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●だれかが風邪のようで |
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ホント今さらなんですが(苦笑)、ようやくGWに録画していた「木枯らし紋次郎」をみました。
なにがおかしいって、フジが今回の「木枯らし紋次郎」を、裏番組の「必殺仕事人2009」にぶつけてきたこと。
…はにゃ?
何のことかさっぱりわからんと?
1972年当時、土曜夜10時半から高視聴率を叩き出していた「木枯らし紋次郎」に対抗するため、朝日放送(関東ではTBSで放送)が制作した番組こそ、必殺シリーズ第1弾の「必殺仕掛人」だったんです。
このハイクオリティな時代劇ドラマの激突は、当時「土曜10時の時代劇戦争」と呼ばれ、 大きく話題になりました。
実に37年の時を経て、まさかまた同じ番組で視聴率戦争が繰り広げられるなんて、昭和47年当時、誰が想像してたでしょうか?
…ってか、局側の時代劇ドラマの制作能力が著しく低下してるって証明にもなってるような気が(´・ω・`)
ちなみに、あまり知られていない事実として、「必殺シリーズ」が大ブレイクして「木枯らし紋次郎」が終了した後、「意趣返し」に、フジTVでは「必殺仕掛人」の主役キャストである緒形拳&林与一コンビを使って、「八洲犯科帳」という番組を放送しとります。
が…DVD化も再放送もされていない現実から考えて、「…」な作品だったんでしょう。
まるで日テレで「THE夜もヒッパレ」終了直後に、テレ東で『最高!ブギウギナイト』 が放送されたような…もうほっといてやれよw
で。
個人的には、今回の平成「金曜9時の時代劇戦争」は、「紋次郎」の圧勝。
「紋次郎」ワールド特有の「業」というか、虚無感たっぷりの重厚ストーリーを、F1層ひしめく現代のお茶の間にもそのまま叩きつけてるところがいいんですよね。
(「必殺仕事人2009」は、「必殺」ワールドを構築しようとしても、メインキャラの存在感が軽すぎる)
で、面白かった。面白かったんだけど、いろいろケチをつけたいところも当然あるんですよ。
■ナレーションは絶対男性にすべき!
芥川隆行さんの名ナレーションこそ、「木枯らし紋次郎」の味。
芥川さんは亡くなってるんで、それは無理筋にしても、やはり男性でないと、あのニヒルな世界観はかもし出せないでしょ。
■殺陣は「ケンカ剣法」でしょ!
「刀は当時高価でなかなか買えないので大切に扱うから、刀同士をぶつけ合わせたりしない、ケンカ剣法にさせた」という、「紋次郎」の殺陣のこだわりは有名な話。
でも今回のスペシャルの殺陣は、普通の時代劇とは違う感じこそあったものの、紋次郎自身「ケンカ」というより、「巧い」って感じで、無骨さがないんだよなぁ。
「紋次郎」名物、棒っきれのように刀を振り回す渡世人集団が見たかったw
■主役は江口洋介でいいの?
紋次郎は無口でニヒルな「無頼派」ヒーロー。と、なると、演者もそのイメージのほうがいいわけで。
歴代「紋次郎」といえば、中村敦夫、菅原文太など、大根…ゴホンゴホン、棒読み…エヘンゴホゴホ、あー、えっとぉ、特徴的な言い回しが迫力を生む、泥臭い役者さんばかり。
どちらかというと「スマートな熱血漢」のイメージがある江口洋介には、紋次郎はイマイチかなぁ、と。役者としては巧い人だと思うけど。
そういう意味で、「棒」が味になってる役者…ということだけ考えれば、キムタクあたりが意外とハマるんじゃないかと。うひょー、異端な意見w
■主題歌をもっと効果的に使えぃ!
主題歌を劇中で使用するのはいいんだけど、CMでばっさりとか。エンディングで、最後はいきなりギターソロが入って終了とか。内容からして、「紋次郎」を見たことがある視聴者をターゲットにしてるんだから、この辺はきちんとリスペクトしてほしかった…。
はっきり言って、当時の市川昆演出には絶対勝てないと思うんで、むしろそのまんま作っちゃったらいいのに、と。
もうね、OPのロゴが筆文字の時点でガッカリなんよ。市川昆といえば画面一杯の明朝体だろ、明朝体!w
まあ、文句はこれくらいにして。
とはいえ、なんだかんだ言っても、これだけのスペシャルが作れるなら、それはそれでいいと思うんですな。
しかし、渡辺いっけいがあんな怪物キャラを演じるとは…。
「仕事人2009」でも、吉村貫一郎的な田舎武士キャラを好演していたし、ただの大仰な役者かと思っていたら大間違いだったようです。
…続編みたいでし。
…またまた和歌山旅行の件は華麗にスルーしておいて、土曜日のお話。
結局、吉本新喜劇のペアチケットをもらっておいて、見ないのもなんなので、一人で観劇することに。
ヨシノリ、カンゲキーッ。(←昭和ネタ)
だが、待てしばし。
その前にちょっと府中へ寄って、メインのフリーウェイSだけやることにしよう。
府中に着くと、ちょうど返し馬。
BGMはなんと、そのまんまユーミンの「中央フリーウェイ」。
JRAって、こういうシャレっ気がタマにあるんだよね。
…なら、ユーミンに関係のある馬でも探してみようかと。
いるじゃん、⑤ユキノハリケーン。
やっぱり、ユーミンといえば「ハリケーン」だよなぁ。
…で、結局ハナ差さされて、3着だってorz
なんだよー、惜しいなぁ。
とか思いつつ、季節外れのユーミンの「ハリケーン」を口ずさんでみる。
♪ハ~リ~ケ~~ン、ハ~リケ~ン~。
……。
なんか変だなぁ。
…あっ!? Σ(゚Д゚;)
しまったぁ、そういえばあの歌は「ブリザード」だったぁ!!
