というわけで。
またもや、やらかしてしまいました一人旅シリーズ。
今回は京都編やす
今回の旅行の目的は…、
1.以前取材で赴いた嵐山を、今度は落ち着いて観光すること
2.嵐山の「湯豆腐 嵯峨野」で、湯豆腐を食すこと
3.菊花賞を勝つこと
この3つw
土曜日の早い時間にいくつもりだったのですが、結局京都に着いたのは15時過ぎ。
早くも1がピンチやんけ。
あわてて、タクシーに飛び乗って、嵐山を目指します。
そんな時にも、土曜競馬は忘れないw
とりあえずメインだけ買うつもりで、車中で馬柱とワンセグテレビとにらめっこ
「あ、お客さん。あれが立命館大学ですわ。最近建て直して、あんな立派になったんですわ」
「あたしにゃ、立命館の教授に知り合いがいましてなァ」
「今回のノーベル賞も関西でっしゃろ? 関東には東大だ早稲田だ慶応だありますが、なんでそういう賞はこっちなんでしょうなぁ」
…知るかぁ!!!!ヽ(`Д´)ノ
京都だけに、観光名所をガイドする運転手さんがいるなら仕方がないが、なんで立命館大学だけをガイドされにゃならんねんっ!?
俺が「おこぼれ六大学」法政出身なのがそんなにいかんのかぁ!?(←被害妄想)
そんな耳障りな立命館ガイドを受け流しつつ、あわててメインの予想。
富士Sは関屋記念完勝で復活の兆しのあるマルカシェンクからいって…13着。復活してないやん
室町Sは、アンカツのダイワエンパイアで固そう。
人気なので、上位3頭への流し馬券で、とりあえず今日の損はなくしておくか…の銀行馬券。
競馬ファンの皆さんはお気づきですね。
ま、また、川田が突っ込んできたよぉぉぉっ!!( ゚Д゚ )
アンカツ-川田の決着で、馬連は21.6倍。8000円の負け。
京都まで来てるというのに、またもおんなじことの繰り返し…テンションだだ落ち。ウツだなぁorz
「お客さん、あそこにあるお店も、立命館の教授さんがよくいらしてですなぁ…」
じ~じ~ぃぃぃぃっ!!!!!ヽ(`皿´O)ノ
…そんなことしてる間にw嵐山に無事到着。
しかし、わかってはいたが、土日や連休の嵐山は観光客で騒然としております。
とりあえず有名な竹林を見ようとするが、竹林まで行く道はタクシーが通れないほど混雑。
「回り道してもよろしですか?」
いいですよ、と言うやいなや…タクシーは大爆走!!(BGM;「
嵐山の裏道を越え、とんでもない細い道をズバズバ入っていく。
おいおい、人も結構歩いてるよ、大丈夫か!?
…とか、思っていたら、なんと着いた先は、その竹林のどまん前!
「行ってらっしゃいまし(ニコッ)」
…なんちゅうか、その…「立命館ガイドタクシー」にいきなり圧倒されてしまいましたがな。
▲一人じゃ虚しい…。 ▲観月橋。もう木の橋桁ではないらしいです。
▲名物・嵐山コロッケ。ホクホクして旨し!
…続きます♪
●ジミ・ヘンにクラッシックは奏でられるのか? |
進化した激闘! KETNA vs.丸藤、Wタイトル戦は60分ドロー=ノア[ スポーツナビ ]
古くは猪木vsドリー、馬場vsサンマルチノから、鶴田vs長州、猪木vs藤波まで、「60分フルタイムドロー」という試合は、古式ゆかしき昭和プロレス時代の伝統芸能といっていいでしょう。
だがしかし。ぶっちゃけ、それらが名勝負として足りえたのは、当時「両者リングアウト」という消化不良試合が量産されていた時代だったからなわけで。
もう平成も20年過ぎ、現代はPRIDEこのかた「カミングアウトプロレス」時代。
「60分フルタイムドロー」に、あまり価値を見出せない自分がここにいる。
小島vs天山(厳密に言えばフルタイムじゃないけど)、諏訪魔vsケア、バルクvs鷹木など、最近になって「復刻」されてきた感もあるけど、明らかに試合をしている選手が、フルタイム持たせるためにゆったりとした間で闘っていて、スタミナをセーブしてるのがみえみえの試合もあり、8ビートを超えて16ビートを刻む現代のロックプロレスとは明らかに逆行してる。
いわば、 「60分フルタイムドロー」ってのは、クラッシック曲みたいなもんだよな、と。
丸藤にしろ、KENTAにしろ、すごい身体能力の持ち主であって、今回も見たこともないような驚愕のウルトラ技を見せ付けてくれた。
スタミナ温存が災いするグダグダ試合とは違って、全力でやり遂げた二人の、新時代プロレススタイルだったのは間違いなく事実なんですが。
でも、そんな「超絶ギターテク」ってみたいなやつは、やはりクラッシック曲ではなく、短時間でパッと激しく燃焼するロックでこそ光るもんじゃないかと思うけど、どうだろう。
60分というロングランの中、超絶技→バテる→超絶技→バテる…のエンドレスは、どうしたって中だるみしてしまうものだから。
その意味で、週プロで京平レフェリーが「本当はスモールパッケージとか、バックスライドが…」というコメントは面白い。
「足し算」だ「引き算」だとか変なアスリートチックの世迷い言じゃなく、「3カウント入っちゃうんじゃないの!?」というスリルが少なかったのが、名勝負としてのエッセンスに欠けていたのかも。
(一番の「スリル」が「場外10カウントルール」っていうのも、皮肉っていうか)
今のプロレスで「60分フルタイム」なんていう難易度の高い名曲を演奏できるのは、武藤や鈴木みのるあたりしかいないでしょう。
っていうか、そのあたりに任しときゃいい。
丸藤やKENTAに今求められているのは、「60分の激闘」よりも「30分の超激闘」だと思います。
スカイラブの破片…って覚えてます?
