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かっぱがれ編集・秋のへっぽこギャンブル日記

基本はギャンブル日記だけど、まあ趣くままにてきとーに。

Mリーグのゲストに呼びたい芸能人



先日、こんなツイートをしたわけなんですが。

どうせなんで、Mリーグ中継や「熱闘Mリーグ」ならゲストに呼べそうな、ちょっと意外な(?)麻雀好き著名人をざっと列挙してみました。

8年前、「アメトーーク!」で麻雀芸人の回を放送する前に、似たようなことをやったんですが、それの2018年版ということで。

* * * * * * * *

中居正広 (実現度)☆
「週2,3回雀荘に通っている」とテレビ番組でもコメントしている通り、かなりの麻雀好き。実はジャニーズって、長瀬智也さん、松本潤さんなど、「麻雀をしている」と公言しているメンバーがかなりいるんですよね。ただし、「AbemaTV」主体ということで、実現度は期待薄…。

石橋貴明 (実現度)☆☆
中居くんといえば、「うたばん」つながりでよく一緒に卓を囲んでいたというエピソードがあるタカさん。20年くらい前には『近代麻雀オリジナル』が企画した麻雀大会(萩原聖人さんの雑誌コーナー企画)に参加されたことも。その際には「小島武夫さんが好きだった」という話をしていたような。「THEわれめDEポン」地上波30分時代でのレギュラーだったりするんですよね。

秋元康 (実現度)☆☆
石橋さんつながりといえばこの方。AKBグループのプロデュースを始めてからは出演されていませんが、かつては「THEわれめDEポン」のレギュラーメンバー。そういえばアイドル麻雀プログループの先駆けである「鶯谷チョンボ」もプロデュースもしておりましたが…。放送終了後にスタッフと軽く卓を囲む秋元さんを拝見した際、「怖いわ、怖いわ、怖いわ君枝シリーズ!」と絶叫しながら危険牌を切っていて、爆笑していたのを思い出しますw

高島彩 (実現度)☆☆
学生時代の女性ファッション誌では趣味を麻雀と公言しており、一時期はフジテレビサイトの趣味欄に「麻雀」と記載していたことでも有名だったり。恐らく、麻雀ファンが見てみたい「まだ見ぬ」麻雀好き芸能人No.1。かなりの腕前との噂もあり、女性Mリーガーたちとの対談も見てみたい気が。

吉高由里子  (実現度)☆☆
「プロフィールを消された」といえば、この吉高由里子さんも、「麻雀」と書いていたプロフィールが「音楽鑑賞」と改変されていたことがあったんだとか。高島彩さん同様、「ゼロギャンブル宣言」のMリーグでなら、イメージを気にすることなく登場することも可能なのでは…?

GACKT  (実現度)☆☆☆
六本木にある雀荘の常連で、よく麻雀大会を開催していたという話は、ネットに書かれる以前から業界の噂として聞いておりました。現在、Abema TVでポーカー番組のホストをしており、そのツテを頼れば意外と簡単に登場してくれることもあるかも…?

岡井千聖 (実現度)☆☆☆☆ まさかのハロプロメンバー登場で全俺感動w お父さんがお好きなようで、上記のようなツイートをしていたり、インスタではアガれなかった四暗刻単騎の写真をアップしています。本筋とは関係ありませんが、先日、SATOYAMAイベントで健康麻雀を体験していたJuice=Juiceメンバーの写真がネットに上がってましたなぁ。

奥田民生 (実現度)☆☆
古くからのファンはもちろんご存じだと思いますが、井上陽水さんとのユニットでの名曲「ありがとう」のMVでは麻雀をしているシーンが登場。実はミュージシャンにも麻雀好きは多いそうで、ウルフルズのトータス松本さんもかなり好きとだいう話を、スタッフの方から聞いたことがあります。

長州力 (実現度)☆☆☆☆
編集部時代に武藤敬司さんにインタビューしたことがあるのですが、当時の新日本プロレスのレスラーで麻雀をしていたのは、坂口征二さんと長州力さんだったそうで。曰く、「チョーシューはシャボ待ちが好きなんだよ」w バラエティの登場機会も増えた今なら、割とすぐに出演してくれるかも。

羽生善治 (実現度)☆☆☆
将棋界と麻雀界は古くから交流があったりするのですが、羽生善治さんも雀鬼・桜井章一さんとの講演会が何度も開催されていたり、プライベートでの親交があることで有名。AbemaTVの将棋チャンネルからのラインで、招待は可能…?

