金曜の夜。
久々にイガリンと合流し、飲み
新宿のゴールデン街にある串揚げ屋で、美味しい♪明太子揚げなどを堪能した後、そのままある酒場へとなだれ込みました。
このお店、詳細は省きますが、麻雀プロや業界人もたびたび訪れる、隠れた(?)名所。
ゴールデン街らしく、7~8人も座れば満杯になるカウンターのみ。
上のフロアにもカウンターがあるようなんですが、入ったことないんでわかりません
今日も適当に酔っ払った勢いで来ただけだったんですが…そこにはなぜか来賀友志先生が!
いや~、何度もこのお店に来てますが、来賀先生に会うのは、おそらく今の部署に異動して以来はじめてです。
来賀先生「普段からゴールデン街でよく飲んでるんだけど、たまたまこのお店の話を聞いたんで、のぞいてみたんだけどね」
う~ん、なんというタイミング
その後、久しぶりにお話でも…と思う間もなく、いろんなプロがいつものごとく?大量に入ってきて混雑し始めたので、とりあえずお店を出ることに。
その後、もう別のお店で飲んでいて、そろそろいいかな…と入ってみると、今度は来賀先生はいないものの、プロ協会や最高位戦の若手プロがいっぱい。
ただし、ボクが見知っていたのは、以前最強戦の運営で会った、協会所属の大浜岳プロだけ。
流れ上、彼とイガリンを交えて3人で飲むことに…。
で…。
どうも久しぶりにやっちまった“みたい”なんです。
何が“みたい”かというと…、そう、記憶が途中からすっぽりない。
なんとなく熱い業界論なんかを闘わせていた覚えはあるんですが、そのあとフツーに、メタボ必須の必殺コース「酒飲み後の博多ラーメン屋」という寿命を10年縮める荒業で締めて、タクシーで帰ったと思い込んでいました。
今日、当日お店にいたバビロンのケネス徳田プロ(あとから合流)に、仕事がてら話を聞いてみると…。
徳田「え?秋さん覚えてないの? あの後、秋さんがもう一軒飲みたいって言うから、変な雑居ビルみたいなところにあるバーに入ったんですよ!?」
…え? そ、そうなの…?
そこで、なんか吐いたりとか粗相はしてない…?
徳田「あ~、アーリーの水割りを頼んで、そのままバッタリ寝てましたよぉ、アヒャヒャヒャヒャ!」
…どうもB型の彼が言うことはイマイチ信用できないんだが(関係者笑)、迷惑をおかけしたのは事実なようです。
特に大浜プロにはカンペキに上から目線で話をしていて、「かなりえらそう」だったらしい(ケネス談)ので、ホントに申し訳ない気持ちでいっぱい。
大浜プロへ。
連絡先分からないんで、このブログ見てたら連絡ください。
今度お詫びにおごります(…だから飲みたくネエだろ、そんな奴とは!と自ら突っ込んでみる)。
何が心配って、その後メール送っても、イガリンから何の返事もないんだよなぁ…
(号泣)。
さあ、いいかげん麻雀のネタ書かんとなw
先日、ビタマンのS藤から、麻雀打ちましょうメールが
「今度、三ツ森さんと麻雀打つんですが、一緒に打ちませんか?」
三ツ森さんとは、三ツ森あきら先生のこと。
近オリの「麻雀三姉妹物語」でも垣間見えますが、実はかなりの麻雀の打ち手なんであります
週マガ連載時にも、時折ヒマを見つけてはフリーに通っていたとか。
実際に何度も打ちスジを拝見しておりますが、おそらく業界内ではトップクラスのプレイヤーだと思われます。
さて、ボクにとってはせっかくの久しぶりな麻雀の誘いでしたが、今回は時間の都合があわず、仕事が終わってから、会社近くの雀荘「ロン」へ顔だけ出してみることに
ドアをギーッと開けてのぞいてみると…。
ゲッ、担当のS藤と三ツ森先生が打っているのは、「ドキッ!」編集部のK藤さんとO村さんではないか。
K藤さんとO村さんは、この竹書房でもおそらくベスト5に入るくらいの麻雀打ち。
このボクも、二人にいったいどれだけ痛い目にあったことかわかりません
しかもK藤さんは「近代麻雀」編集部にかつて在籍し、「アカギ」初代担当というとんでもない実績を持っていたり。
…このメンツチョイス、いかな三ツ森先生とはいえ、ちょっと不利なんでは?