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たまにネットの掲示板などで、「リアルで強いとか言ってる奴は、ネット麻雀にも出てきてその強さを示せゴラァ」みたいな意見が出ておりますが…。
個人的には、「リアル」の強さと「ネット麻雀」の強さは比較できないと思います。
格闘技で言うと「UFC」と「DREAM」(「PRIDE」といった方がわかりやすい?)みたいなもんで。
同じ「何でもアリ」の格闘技なんだけど、場所が「金網に囲まれたオクタゴン」と「ロープの張られたリング」の違いだけで、まったく闘い方が違います。
UFCなら、金網に押し付けるパワーや、パウンド(パンチ)の技術が重要。
金網を利用したマウントポジションとかもある(最近ちゃんと見てないから、今もそうかはしらんw)
でも、DREAMならロープに押し付けても膠着すればブレイクになるから、金網を利用しないようなグラウンドの技術が必要だし、ロープ際のエプロンという狭いコーナーを使った関節技…なんていうのもあったり。
「そんなもんルールにあわせて対応すりゃいいじゃん」というけど、PRIDEで最強だったミルコ・クロコップがUFCで完敗してたり、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラが苦戦してたりしてる(勝ってるけど)のを見ると、じゃあ対応力がない奴は弱いってことなの?って思ったり。
結局ね、「ネット」と「リアル」だけじゃなく、裏無し、裏アリ、赤アリ、チップ…それぞれの麻雀のルールには、そのルールならではの技術が必要だし、プレイヤーの質(上手いとか下手とかじゃないよ)も違ってるわけだから、全部のジャンルを一緒くたにして「強い」とか「弱い」とか語れないと思うわけですよ。
極端な話、ポーカーだって、ネットでやるポーカーとカジノでやるポーカーじゃ、全然違った能力が要求されるんじゃないのかなぁ。
「最強」の冠つけてる大会をやっとる会社の人間として、甚だ不適当な発言だとは思いますが。
サーセンwwwww
「ネットでやってる奴はリアルが弱い」「リアルで強いっていうならネットでデータ見せろ」って、お互いを非難しまくってること自体が、結果的には不毛に見えるンだよなぁ(;^^)
秋華賞直後。
片山まさゆきさんのお友達で、たびたびマンガにも登場する、見た目サングラスに強面でとっても怖そうなw、K山さんから電話。
ボク「はい、もしもし」
K山「おごって♪」
ボク「え…あ、いや、実は…」
K山「なに?」
ボク「処々事情があって、今日馬券買ってないんです…」
K山「ウソつけよぉぉぉ、何やってんだよぉぉぉぉ!」
はい、K山さん。
私、実はウソをついておりました。
ってか、当たり馬券を買わなかったのは事実なんですぐわぁ。
* * * * * * * * * *
先週の金曜土曜、またもイガリンたちとアーンな店やコーンな店で遊び歩いていたわけですよ。
しかも土曜日は、夜中に、やはり片山さんのお友達で今年麻雀プロになった正木さんと一緒に、ゴールデン街にある例の麻雀プロが集うバーに行って、またもドロドロになっちまいまして。
次の日、キョーレツな二日酔いで自宅静養。
当然、冷静な予想などできやしません。(いっつも冷静なんかじゃないような気もするが)
ここでもうひとつ注釈。
ボクは今、半年に一度、片山さんやK山さん、正木さんたち10名くらいで、「G1競馬予想大会」みたいなゲームをやっております。
簡単にルールを説明すると、G1のたびに持ち金7000円の設定でレース予想をして、誰がイチバン収支が多いかを競っているわけで。
(実際に7000円を賭けているわけではない)
で、この秋華賞の日も、実際に馬券を買う前に、この予想ゲームの買い目を携帯で打ち込まなければいけなかった。
…うーん、二日酔いで頭がイタい。
ここは実際に馬券を買うわけじゃないし、秋華賞は荒れそうだから、まともに買ったってハズれそうだし。
えーい、少し強気で適当に張っちゃえ。
ローズS2着なのにまったく人気がない、内枠の①ムードインディゴでどうじゃ?