吹雪並みに寒かったのは、ボクだったっていうトンマでマヌケな話でした。
そりゃ、負けるはずだよwwwww
吉本、面白かったです。
でも吉本新喜劇ならチャーリー浜と岡八郎見たかったなぁ。
…ごめんくさい。
いろいろ書きたいまま、時は過ぎ…
とりあえずGWの和歌山旅行のあたりは華麗にスルーしておいて、先週の金曜からのお話。
金曜日。会社の人たちと合同誕生会。夜中の3時まで呑む。
なんか、営業の人にまたいつもの変な熱い演説をやってしまい、ハゲしく後悔。
土曜日。キョーレツな二日酔いのまま、モンド21の麻雀番組スタッフの方々が開催された「コクーン杯」に参加。
詳しくはこちらへ。
http://blog.livedoor.jp/biglipbabby/archives/707903.html
http://oriharamika.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-b33a.html
まったく橋棒のまま終わったけど、賞品に今週土曜日にある吉本新喜劇のペアチケットをもらう。ラッキー♪
…一緒に行く人がいないんだけどどうしようorz
で、打ち上げで呑み。
月島で美味しいもんじゃ食べて、自宅付近ではドロリ系有名ラーメン「天下一品」まで。
この辺からもうなんか、カラダがギシギシしてますw
日曜日。漫同S藤と府中でヴィクトリアマイル。
いろいろ迷ったけど、ウオッカの馬体重が494キロと知り、確勝を確信。
あとはヒモ荒れか、本命に点数を絞るか…。
ここでやっちゃうのが「かっぱがれ」のゆえんたるところで(´・ω・`)
結局、ヒモ荒れで人気薄のブラボーデイジーが突っ込んできて、25K負けぃ。
てか、今年のG1全連対に車に関係のある名前が絡んでるんですけど。すごくね?
で、レース後に、やっぱり呑み。
さすがにカラダがきついんで、梅酒中心。
でもその後カラオケ行って、「青葉」でラーメン食って…どうしてもカロリーの摂取に余念がないボクでしたw
月曜日。この日はイガリン主催?のバビィ&黒木&秋の合同お誕生会の予定。
…いやね、もともとは先にバビィが5月1日が誕生日だったんで、お誕生会をやろうと思ったんですが、みんなの時間が合わなくて。
そこで、もうボクや黒木くんの一緒にして、合同でお誕生会をやろうと。
ところが、イガリンからは当日になってもウントモスントモ連絡がなーい(゚Д゚)y─┛~~
イガリンにメール。
「何か忘れてません?」
ピピピッ。
返事。
「…原稿?」
うがぁぁぁぁぁ。ヽ(`Д´)ノ
イガリン「だって、馬場クン、はこパラでもうお酒飲まないって書いてるよ」
…子供の言い訳かぁッ!?
イガリンにはバビィへ直接連絡入れてもらい、ムリヤリ誕生会を強行。
なので、他の参加者はケネス徳田のみwwwww
プレゼントにドリフのDVDをもらう…。
…なんかもうね。
いや、祝ってもらうだけマシなんですけど。
その後も場所を移し、呑みまくり。
最後、イガリンとバーのマスター相手に、一人で勝手にブツブツ歴史の講釈を始めていたそうです…。
全然記憶にないんだよなぁ。。。
火曜日。もう何日酔いかわからんところで朽葉狂介から電話があり、食事することに。
さすがに酒はもうノーサンキュだったので、神保町にある洋食屋「オロチョン」で自慢メンチカツ。
メンチカツにナイフを入れると、肉汁がウルトラマン。つまり「ジュワッ」。
まさに懐かしの洋食屋さんのメニューなんであります。
ここはビールの注ぎ方にこだわる美味しいお店なんで、今度はビールも飲みたいなぁ。。。
…なんて考えつつ。
ダイエットといいながら、体に悪い生活しまくっちゃったんで、木曜日の病院での定期診断ブッチしました。
俺、信者宇野?
…じゃなかった、死んじゃうの!?