とか、ボケーと三ツ森さんの後ろで立っていると、K藤さんから容赦ないひと言が。
「三ツ森さん、こいつ後ろに立たせない方がいいですよ。疫病神ですから」
ぐぬうう。自分自身がツキがないのはわかるが、人に不ヅキを感染させる能力など持ってないわいっ。ヽ(`Д´)ノ
などと、心の中で呪詛を唱えながら、三ツ森さんの牌姿を見てみると、こんなカタチ。 ドラ
ピンフのくっつきを待ったイーシャンテン。
点数を見てみると、三ツ森先生は22300点。K藤さんが44000点持っていて、どうやらトップ目そう。
三ツ森先生が起家の南2局1本場なんで、親番はもうありません。供託が1000点。
6索引けば3メンチャンだけど、点数は安いしあまり嬉しくはないかも。
…と、思ったら、引いた牌はなんと四萬。 ツモ
ドラ
なんかガッカリな形。
とりあえず形テンとって、マンズのくっつきかドラ引きを考えますわなぁ。
問題は5筒なのか、7索なのか。
ソーズの3メンチャンを考えれば5筒切りとなりそうですが、ここで三ツ森先生は7索切りをチョイスしました。 ドラ
一瞬「?」と思いましたが…あとからピーン!
残り2局だけど供託もあるし、たとえ形テンでも当たり牌をツモればアガらないとヌルい。
それなら、赤ありルールなんだし、赤5筒ツモのことも考えたい。
しかもこの牌姿、実は345の三色も見えるんだよね。
4筒を引いて1筒を切ればこう。 ドラ
さらに三萬が入ればこう! ドラ
これって地味ではありますが、三ツ森先生がどれだけの打ち手かがわかる一打ではないでしょうか?
でも、実は次に三ツ森先生が引いたのは7索だったりして。 ツモ
ドラ
あちゃー!? 結果論だけどアガリ逃しちゃったのねーっ!!(;つД`)
結局、この局はO村さんがダマで安手をK藤さんからアガり終了。
ボクは改めて己が疫病神であることを自覚し、そそくさと帰ったのは言うまでもありません
ちなみに。
ボクが帰った後、S藤からダマッパネを直撃するなどして、見事三ツ森先生がトップをマクっていたことも付記しておきます。。。(´д`)
とりあえずCMアイキャッチの豚はミスマッチ
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なんちゅうか、ドラマにとって、ジャニーズというのは「カレー」であります。
カレーというのは、だいたい料理の何にかけても美味い。
カレーパン、カレーうどん、カレーハンバーグ、カレーコロッケ、カレースパゲティ…。
ほぼ無敵。
ほぼ大多数の人が「不味い」とは言わないでしょう。
でもね…。
それでいいんか?という話なんですよ。
料理の調理法なんて山ほどあるじゃないですか。
もっと、いろんな工夫を凝らした美味しい料理が食べたーい。
ジャニーズがいれば数字は取れる(例外もあるが)。
でも、もっとドラマは作りようがあるじゃないかと。
腐ってもT豚S。「ドラマのTBS」としての遺産は、まだまだ残ってると思うわけですよ。
現在放送中の「魔王」もしかり。
「華麗なる一族」だって、「砂の器」だって、「クロサギ」だって、ドラマ全体の質としてはすごぶる上級。
調味料、具財、一流シェフ…キッチン周りはカンペキなんです。
でも、仕上げは、大野くん、キムタク、中居くん、山ピー…全部カレーソースで料理がぐちゃー。
ああ、もったいないったらありゃしない。
(クドカンみたいに、カレーをスパイス程度に抑えて、美味しいジャンクフードが作れるコックもいるけどw)
ってところで、この「白夜行」再放送ですよ。
本放送を見てた当時は、かなり惹き込まれてました。
レイプやら殺人やらと陰鬱としたネタが多い内容なんだけど、情感たっぷりの画面構成にのめりこんでいったというか。
それこそ、カレー料理だらけになりつつあったTV界で、素材の良さを生かした湯豆腐料理にありつけた感じ?
そしたらアレなんだって?
この「白夜行」って原作とかなり違っていて、ファンから相当ブーイングが上がってたんだって?