…というわけで、適当に携帯で所定のサイトに①総流し馬券を入力した後、実際に買う馬券の予想を開始。
さっきの予想などすっかり忘れ、買い目はすっかりラビリンス。きれいだったなぁ、ジェニファー・コネリー(意味不明)。
復調気配の⑪トールポピー?
蛯名が乗らないのが逆に怖い⑤エフティマイア?
いつもやられる川田の⑨マイネレーツェル?
京都に実績がある清水成駿イチオシ⑱オディール?
悩みに悩んだ挙句、春の桜花賞・オークスと買っていた馬のことを思い出す。
⑦リトルアマポーラがいるじゃないか!
武幸ってのがちょっと…というか、めちゃくちゃ不安だけど、一度同じ京都の秋華賞で大穴開けてるし、ここで買わずに来ちゃったらめちゃめちゃ悔しい!
…というわけで、迷ったときの「ここで買わずに勝たれたらイチバン悔しい馬から流す」という原則にのっとり、リトルアマポーラから「えいやっ」とパットで馬連流し。
レースがスタートすると…。
なんと、リトルアマポーラは⑰レジネッタよりもさらに後ろの位置!
違うだろぉ、春2戦も同じことやって負けてるのに、なんで後ろにいるのさぁ!
もうちょっと前つけとけよ、前!
などとテレビ画面前で絶叫する声も虚しく、4角回って直線はどう見ても先行馬ペース。
げっ、ムードインディゴが頑張ってるじゃないの!?
うーん、来たら複雑だけど、まずはお金にゃならなきゃ意味がない。
差せ!なんとしても武幸差せ!
差せ!差せ!差せ!差せ!差せ!差せ~っ!!!!
…結局、リトルアマポーラは、出走馬上がり最速にもかかわらず6着。
ムードインディゴ2着で、馬連230.8倍なり!
うひゃあ!3連単1000万馬券かよぉぉぉ!!
3連単などどうせ買うわきゃないが、馬連は取れてたなぁ…。
しかも、ゲームどうりなら500円買ってたから、収支は約11万…予想大会ではかなり有利になったケド、現金にゃならんし…くぁwせdrftgyふじこlp;!
…といった脳内メダパニ時にK山さんから電話が入り、思わずウソをついちゃったワケで。
この場を借りてあやまります。すんません。
読んでいないとは思いますがw
しかも、次の京都最終・天王山特別。
三浦皇成の新人最多勝記録更新もかかっとるし、ここは勝つだろう…と、人気の⑪フサイチコウキからいってたら、直線はそのフサイチと薄目⑫エイシンドゥベターの叩き合い。
こりゃ、取ったろう! 秋華賞のマンシュウがここで取り返せるやん!
…とかニコニコしてたら、大外から信じられない脚で突っ込んでくる馬がっ!
やめてとめてやめてとめてやめてとめてやめてとめて…ぎゃあぁぁぁぁぁっ!!!!
ダートにもかかわらず、上がり35.3というとんでもない鬼脚を使った、その馬の名は⑭アナモリ。
「穴、盛り」ってことかぁ、こんちまたシャレが効いてるなぁJRA(違う)。
しかも、新聞をあらためて見返すと…や、やっぱり、乗ってるのは川田ぁぁぁぁっ!!
…川田はん…超能力でボクの馬券を読んでるんとちゃいますかぁ…orz
ドツボの週末でありんした。
今さらなんですが…。
先日、第19回麻雀最強戦の本大会がありました。
以前はボクもスタッフを務めていたこともあり、出かけていきましたが…実はこの後にも仕事があって、会場に居れたのは1時間弱。あー切ない。
麻雀大会なんてその日一発の運試しだろ…そうおっしゃる方々も非常に多いですが…。
最強戦は、そんな言葉では片付けられない「緊張感」があります。
かつては名人戦など、ホテルを借り切ったタイトル戦をいくつか見かけましたが、現状の麻雀界では、こういったホテルを使っての大会はどこでも行われていません。
スタッフOBとして、こういった格式高い大会は今後も続けて欲しいし、上記のような「運試し」的な声を封殺するためにも、そして本当の最強戦の魅力を伝えるためにも、精魂込めた大会運営と、緊張感漲る記事・企画の製作に向け、編集部の後輩には頑張ってもらえれば…と切に想います。
…言っちゃったw なんでこんなこと言う気分になったのか?
それは、ボクはこの後、あった仕事というのが、秋葉原であったアイドルイベントの取材なわけであって。
別にアイドル嫌いじゃないし、自分もオタクだから、コミックホニャランホニャランのホニャニャみたいな暴言を言うつもりではもちろんなくw
この「最強戦」という瞬間だけは、今自分がアイドルに向けて合わせているファインダーの焦点を、麻雀打ちのプライド飛び交う決戦の場で合わせていたかったなぁ…という。
ある意味180度違う仕事の現場に、今さらながら少し戸惑っていたのは、核使用もなき…もとい、隠しようもなき事実なのであります。
最強戦の結果は、11月発売の近代麻雀各誌でごらんください。
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実に1年半ぶりという、「鬼平犯科帳」スペシャル。
すっかり、鬼平も老けたよなぁ。
おまきもすっかり「お姉さん」を通り越して、「おばちゃん」というより「おばあちゃん」だし。
すでに亡くなっている人も多数いらっしゃるしっ!
