ、特徴的な言い回しが迫力を生む、泥臭い役者さんばかり。
どちらかというと「スマートな熱血漢」のイメージがある江口洋介には、紋次郎はイマイチかなぁ、と。役者としては巧い人だと思うけど。
そういう意味で、「棒」が味になってる役者…ということだけ考えれば、キムタクあたりが意外とハマるんじゃないかと。うひょー、異端な意見w
■主題歌をもっと効果的に使えぃ!
主題歌を劇中で使用するのはいいんだけど、CMでばっさりとか。エンディングで、最後はいきなりギターソロが入って終了とか。内容からして、「紋次郎」を見たことがある視聴者をターゲットにしてるんだから、この辺はきちんとリスペクトしてほしかった…。
はっきり言って、当時の市川昆演出には絶対勝てないと思うんで、むしろそのまんま作っちゃったらいいのに、と。
もうね、OPのロゴが筆文字の時点でガッカリなんよ。市川昆といえば画面一杯の明朝体だろ、明朝体!w
まあ、文句はこれくらいにして。
とはいえ、なんだかんだ言っても、これだけのスペシャルが作れるなら、それはそれでいいと思うんですな。
しかし、渡辺いっけいがあんな怪物キャラを演じるとは…。
「仕事人2009」でも、吉村貫一郎的な田舎武士キャラを好演していたし、ただの大仰な役者かと思っていたら大間違いだったようです。
…続編みたいでし。