原作者の草野大悟…じゃなかった(おい)東野圭吾からも、「主人公の性格が180度違う」って言われちゃったとか。
まあ、大体「世界の中心で、愛をさけぶ」と同じスタッフで制作されている時点で、原作ファンからは違和感があったでしょうし…。
あちゃー。「湯豆腐」じゃなくて、「麻婆豆腐」だったか。
それでも、ですよ。
「白夜行」の原作もセカチューも見ていない自分が力説しても説得力がないかもしれませんが、それでもこの料理の完成度は高いんですよ(第1話のネタバレはさすがに噴飯モノなんだけど)。
綾瀬はるかと山田孝之という、「豆腐」と「ひき肉」の美味しさは言うに及ばす。味付けの「にんにく」と「唐辛子」というべき、武田鉄矢と渡部篤郎がまた格別!
河内弁で部下をなじり、ブツブツと歎異抄をつぶやく、まさに「悪の刑事物語」と化した武田の怪演技。
そして、二枚目正統派俳優から一転して悪辣なヒモ坊主男を演じ、武田以上に強烈なインパクトを与えた渡部の悪党っぷり。
今まで演じていた役のイメージを一変させた二人の豹変ぶりは、まさに必見です。
(特に渡部が途中からいなくなるのはホント惜しい)
本放送時の視聴率はイマイチでしたが、この再放送で再評価されてほしい作品なんであります。
たとえ「麻婆豆腐」でも、美味しいモンは美味しいと思うんだけどなぁ。
「Google Chrome」の使い勝手がいいということなんで、さっそくこのブログの更新に使ってみました。
でも、見てる人には何も変化があるワケないよなーっと
(あ、でも○囲み数字は文字化けしちゃうみたい、よくわからんが)
さて、北海道旅行の最終日…つうか、もうこの日は朝の6時には朝市を回り、函館を出発。
とろけるような、うんめえイカソーメン定食とビールでぜいたくな朝食
▲この透き通ったイカを見よ!
この日は、少しはアカデミックな旅もせにゃ…ということで、世界遺産に絶賛登録中の平泉・中尊寺へ。
実はそれ以外、何も考えていなかったのですが…時刻表(旅の必需品!)を見てて気付きました。
平泉駅の前は前沢駅…前沢…え?あの「前沢牛」の前沢っ!?
アタシときたら「前沢牛」ってどこのあたりの名産かよくわかっていなかったんですな。バカですね~。
で、携帯で美味しい前沢牛のレストランを検索すると、「前沢牛オガタ」というお店を発見。
ところがこのお店、お昼の営業時間は14時まで。
前沢駅に着く予定時刻は13時すぎ。
駅から歩いて…う~ん、ギリギリ。
東北新幹線の水沢江刺駅を降り、あわてて東北本線に乗り換えようとしたところ、車内アナウンスが!!
「えー、本日は地震の影響により、徐行運転をさせていただいております」
ぎゃああぁぁぁっ!!
そうだよ、地震の影響で電車が遅れてるって、おととい来た時に知っていただろーがぁぁっ!!
それでも、13時半ごろには前沢駅に到着し、突如降りだしたにわか雨の中、なんとか「前沢牛オガタ」に到着…!!!!
本日は閉店しました
……_| ̄|○
まだ13時40分だろぉ、もうちょっと待っててくれよぉぉぉっ!
うらめしそうに、しばらくその辺をうろついてやりましたが何の声もかけてくれなかったのでw、別の場所を探すことに。
そしたら…すぐ見つかりましたw
まあ、同じ前沢だしね。
▲牛刺身だす。トロトロ。 ▲ステーキだす。少し小さめにしておきましたw
▲ミニしゃぶしゃぶとコース料理だす。
旨い!特にしゃぶしゃぶは絶品!
脂がよく乗ってるので、しゃぶしゃぶにした方がさっぱりして美味しいのかも。
それにしても、これで10500円かぁ…。
神戸牛ステーキを10000円コースで食べた時も思ったけど、なんか割高感があるんだよなぁ。
旨いんですけどね、函館でウニやらなんやら食べてビール飲んで7~8千円だったこと考えると…って、ぜいたく過ぎ?wwwww
この後、前沢駅に戻り、平泉駅へ向かうと…なんと、お昼の電車は運休!