しかもここ数年、「なんか聞いた事があるタイトルばかりだなぁ~」とか「なんかパターン化してるよなぁ」とか思ってたら、なんと、もう原作が底をついたので、第1シリーズの原作を再びスペシャルで制作してるんだとか。どうりで。
で、やや唐突に思えた今回のスペシャルも見てみたら…
まぁーもう、泣くわ泣くわっ!
ブラウン管の前でドラマを見て、久しぶりの大号泣ですよ。
まず…余貴美子!
盗賊であり、芯の強い「引き込み女」でありながら、情に流されて、やがて不幸な末路をたどるお元役を好演!
もともと幸薄い役をやらせたら天下一品の女優さんですが…もー、切なくて切なくて。
それに…梶芽衣子!
同じ「引き込み女」として鬼平まで裏切ようとするくらいお元に同情して、お元のために号泣までしてるのに、「密偵」とバレぬよう、お元には冷たく接しなければいけない…その感情を押し殺した名演技ときたら!
しかも、お元の亡骸をそばにすすり泣くその姿、泣き声に至るまで、カンペキなんではないかと。
そして…中村吉右衛門!
最後の「不憫だ…」というセリフにかかる微妙な枯れ具合な声の調子ときたら…。
例え結末が予想できようとも、この「風格」だけで涙がこぼれずにいられません!
最後に…長門裕之!
お前の演技オーバーすぎんだよぉ!ヽ(`Д´)ノ
猫八出せ、猫八ぃぃぃぃっ!!!…すいません、わかってて無理言いました(泣)。
いわゆるドラマの「遊び」部分になる、甥の市川染五郎との競演も、ドラマ全体がビシっとしてるから、まったくイヤミに映らないし。
いやぁ~、時代劇という枠を取っ払っても、ここ数年でナンバーワンのドラマではないでしょうか。
これを10年前くらいまでは毎週見れたんだからなぁ…。
シリーズを通してメイン監督をこなし、今回も監修というポジションだった小野田嘉幹さんも、今年でなんと83歳!
何十回も同じストーリーやってもらって構わないからさぁ、頼むから、きちんとした後継者が現れてくでぇぇぇぇ…。
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先週のお話の続きでござい。
木曜の夜。
帰宅途中、キリンカップをワンセグで見つつ、イヤホンで実況を聞いていたら…わっ、びっくり。いきなり着信が。
「五十嵐ですが。今どこ?飲まない?」
「王子ですが…行きます!戻ります!」
「…は?」
「あ、いや、つまり飯田橋まで引き返しますってことです」
「いや、別にムリしなくても…」
「じゃあ、30分後に池袋で待ち合わせしませんか? そこなら王子からも近いし」
ってことで、池袋でイガリンと二人で飲むことに
時間通り池袋に着いたところ、イガリンからメール。
「今まだ飯田橋。『Y』池袋西口公園店ってホルモン屋さんがあるんで、入っておいて」
えーっ? どこよ、そこ。
行った事ないけど。
ただ、待ち合わせ場所を指定してなかったので、そのメールが来たときはまだ北口。
全く逆の方向だったので、とにかく西口公園を目指して歩いていたら、その間にイガリンに追いつかれましたw
タイミング的にはちょうどよかったのかも。
じゃあ、さっそくそのYってお店に向かいますか…。
イガリン「いやぁ、俺も初めてなんだよね」
えええーっ?
イガリン「しかも地図を検索してきたんだけど、間違えて東口店の地図プリントアウトしてきちゃって」
∧∧
ヽ(・ω・)/ ズコー
\(.\ ノ
、ハ,,、  ̄
 ̄
じゃあ、東口店でいいじゃん!
イガリン「いや、西口店は徒歩1分だよ! 東口店は徒歩4分かかるんだから!」
…大して違わないじゃん! ヽ(`Д´)ノ
それでも、なんとか携帯で検索して、場所を探したが、なかなか見つからない。
もう徒歩で4分どころか10分は歩いてるし。
で、場所を見つけたところ…なんと、ホントに駅の目の前!
「徒労」の2文字が脳裏を駆け巡る…。
…ま、美味しいホルモン食えるならそれでいいか…
やれやれと思いつつ、ビルに入ってエレベーターに乗る。場所は6階。
チーン!と着いたら…。
真っ暗。
???