カラダにいい生活。リセットざんす。
GW中のお話は、また土日にでも。
●麻雀萌えマンガが許されるまで~補足 |
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前回の話がいろんな漫画系ニュースサイトやブログで紹介された影響で、ずいぶん多くの方のアクセスがありました(ありがとうございます!)。
ただ、誤解を受けた箇所もあったようなので、ちょっと補足させていただきます。
こんな意見があったんですな。
「萌えマンガがなかったって言うけど、当時『トリツキくん』みたいな麻雀マンガが掲載されていたじゃん、このウソツキめ」
…と。 Σ(゚Д゚;)
「トリツキくん」とは、89年ごろに「近代麻雀」に連載されていた作品で、なんと、作者はあの「3×3EYES」を描いた高田裕三先生!
内容は幽霊+ラブコメ+麻雀です…って書いただけじゃなにがなんだかw
傑作なのでぜひ購入してみることをおすすめします。
絵柄的に「トリツキくん」を“萌えマンガ”と分類するにはちょっと乱暴かと思い、特に触れなかったのですが…。
実は、「近代麻雀」でも、萌えマンガというか、「マンガおたく好み」(といっていいのかなぁ)の作品が多く掲載されていた時期(80年代終盤~90年初頭あたり)があったんです。
「トリツキくん」のほか、「勝手にジャンキィロード」「デスパイ」「怪傑イーピン・ゴッド」などなど。
ボクのようなアラフォーおたく世代の人には懐かしい作品じゃないでしょうかw
(確か「イーピン・ゴッド」は『桃色サバス』に収録されていたはず…)
だがしかし。
当時のこの実験的な試みは、「近代麻雀」(当時は「別冊近代麻雀」)の部数低迷という事態を招き、ほどなく編集部方針は「正統派路線」へと回帰していきます。
その軌道修正の中で誌面に登場したのが、「アカギ」だったりするんですよね。
結局、ボクがバイトで入った94年頃、いわゆる「おたく向けマンガ」というものに対して編集部が冷淡だったのは、そういった反動の部分もあったわけです。
さてさて。
その後、「近代麻雀」3誌で「萌え」要素のかかった作品がまったくなかったわけではありません。
(正直、「萌え」の定義すらボク自身あいまいだったりするんだけどw)
前回挙げた「まきの麻雀クラブ」しかり、リニューアル前の近オリに掲載されていた一連の作品しかり。
しかし、「咲-Saki-」ほど「萌え」要素が大量投下されていて、それ系ファンのハートをギュッと鷲巣様にした…もとい、鷲づかみにした麻雀マンガというものを、ボクはそれまで一度も見たことがありませんでした。
あんなハイクオリティな麻雀マンガが他誌で生み出されているにもかかわらず、「近代麻雀」は何をしているのか?と。
その状況を憂いての、
>「咲-Saki-」のような作品で誌面が埋め尽くされてしまうのはどうかと思いますが、
>今なら1~2本くらいこんな萌え系ストーリーマンガが「近代麻雀」にだって欲しいよなぁ…と、
>現場から離れてしまった元オタク&元近代麻雀編集はつぶやいてしまうんであります。
というボヤキだったんでありまして。
ただ、確かに前回のレビューは、ちょっと誤解を受けるような書き方だったかもしれませんね。
誠にすいまメーン。 (ジョイマン調)。
ちなみに。
「おたく向けマンガ」への編集部の取り組みがまったく無駄に終わったかというと、そういうわけでもなく。
「近代麻雀」誌上では失敗だったものの、おたくサブカルチャーの流れをヒシヒシと感じていた編集スタッフは、その苦い経験を生かしつつ、ついに「近代麻雀」という枠を飛び越えて、新コミック誌の創刊へと動き出します。
それが、「碧奇魂ブルーシード」 「影技 -SHADOW SKILL-」などの傑作を生んだSFファンタジー系マガジンの草分け『コミックガンマ』の発刊へとつながっていくんですね。
…なんか、「竹書房のおたく向けマンガの歴史」みたいになっちゃったなぁ。
どっとはらい。
昨日、招待状をいただいて、西原理恵子さんの博覧会「バラハク」レセプションに行ってきました。
会場に到着して、すぐに西原さんへごあいさつ。
私「どうも、こんちわです」
西原「秋、やせたねぇ~! …ガン?」
…先生、そのギャグはブラックすぎて受け入れづらいでしwwwwww
実は、展示を見たあとすぐ、銀玉親方たちと食事に入ってしまい、肝心なレセプションの現場にはいなかったという…しまった! 生のともさかりえ見逃しちゃったよっ!(←違うだろ)
ちなみに、私が一番心の残った展示は――西原さんが小学館の八巻さんや水野さんに送っていた、「原稿が遅れます」告知FAXコレクションw
体というのは正直なもので、このFAXを見た途端、胃がキリキリ痛みはじめましてwwwww
いやぁ、編集というお仕事から離れてもうすぐ3年になりますが、長年の習慣とは恐ろしいものです…。
他にも西原さんの生原稿や写真が展示してあったり、とにかくファンなら確実に楽しめるイベントですよ
オリジナルトートバッグなどの物販もありますよ~。
…って、そういえばトートバッグ買うの忘れてたわ。( ゚д゚)
もう1回行ってくるかw