結局、夕方まで電車がないってことなんで、タクシーで中尊寺まで向かうことに…。
▲これが本堂。大きい~。 ▲金色堂。奥州藤原家の遺体が眠ってます。
その後、また近くの温泉でゆっくり浸かりw、夕方の電車に乗ろうとしたら…今度は1時間半遅れ!
それでも怒ってる人は誰もいない。
駅には観光に来ていたフランス人、アメリカ人など3、4人。
それに純東北人のおばちゃん、おじちゃん。
「あんたらどこから来たんね~?」
と、堂々と東北弁でフランス人に話しかけるおばちゃんに、国際観光都市・平泉の明日を見たのでしたw いや、皮肉じゃなくて。
以上!
福田辞任かぁ…。
なんか最初から最後まで逆ギレって、総理うんぬん語るより、人としてみっともないよなぁ。
北海道旅行の続き。
脚を引きずりつつも、お昼頃には函館駅に到着した私。
函館競馬場に向かうため、さっそくタクシーを拾うことに
すると、いきなり車中で運転手さんが、
「読みますか?」
…と、道新スポーツをスッ。
みるといろいろ印が書いてある。
運ちゃん「函館記念って荒れるでしょ? だからワタシはこの馬からいこうと思って…」
って、新聞の馬柱を見てみると、⑤コンラッド(13番人気)の上に◎が。
「く、来るといいですね、は、はは…」
と、「本命党の俺には、そんな馬突っ込んでこられたら困るんじゃい!」と心の中で呪詛を唱えつつ、競馬場へと到着。
芝生に寝転がりつつ、気楽に函館記念を予想…う~ん、本命党といいつつも、まったく見当がつかない。
…ちゅうことで、この馬から行くことに。
⑧ピサノパテック。
函館記念といえば、成績が良し悪し関係なく、巴賞組が連対するというデータが出てる。
鞍上も外国人騎手のホワイトだし、 追い切りもいいし、以前馬券でお世話になってる馬だから、負けても後悔しないしぃぃぃ。
レーススタート。
⑨メイショウレガーロが逃げて、⑫コーナーストーンが後を追う。
ピサノは中団。うむゅ、予定通り。
4角まわって各馬スパート。
外を回って、⑦マヤノライジンとともにピサノが伸び…伸び…伸び…伸びなぁぁぁぁい!!!!
。゚(゚´Д`゚)゚。
結局、勝ったのは内をすくった④トーセンキャプテン。
ピサノは…6着。
後悔なんて、こ、後悔…、ああっ、やっぱり「わかんないから騎手で買おう」っつって、藤岡佑介からいっときゃ良かったぁぁぁっ!
タクシーで馬柱見たときにちょっと考えたんだけど、運ちゃんと会話してて忘れてたよぉぉぉぉっ!!!!
この時点で2万負け。
はくぼレースだからまだまだレースは残ってる。いったいどんだけ負けんだよ…と、思ったら!
なんと、この後札幌10R~小倉11Rまで、なんと5R連続的中! 2万負けから1万3千円勝ちに大逆転!
麻雀で例えるなら、持ち点が5000点しかない南2局からオーラスまで全部アガって40000点まで戻してトップ取ったようなモンでしょうか。
う~ん、こんなこともあるんだなぁ。
てなワケで、夜は競馬場のそばにある湯の川温泉に宿泊。
駅まで出て、「うにむらかみ・函館店」でウニ丼食って祝杯じゃあ。
▲「幻の根ボッケ」とじゃがバター(塩辛つき) ▲たらふく飲んで食って、最後はミニうに丼
▲桜アイスにうにトッピッグ。これが旨いんだ!
時間がなくて、函館山の夜景が見れなかったのが心残り(雨降ってたから見えなかったかもしれないけど)。
ま、これからステディな彼女ができて二人で一緒に来るまで、楽しみを取っておくか。
なぬ、「じゃあ一生これねえじゃねえか」だって?