でも看板は確かに目の前にある。
ってことはぁ、つまりぃ…。
「五十嵐さん…もしかして、今日はお休みなのでは…」
「いや!だってここに年中無休って書いてあるじゃん!ホラホラ!」
「年中無休」と書いてあろうが、「絶対無休」と書いてあろうが、現に開いてないんだから、お休みじゃぁん!ヽ (`皿´)ノ
それでも、あきらめきれない我々。
結局、さっきまで遠いって嫌ってた東口店(といっても、駅から4分)は開いてるということで、そちらに向かうことに。
イガリン「なんか疲れちゃったから、タクシーで行かない?」
おい、おっちゃん…
…ブルブルブル、待て待て。ボクも別に歩いていけないほどじゃないが疲れてるのは事実だし、ここから東口まで回るのは確かにメンドいかもしれん…。
「わかりました、じゃあタクシーで行きますか」
…と、いうことで、そこにあるタクシーに飛び乗り、東口に回って、東急ハンズあたりに到着。
すると、イガリンはボクの肩をポンと叩き、
イガリン「じゃあ、タクシー代払っておいてもらえる?」
…お、おどりゃあああぁぁぁぁっ!!!!!
щ(゚Д゚# щ)
…とか言いつつも。
なんだかんだ言って、その後もアーンな店やコーンな店に行って、3時まで飲んでたんだけどねwwwww
充実してます(失笑)。
月曜日のミョ~な浜田さんのお誘いが呼び水になったのか、先週は編集時代の関係者と会いまくり。
火曜日の夜は押川雲太朗さんから電話。
「先週はスイマセンでしたねぇ。今日こそ飲みませんか?」
実は前の週に村田光陽さんと一緒に飲む約束をしていたんですが、思いっきりスカされていたんですねー。
(といっても、結局村田さんと二人で夜中まで飲んでたんですがw)
せっかくの押川さんのお誘い、こりゃ断れんなぁ…ジュルジュル。おっとよだれが。
行きつけである湯島のKというお店に行き、こちの刺身だ、磯自慢だ、開運だ、とたらふく喰って飲んで、村田さんも合流して、気がつきゃ、いつもの通り♪パンパカパーン。
押川さんから「フグ喰いましょ、フグ」っつうて、二件目にフグ屋に行った記憶はあるんですが、そこで何を食べたか記憶がない。
気がついたら最終の山手線→深夜バス→ラーメン(また喰ってるよw)のコース。
朝起きたら、押川さんと村田さんからいくつもの着信が…。
またやってしまった…。orz
* * * * * * * * *
さて、水曜日、二日酔いに悩まされながらなんとかその日の仕事を終わらせると、飯田橋駅で見覚えのある人が。
独特のお坊ちゃまな顔立ちに、温和そうな風体。
ニコ~っとユルユルな笑みを浮かべながら、スポーツ新聞を穴を空くほど見つめていて…。
…か、河本智彦さんじゃないですか!
御存じの方もいらっしゃるでしょう。
元祖ギャル雀である高田馬場の「ポリエステル100%」を経営し、西永福にあるお店をイガリンに売り払って地獄を見せたw、名物オーナーであります。
ポリをつぶして、その負債のために借金取りに追われ、逃げているなんて話も聞きましたが…生きていたんですね!(…ってか、今でもフツーに最高位戦在籍しとるっつーのw)
「あ~、今から水道橋に大井競馬をしようかどうか迷ってたんですよぉ、でへへ」
…いろんな意味でお変わりがないようで、何よりですwwwww
ただ、お店を閉めてから20キロも痩せたそうで、ダラーンとしていた(失礼)お腹とお顔の贅肉も、いまやスッキリ。
う~ん、その分は物凄く、うまやらしい、いや、うらやましかったり。
木曜日の件は…う~ん、時間切れ。
また明日。
すっかり別室の方ばかり更新しておりますが、もちろん博打は続けております
最近はパチンコが調子よく、ルパン、コブラ、大花火…と、この2ヶ月くらいで100Kくらい儲けたと思います
麻雀はめっきり打たなくなってますが、先週金曜にN永さん、シーチキンとサンマをやって、20K勝ち。
「なんだよ、負けてねえのかよ、面白くねえなぁ」と思うでしょ?
競馬でガッチリ負けてるっちゅうねん!ヽ(`Д´)ノ
何度か書いておりますが、最近の注目騎手は川田。
…なんですが、そう毎回毎回買うわけがない。
「こりゃこないだろ」なんて馬にだって当然乗るわけなんで。
ただし、最近の川田の連対率はハンパじゃない(ような気がする)。
いきなり人気ナシの穴馬が川田で突っ込んできて、おれ涙目
じゃあ、もう川田から目つぶって買っちゃえ!って買うと今度はヒモがこない。
頭に来て総流しにしたら、フツーに着外しちゃってるし!
例えば今週の日曜日。
阪神メインのポートアイランドS。
川田の乗る馬は1番人気のステキシンスケクン。
「こりゃ~、川田の腕をもってすれば楽勝だわ、オホホ」
とか思って、ステキシンスケクンからテロテロ流して買ってたら、惨敗の10着。
全然ステキでもなんでもないorz
次の道頓堀Sになると、ファリダットが圧倒的1番人気。
川田がエイシンパンサーで3番人気。
…こりゃ買い時だと思うでしょ?
