久しくブログを更新しなかったんで、ネタがたまるたまる。
新年を迎える前に、今年のバクチは今年のうちに(?)。ザッとダイジェストで。
♪ダダッダッダダ~ン(「今日のホームラン」調で)。
今さらなんですが、WSJSのお話。
当日は、ちょっといろいろあって、いつもの府中ではなく、渋谷WINSでS藤と一緒に馬券を買うことに。
メインの阪神JFは、正直半信半疑。
アンカツのオディールからいったのですが、惨敗でした。
オディールは、エイムアットビップともども力負けといった感じ。
2着のレーヴダムールは強くなりそうやなぁ。
まあ、正直そんな雑魚レースはどうでもいい(おい)。
とにかく狙いは、WSJSの最終レース・ゴールデンスパートロフィーなのだ。
昨年のブログにも書きましたが、このレースほど騎手のやる気みなぎるレースはないと思う。
だって優勝賞金が300万ですよ。
「え?300万なんて騎手はすぐもらえるんじゃないの?」
…な~んて、大和田バク然と思ってる人も多いと思いますが、騎手がもらえる賞金なんて、たかだか5%。
実は今日のメインレース、GⅠ…じゃない、Jpn1の阪神JFの本賞金が6000万で、勝った騎手がもらえる賞金が300万。
WSJSでは、1レースごとに普通の賞金もありますから、このシリーズの優勝者は、GⅠ…じゃなかった、Jpn1レースの賞金以上の金額を手に入れることができるんです!! あ~、言い換えるのめんどくさ!!
というわけで、10レースまでのポイント差を知りたいんだけど、モニターにはなかなか表示されない。
しょうがないので、サービスカウンターのお姉さんに質問。
私「すいません、WSJSのポイントを知りたいんですけど、どこかに表示してません?」
コンパニオン「(けげんそうに)…は?え…と…前日までの結果なら、このレーシングプログラムに…」
…そんな変な質問か?ヽ(`Д´)ノ
まあ見てないとは思うけど、JRA職員の方。
このWSJSに関しては、このポイント差も場内でちゃんと表示しないといけませんぜ。
間違いなく重要な予想ファクターなんだから。
取り急ぎレープロをひったくって、10レースのゴールデンサドルトロフィーの結果から、ポイント差を自力で計算。
すると――。
1位 C・ウイリアムズ 36P
2位 赤岡修次 33P
後藤浩輝 33P
4位 安藤勝己 32P
5位 S・パスキエ 27P
6位 岩田康誠 26P
7位 S・サンダース 22P
ふむ。
1レースの優勝ポイントは20P。
実質、優勝争いはこの7人に絞られたワケだ。
昨年、教訓として得られたことがひとつ。
優勝の目がない騎手は、他の騎手を邪魔しないように、たとえ人気でもスパーTでは積極的にレースはしない。
じゃあ、この7人のうち、誰かを軸にすればいいわけですよ。
しかも、7人の中には、くじ運的に今回のレースでは有力馬に乗れなかった人もいる。
それをまた選べば…ほら、すげーカンタンじゃん。
ってなわけで、馬柱を穴が開くほど見つめると、スパーTで人気馬に乗ってるのは、ウイリアムズ、サンダース、後藤の3人。
後藤とウイリアムズは上位に入着するだけで優勝だけど、サンダース軍曹は1着がほぼ必須条件。
よし、ここはサンダース軍曹のやる気に賭けようじゃありませんかっ!! オッズも美味しいしw
軍曹が御する⑪コートユーフォリアを軸に、人気馬ではなく、ポイント上位の騎手へ。
阪神JFの倍、6000円を投資。
で、レースがスタートすると…思った通り、ウイリアムスとサンダースが好位につけて4角へ。
よし、ええぞええぞ。計算通りや。
直線に入ると…うおお、サンダース様ご乱心!
おりゃぁ!おりゃぁ!おりゃぁぁぁぁぁ!