私自身は自分自身を客観的に見ることができるんです。あなたとは違うwwwww
何度も来てるのに、また来たくなる街。
それが函館だったりするんですな。
もう1回続きますよ。
頑張ります、せいぜい頑張ります。
ワッキーはサッカー日本代表に収集すべき
元来、「24時間テレビ」にはほとんど興味がなくて、だいたい見ていませんでした。
…けど、別に「どうせチャリティー番組なんて偽善だろ、ケッ」などと、自分が世の中に何の貢献もしていないことも忘れてるウスラトンカチじゃない。
これだけ規模のでかいチャリティー番組は、なんだかんだいって福祉にむけた世間喚起には貢献しているだろうし、なんといっても集まる募金額だってバカにならない。
いつまでも続いて欲しい番組だと思っています。ええ、思っていますとも。
でも、ふと脳裏に疑問が。
「あれ?義手のバイオリン弾きの子や盲目のスイマーの子たちに対して、募金はどう使われてるの?」
えー、先日、「100円玉に愛をこめて」という番組を見た方っていらっしゃいますでしょうか。
ちなみに某ウルトラセブンの欠番話とは関係ありませ(ry
この番組のコンセプトは、「たった100円玉1枚でも、アフリカやアジアの多くの子どもを救うことができる」というもの。
多額の募金といっても、それぞれの貧しい人々に分けられるのは、たかがしれてる。
でも、そんな少額でも、これだけ素晴らしいことができる…。
かつてどんな天変地異があろうとも、夕方にはアニメの再放送をぶちかましていたTV東京とは思えないw、ヒューマニズム溢れたスペシャル番組だったのです。
例えば。
チェチェン紛争で祖国に帰れず、ポーランドに移住してきた母子4人の家庭。
色んな私設を渡り歩き、現在住む施設も退去するように命じられているが、偏見と差別から誰も部屋を貸してくれない…。
残虐な戦争の記憶から、母親と息子にPTSDが発症。
息子からは「将来はロシア兵を殺す人になりたい」というショッキングなひと言が。
それでも、一緒に住居を探すことを提案する斉藤由貴に、母は「他人に優しくされたことなどなかった」と号泣。
さらに、斉藤は日本で募金のために街頭でダンスを踊るジュニアダンスカンパニーのビデオを見せる。
息子はそれに応えるようにチェチェンの民族舞踊を踊り、その後、こう告白する。
「僕、カメラマンになりたい。…夢の中で、映画を撮ってチェチェンで起きた事を世界中に流した。それで、彼らをやっつけた。カメラマンだったら、それが出来るんだ」
結局、転居先は見つからぬまま、撮影スタッフは帰国しなければならないことに。
無念を打ち明ける斉藤に、悲しみとあきらめの表情で母はつぶやく。
「私たちはこういう運命なんですから…」
だが、収録後に「奇跡」が起こり、無事入居先をみつけることができたという手紙が紹介される…。
…えー書きながらも涙腺が緩みっぱなしなんですがw
募金自体は、確か1ヶ月分くらいの家賃くらいでしか使われなかったのですが、「募金」そのものが家族の「希望」になったという、素晴らしいエピソード。
ほかにも、
●ベトナム。両親が病気のため、路上で物を売る少女。学校に行くのが夢。
→募金でノートや文具一式などを購入し、字を学んでもらう。
●ネパール。牛糞や有害物質が地中に堆積しているにもかかわらず、その井戸水を生活用水として使用し、重度の小児マヒや皮膚病を引き起こしている村。
→募金で3機の有機ろ過式浄水器を寄付。
…など、多額の金額でなくとも、「募金」が貧しき人々の生活支援に貢献していることがわかります。
正直、石川梨華ちゃん目当てに見た番組ですが(爆笑)、なんつうか、いまだ地デジとは縁遠い我が家のブラウン管の前で、人目もはばからず大号泣していた自分がいたわけで。
結局、何が言いたいのかっていうと、どんなにエンターテイメント路線に傾いて、視聴率至上主義になろうとも、「24時間テレビ」で一番大事なものはチャリティーの金額。
とにかく1円でも多くの募金が集めることが、現実に障害者たちを支援する一助となるんだから。
なのに、今やっている内容が、
■芸能人やスポーツ選手といった悲話のオンパレードフルコース特盛りつゆだく。
■どーでもいい世界新記録のチャレンジ。
■明らかにチャレンジする当事者たちは聞いていない応援歌。
■芸人が走るマラソン。
……(´・ω・`)。
「ウリナリ!」あたりから脈々と受け継がれる「芸能人チャレンジ企画」をタレ流すよりも、『「募金のありがたみ」をどう視聴者へ伝えるか?』に頭を悩ますほうが、「24時間テレビ」の「本道」じゃないのかい?
少なくても、僕は「24時間テレビ」をみても何も思いませんでしたが、「100円玉に愛をこめて」をみて、募金しようと思いました。