ところがこのバカは、なぜかカツハルが乗るシベリアンクラシカでアッパースイングをかましちゃうわけですよ。
結果はファリダット1着でエイシンパンサー2着と順当な結果。
シベリアンクラシカは14着(´Д`)
「なんだよ! やっぱり浮気しちゃダメじゃん!! ごめん、川田君!!」
とか思って、12Rの馬柱を見たら…。
乗ってねえし!ヽ(`ζ.´)ノ
大学時代の友人S藤からメール。
「こない時に川田を買う天才か」
く――――――っ!!!!!
…てなわけで、今年のギャンブル戦績も、相変わらずトータル赤字街道バク進中なのであります。
![]() | 必殺必中仕事屋稼業 下巻 (2002/08/07) 緒形拳林隆三 商品詳細を見る |
朝起きて、テレビをつけて、2秒で絶句…。
緒形拳が亡くなっちゃいましたよ…。
ボクくらいのアラフォー世代だと、なんとなく五社英雄あたりに代表される昭和の情念いっぱいの大作邦画に出まくってたイメージがあります。
昭和の情念映画=大女優を芸術っていって脱がしちゃうよ~ん映画
って感じですがw
…だって当時は思春期だったんだモン、しょうがないじゃんよぉ。
冗談はさておき。
以前、こんなお話を聞いたことがあります。
かつて、テレビドラマに緒形が客演した際のこと。
そのドラマの撮影中、緒形はず~っと機嫌が悪かったのか、スタッフに挨拶もせず、自分の出番以外は、ず~っと黙ったまま。
当然現場は緊張感でいっぱいになる。
なんとか撮影も終了。
みんながホッとしたその瞬間、緒形は脚本家の前にすごい剣幕でカツカツと近づいていく!
一同が騒然とする中、緒形が脚本家へ吐き捨てるようにひと言。
「…つまんねぇ本書きやがって」
怖ぇ~~っ!!
また聞きなので、どこまでホントかは知りませんが、ネットなどで見る限り、演技や作品内容に厳しかったのは確かなようです。(演技がヘタな奴は子役でも鉄拳制裁…って、マジですか!?)
それ故、映画最後の出演が「ゲゲゲの鬼太郎」ってのが、物凄く解せないのですがw
必殺マニアの私としては、緒形拳のテレビドラマの代表作としてぜひ挙げておきたいのが、「必殺仕掛人」ではく、この「必殺必中仕事屋稼業」!
いわゆる「非・中村主水シリーズ」としてはNo.1の傑作といわれるこの作品。
必殺シリーズの「許せぬ悪を殺す」という不文律に、当時の競馬や麻雀ブームにあわせて“ギャンブル”という要素をプラス、見応えあるシリーズに…ってのが、まあ企画書段階のテーマ。
しかし、この作品のホントの見どころは、殺し屋という本性を隠し、普通の幸せな生活を模索するアウトローたちが、市井での生活で必然のごとく破綻を来たし、悲しき結末をたどるという崩壊劇を、一話完結スタイルでありつつ、多くの伏線を持って、スケールの大きい長編ドラマとして描かれた部分だったりします。
前作の「暗闇仕留人」でも、糸井貢という殺し屋の切ない末路がかなり濃密に描かれていますが(追記に詳細あり)、今回はまさにグループとしての崩壊劇。
内縁の妻だったお春に殺し屋としての素性がバレ、一度は殺し屋をやめる決心をするものの、結局はお春と別れる決意をする半兵衛(緒形拳)。
実の息子・政吉を失い、絶望して死のうとするおせい(草笛光子)を制止し、半兵衛が叫ぶ。
おかみさん、俺たちは無様に生き残ったんだ!
人間、生きるため死ぬため大義名分を欲しがる。
でもそんなものなぁどうだっていいんだ!
明日のない俺たちは無様に生き続けるしかないんですよ。
おかみさん。無様に生き続けましょうよ、無様にね。
死んじゃいけませんぜ…。
この言葉、今の格差社会で苦しむ我々にもジーンとくる、むちゃくちゃいいセリフだと思いません?
これって、確か緒形か工藤栄一監督が作った、脚本にないアドリブなんですよね。スゴすぎるって!
緒形拳の主演映画に関しては、また後述します。
決して「無様」ではなく、「格好よく」生き抜いてこの世を去っていった、緒形さんのご冥福をお祈りいたします。
しかし…主水が危ないと思ってたら、先に梅安かよ…。
どんどん自分世代のヒーローがいなくなって、寂しいなぁ…
NOAH「中だるみ」改良計画
▲ハヤシは今回あっさり味。 ▲秋山にはもっとやる気が欲しいなぁ。
試合はまあまあでしたが、観客の入りは7割程度。
う~ん、日曜日のホールでこれはつらいなぁ。
最近のノアは、こういった都内の常打ち会場でのカードが弱すぎる。
昔ならそれでもいいけど、今はとにかくプロレス不況。
丸藤、KENTAに代表されるジュニア勢だけで人気を戻すのは難しいし、かといって「小橋復帰景気」をまたアテにはできない。
小橋が復帰してから、1年もたたずにこの状況なんだから。
中堅を軸にして、焦点を合わせた線へと続く展開をもう2つ3つ作らないと、話題がなさすぎる。
今日メインにも出場した健介オフィスの動きは素晴らしいので、まずこれを活用すべき。
個人的には、今のジュニア戦線の動きと平行して、勝彦に白DHCを奪らせ、中堅やジュニア選手が挑戦していく形がいいと思います。
白DHCはルールも特殊なわけだから、勝彦に田上が挑戦…って形でも、勝彦には十分勝機が出てくるし。
あとは、かつての“ハンセンvs若手”、“川田vs若手”、“高山vs若手”のような、若手叩き潰しマッチを入れるとか。
KENTAがそこから這い出してきたように、叩き潰しマッチは若手には必須。
(今なら秋山、モリシー、彰俊、杉浦あたりが適任?)