英国なら10回くらいタイーホされそうなくらい、狂ったようにムチを振るいまくるっ!!
…でも、どんどんトップの馬と突き放されていくって、どーゆーことぉぉぉっ!?。゚(゚´Д`゚)゚。
結局、軍曹は8着。
勝ったのはホワイト騎乗のダイナミックグロウ、2着が角田のタガノサイクロン…って、騎手が全然WSJS優勝争いと関係な~いっ!!
結局、4着だったウイリアムス騎手が優勝したわけですが。
ホワイト&角田のKYぶりはともかく、サンダースおじさんがWSJS優勝のために、鬼神のごとき騎乗を披露してくれたことが唯一の救いというかなんというか。あー、チキン喰いたい。
2万の負けもちょっと納得、そんな真冬の夕方なのでした。
今さっき。
会社の前で、右手にトイレットペーパーのロール袋、左手にティッシュの5箱セット袋をぶらさげながら目白通りをノロノロ歩くイガリンに遭遇。
顔はなぜか笑顔でした。
完wwwww
突然ですが、私は武豊がキラいです。
いや、性格がどうのこうのってワケじゃないし、第一知り合いでもなんでもないし。。。
むしろ、過去の騎乗レースの展開や馬のクセなど、尋常じゃないほどの記憶力や、騎乗技術の向上を常に努力する姿など、人間としては尊敬に値するスーパースターとして素直に賞賛できるんですが。
ま、例えば、Jリーグで、
「俺が好きな浦和レッズ優勝を阻んだから、横浜FCのカズなんて嫌いだよぉ」
とか、ルーレットとかで、
「俺が張るときに限って目が出ないから、00なんて大嫌いっ!」
とか、まあ非常に身勝手というかしょーもない理由です。
ただね、メイショウサムソンが凱旋門賞に行くって話になったとき、「海外経験が豊富だから」とか何とか言って、オーナーが騎手を石橋守から武豊に変えたときにちょっと「?」って思った。
「海外挑戦」の事由とか、「武豊との友情から、石橋は快諾した」とか、「凱旋門賞だけ」とか報道されていたにしても。。。
そのあと、馬インフルエンザでメイショウサムソンの凱旋門賞挑戦はなくなったのに、天皇賞が武豊騎乗に決まったのも「??」だった。
まあ、これもオーナーが凱旋門賞に行かなかったお詫びだったのかもしれないけど。
しかも当の石橋が騎乗停止になって、仮に武豊になっていなくてもサムソンには乗れなかった…ってオチもあったし(苦笑)。
でも、天皇賞でコスモバルクの悪癖を見抜き、他馬が不利を受けて慌てふためく中、内へ入れて悠々府中の直線を1着で駆け抜けた武豊が、勝利インタビューで言ったひと言を聞いてイラッとしました。
「次も頑張ります」
…次!? この一戦だけじゃなかったのかい!?
いつの間に主戦は武豊になったの!?
インタビューはどこでだって後で報道されるし、騎乗停止中なら、なおのこと石橋はテレビで天皇賞を観ていたかもしれない。
そんな状況でこの思慮に欠ける発言って何!?
「お前、何年競馬見てるんだ?」って言われるかもしれない。
「勝負の世界なんだから当たり前」とか、勝負の世界にいたこともないようなヤツから、したり顔で説教されるかもしれない。
けど、何年見てたって、こんな交代劇、誰が納得できるかって言うんだよ。
何が「友情」だよ、ボケ。
失礼な言い方だけど、名馬に必ず名騎手が騎乗するワケじゃない。
自分が見始めたときからだと。。。
ミホノブルボンに小島貞、レッツゴーターキンに大崎、ネーハイシーザーに塩村、サニーブライアンに大西、テイエムオペラオーに和田、ナリタトップロードに渡辺、メイショウドトウに安田康、スティルインラブに幸…。
異論もございましょうが、GⅠ馬とのコンビだとこんな感じかな。
GⅠ勝ちはないけど、ナイスネイチャに松永昌なんてのも、ホントよく乗せ続けたなぁ…なんて(確か調教師がお父さんだったんだっけ?)。
ただね、昔は「名馬が騎手を育てる」なんて話もあり、こういった騎手とのコンビが競馬界でドラマを産んでたと思うんですよ。浪花節だよ、人生は。
だから、実はテイエム、ナリタ、ドトウの活躍時代って個人的にはかなり好き。
だってそこに、武も岡部も外国人騎手もいないんだよ、痛快じゃない?