これだけで興行での中盤の厚みがまったく変わってくると思うのですが…いかがでしょう?
あとは、現実を見据えた、一線級のシングル。
もはや新日も全日も、ホールでBIGカードを打たなきゃいけない現実があるわけで。
例えば、今回カズ・ハヤシを青木の十番勝負にしか使わず、丸藤たちとまったく絡まなかったわけですが、ホントにもったいない。
変にタッグ対決でお茶を濁すのも生ぬるい。
もはや、後楽園やディファで丸藤vsハヤシをやっても、まったく違和感のない時代だと思うのですが。
ちなみに。。。
今回、ボクが座った席。
左は広いスペースにジャージを着た怖いお兄さんがドカァ。
右は子供づれの夫婦で、娘がむずがり続けて「帰る~」と大声。
前はかなり酩酊状態の3人。容姿はさながら左ト伝3兄弟。
「……(ギロッ)」「ウエーンッ!」「ズビズバァ~」
ヒーッ。
帰る際に酔っ払いの席を見てみると…吐いてました 帰りの通路にも痕跡が
SWS東京ドーム興行で、スタンド席からゲ○が降ってきたという伝説の大惨事よりはマシかもしれんが…状況としては最悪の観戦でした…。
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M-1やR-1など、世はまさに「お笑い大会」ブーム(←こう書くと妙に安っぽいw)。
昨日はTBSで「キングオブコント」というコント日本一を決める番組をやっていたのですが、優勝はバッファロー吾郎とかなり意外な結果に。
各芸人の面白さはともかく(個人的にはやはりバナナマンだと思いますが)、審査方法がアンフェアと騒がれていますな。
「セミファイナルに進出した芸人100人」が審査員というのは、局側が仮に意識していなくてもアンフェア。
バッファロー吾郎は若手芸人の面倒をよく見てるというし、当然吉本の芸人はお笑い界でのシェアが大きいだけに、本人たちにその気がなくても、見てる側はそう思ってしまう。
最後の決勝だって、「ファイナリストが審査」っていうのはなぁ。
例えば、仮に決勝が知り合いの芸人ばかりなら、「みんなで山分けしようぜ」と持ちかける事だって可能なわけだし。
ただし、この物議をかもす審査方法を考案したのは、誰あろう松本人志。
この「キングオブコント」は、何匹目かのどじょう大会に、大塚製薬というビッグスポンサーが喰いついたという、はっきり言えば安易な企画。
逆にM-1といえば、現在のメイン司会がいてひな壇芸人がいて女子アナがいて…という、バラエティの定型化に危機感を抱いた島田紳助と松本人志が、「漫才」というベーシックかつ高等な話術を要するお笑いを復興するために仕掛けた、いわば「お笑いレジスタンス」。
そのため、「安易な企画のままにしたくない」「M-1とは同じスタイルの大会にしたくない」という想いが災いしたんでしょう。
ただ、そういった審査方法の不備を、相方の浜ちゃんに本番中突っ込まれるというのも、皮肉って言えば皮肉ですな。
さらに。芸歴に関しての規定がないのも、異議アリ。
M-1のように理念高き大会にするなら、ここはM-1同様「芸歴10年」という枠を設定しないと、おかしなノリになることは請け合いです。
(若いコント集団も今スゴイ育ってると思うけどなぁ)
次回は、チャンバラトリオとか、コメディNo.1とか、コント55号とか、コントの大御所がオーディションに出て、ぜひ審査員を困らせて欲しいと思います。
ちなみに。
やっぱり「コント」のコンクールなら、ダウンタウンよりもウッチャンナンチャンの司会で見たいなあ。
個人的に「漫才のダウンタウン、コントのウッチャンナンチャン、アドリブのとんねるず」っていう棲み分けを信じてるんで。
ウンナンの「ジャンバラヤ」は傑作です♪
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キターッ!(゚∀゚)
ついに「必殺仕事人」が連ドラ復活ですか。
当時のブログでも書きましたが、「必殺」に関しては、前回の「白夜行」で書いたような、ジャニーズへの拒否反応はあまりありません。
なぜなら、「必殺」のスタッフは、例え素人に毛が生えたようなジャリタレでも、いっぱしの俳優に叩き上げるだけのキョーレツな演出陣が揃っているから。
もともと、「必殺」ってのは、ドラマにジャニーズを出すようになった走りだったわけで。
ひかる一平、大沢樹生…黒歴史と化したVシネ「必殺始末人」では、田原俊彦が主役だったり。