(だからこそ、5冠馬が出たにもかかわらず、競馬シーンが盛り上がらなかった…なんて話もあるけどw)
話が思いっクソ逸れたけど、だから天皇賞の武豊勝利にまったく喝采をあげたくなかった、と。
そこでようやく、ジャパンカップです。
実は、競馬場に着いても悩みに悩んで、
「もーワケわからんから、ウオッカ・サムソン・インティライミのボックスでいいか…」
と、マークカードに記入して、売り場に並び始めました。
でも、そこで、上記のことを思い出したワケですな。
しかも、馬券は1~3番人気。
「俺は、こんな馬券買うために競馬やってんじゃねぇだろっ!!」
慌ててマークシートを投げ捨て、自分のポリシーを再確認。
アドマイヤムーン。
宝塚記念でメイショウサムソンを破ってるし、実力を考えれば全然ありうる話。
天皇賞負けて、「調子が戻っていない」なんて新聞に書かれてるけど、それが返って、以前調子が悪いとか酷評されていたのにあっさり天皇賞を勝っちゃったスペシャルウィークを思い出したり。
JRAにとってはダーレージャパンの買収絡みで物議をかもした馬だけに、「この馬だけには勝たせたくない」なんて雰囲気も透けて見えるし。
だいたい、実際に大阪くんだり遠征して宝塚記念を観に行って、思い知らされたんじゃないのか!?
…という想いが0.5秒で脳内を駆け巡りw、マークカードにはアドマイヤムーンからの流し馬券を記入。
終わってみれば、1着ムーン、2着ポップロックというヒジョーに胸のすく結果となったわけです。
ポップロックは宝塚記念で軸にしていた馬。
最初の人気馬ボックスとかにしていたら、とんでもなく後悔しているところでした。
レース後、武豊は「大きな敗戦」とコメントしたそうです。
重い、重いひと言。
なぜなら、アドマイヤムーンこそ、もともと武豊が主戦騎手だったのに、オーナーサイドからの?な理由で岩田が乗り替わった馬だったから。
これを「因果応報」と呼ばずしてなんと呼ぼう。
岩田が勝って、ウイナーズサークルへと戻る際に、「岩田コール」は起きませんでした(多分。ちゃんと聞いてないけど…)。
バットエンド。
岩田選手には悪いけど、それでよかったと思います。
…ちなみに、武騎手は「次で巻き返したい」と言っとるそうです。
ああ、やっぱり有馬でも石橋じゃないのね。
* * * * * * * * * *
この日は、中京の最終レースもGETして(川島が気性の悪いメイショウジダーンを大逃げさせるウマーな騎乗!)、26700円の勝ち。
前日のJCダートの負け分が十分補填できる勝利でした。
気がつけば、今までで一番長く書いたブログかも。
どんだけ~。
今日でこのブログ、一周年になりますぅ。
パチパチパチ!
( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)ノ゙ノ
まあ、振り返れば何も変わってないというか、むしろ退化してるっていうか…。
あ、痛風と高血圧になったな、そういえばorz
飽きっぽくて、日記もつけてなかったこのボクが、ぼちぼち1年続けられたのは自分でもビックリだったり。
関係者の中には見られている方も多いみたいですし、これからもご愛顧のほどよろしくお願いいたします( ・ー・)