(ちなみに南野陽子なんかも出てたんですが。80年代じゃ考えられんキャストだ…)
それよりも、前回のスペシャルから改善してほしいのは、演出とキャラ設定。
最近の時代劇で乱用されている妙なSFX処理とかかますよりも、かつての勇次の三味線や念仏の鉄のレントゲンに代表されるような「手作り感」が欲しい。
それと松岡&大倉のキャラ造形の整理。
松岡の忍者設定は正直つらい。忍者よりも、あのハイテンション演技を生かして、かつての鉄っつあんのような三枚目の享楽主義者として動かした方が、東山紀之の対比になって面白いと思う。
大倉は、かつてのような「若き悩める仕事人」のスタンスで、かつての「ハード路線」を少しでも垣間見せてほしい。
あと力技ができるおっさん俳優が欲しいなー、とか、東山の殺しの衣装が余りにも物々しすぎて「どこが暗殺者やねん!?」って感じなんで改善してほしい、とか細かい希望はいっぱいありますが、まずは復活めでたいと。
…とまあ、表題とは関係ないお話が続きましたが、その「必殺」よりも一足お先にリメイク放送されたのが、柳生博も思わず昇天(コラコラ)、この「柳生一族の陰謀」です。
正直、オリジナル作品は、
・ヨロキン(萬屋錦之介)のオーバー演技
・成田三樹夫のインパクト絶大の公家
・松方弘樹のホニャララでホニャララな徳川家光
・史実完全無視の徳川宗家断絶
…くらいしか覚えてなかったんですがw
まず、上川隆也の柳生十兵衛とか内山理名の阿国とかは、ありえないくらいのミスキャスト。
特に、上川のひ弱な殺陣と内山のヘタな踊りは、もはや「行列ができる法律相談所」で流れる再現ドラマ以下というトンデモ芝居だったり。
(しかし「ゴンゾウ」の内野聖陽だったり今回の上川だったり、東映は大河ドラマになんかコンプレックスでもあんのか?)
しかも、その不慣れな殺陣をカバーするために、ワイヤーアクションを使ったり、アップ多めのカット割をバカみたいに入れたり…出来の悪い中国ドラマみてんじゃねえっつーのw
佐野史郎の公家演技も、期待した割にはイマイチでした。
なにちょっぴりカッコつけてんだよw もっと「怪人」に徹してくれよぉぉぉ。
むしろ、火野正平の公家のほうが、悪ノリしてていいかんじ。
さすが必殺でピンクレディーの曲を鼻歌で口ずさんでた男w
唯一、オリジナルにも出演していた、世界を釣っちゃう大物俳優・松方弘樹は、ラストシーンの発狂演技も「らしく」こなし、安定感バツグン。
端役から主役へと「昇格」させた周囲の期待に見事応えたんではないでしょうか?(役的には将軍から老中へと「格下げ」なんだけどね)。
実は、今回の松方は、演じる側としても当時の萬屋錦之介と境遇が似ているらしい。
当時の「柳生一族の陰謀」は、「仁義なき戦い」で成功を収めた深作欣ニ監督の初(?)時代劇作品。
製作意図として、「現代劇のような時代劇」 を作りたかったらしく、主要キャストは萬屋錦之介以外、全部深作作品に関わりの多かった現代劇俳優でした。
(サニーも松方も今じゃ時代劇が当たり前だけど、当時は刑事モノや任侠モノの俳優)
そこに、萬屋錦之介という、人間じゃない奴を叩き斬ってしまう冥府魔道な超大物破れ傘俳優を主役に迎えたもんだから、さあ大変。
深作監督の意図を全く無視して、かつての大作時代劇俳優のプライドで、大仰な演技を貫き通した。
まさに「笑う犬の冒険」の大嵐浩太郎コントのシチュエーションw。
ところがいざ出来上がってみると、萬屋の存在感なくしてはありえない作品に大変身!
「仁義なき戦い」で天狗だった深作監督も、これはかなりショックだったらしい。
どのくらいショックだったかというと、この「柳生一族の陰謀」の次に作った映画が、「宇宙からのメッセージ」というスターウォーズもどきの大珍作SFだったというくらいwwwww
今回のSPドラマも振り返れば、松方以外の主要キャストは、時代劇にハマらない俳優ばかり。
確かに、松方の存在は浮き上がったが、他のキャストがその頃の松方のように、俳優として勉強していたのかどうか。
当時の時代劇には異端の存在だった深作組の俳優が、この作品をきっかけに芸域を広げたように(「柳生十兵衛」という当たり役を見つけた千葉ちゃんとかね)、上川や内山が飛躍するとはとうてい思えないワケで。
とにかくオリジナルと比べる以前に、草葉の陰で深作監督も、吸ってたタバコを即座に噛み切るであろう、ああ痛恨の問題作。
むしろ、「21世紀の時代劇制作」というものを根本から考えさせられる作品となったのであります。
…「必殺」もこうなるんかなぁ