浜辺美波 (実現度)☆☆☆
言わずもがなの「咲-Saki-」で主人公の宮永咲を演じた若手実力派女優の急先鋒。主演映画が上映されたりと、これからかなり出世が見込まれると思いますんで、今のうちにゲストで呼べるのなら呼んでおいたほうがいいのではないかとw 原村和役の浅川梨奈さんも来られたわけですしね。

古川雄輝 (実現度)☆☆☆☆
現在放送中の「天 天和通りの快男児」でひろゆき役を演じる古川さん。どうやらこのニュースを見た限りだと、かなり麻雀がお好きなようです。萩原さんや新井浩文さんといったラインもあるし、俳優さんならハードルはそこまで高くないかも??

明石家さんま (実現度)☆
関西で放送されているラジオ番組「ヤングタウン」では、アンジャッシュの児島さんや、じゃいさんと麻雀をしている話が頻繁に出てきます。はるか昔、活字時代の『近代麻雀』にも対局で登場したりと、とにかく麻雀は大好きのご様子。ここで番組に引っ張り出せれば、翌日には間違いなく全スポーツ紙に大ニュースとして取り上げられると思いますが…。

天皇陛下 (実現度)はわわわ
こちらの記事でも見るように、皇太子時代に打ち込まれていたエピソードは昔から有名で、「ダメ元でいいから宮内庁にインタビューできるかちょっと聞いてみよう」という話が『近代麻雀』編集部にもあったほどw 来年、皇太子様に譲位された後は、ちょっとした余暇ができるはず…(待て待て待て)。

* * * * * * * *

まあ、最後は冗談としても、これだけの規模で開催されているMリーグなら、普段の麻雀番組では呼べないようなゲストも、少し頑張れば呼べると思うんですよね。

「こんなのできるわけがない」じゃなくて、これくらいのことができると思うくらい、ファンはMリーグに期待しているのです。そこを関係者には肝に銘じていてほしいなと。

そんなわけで。
個人的にまず呼んでほしいのは、キャプテン渡辺なんだけどねw
バイバイキーン!


「熱闘Mリーグ」は燃えているか

☆「熱闘Mリーグ」は麻雀界で画期的な放送だ

さて、Mリーグも開幕してから1週間ちょっとが過ぎたわけですが。

実は自分が個人的に注目していたのは、毎週日曜10時に放送されるというダイジェスト番組「熱闘Mリーグ」でした。

皆さんもご存知の通り、麻雀の対局というのは、リアルで追ってる場合、どうしても理解不能に陥る場面があります。盤面での選手の思考というのは非常に複雑であり、戦略や理論を凝らした一打もあれば、感覚的で丁半バクチな仕掛けなんてものもあったり。

普段それら選手の真意や心理は、対局後に行われる感想戦だったり、牌譜の研究で補われていくのですが、麻雀のメジャー化を目指すMリーグでは、AbemaTVで放送するというメディアミックス戦略がまず前提にあります。これらの対局の詳報が映像として視聴者に提供されることはもはや必然であり、それがいわゆる麻雀版「熱闘甲子園」として放送されることに、大変興味があったわけです。

で、第1回を拝見させてもらったのですが…ひとことで言えば、初心者ファンにはわかりやすく、中・上級者ファンだとニヤリとする、なかなか面白い番組だったと思います。

かつて「THEわれめDEポン」の常連出演者だった爆笑問題の田中さんを筆頭に、麻雀ファンにはおなじみの麻雀好き芸能人たちが、自分たちの知っている麻雀プロについてあれこれ語っていること自体が、非常に新鮮だったというか。

特に、ダイジェストが流れている最中に、スタジオの皆さんが対局の感想を述べているのがいいですね。前原プロの2枚残りのカン二萬リーチに驚嘆の声が挙がったシーンで、初見のファンでも前原プロの名前は記憶へ刻み込まれたと思います。まさに番組の狙い通りの展開だったのではないでしょうか。

また、一週間の対局の中で素晴らしかった一打をピックアップする「じゃいの眼」も、あたかもスポーツニュースで元選手が技術解説をするコーナーのようで、改めてあの六萬を放銃した松本プロの凄みが伝わりました(トータルテンボス大村さんのネタバレが酷かったけどw)。「世間での麻雀プロの評価を上げる」という意味では、番組の軸になり得るコーナーかもしれません。

☆ダイジェストではもっと濃淡をつけた編集を

好印象の「熱闘Mリーグ」でしたが、改善点もいくつか。

まず、前半のMリーグハイライト。とにかくアガリの部分だけを流れで見せていたので、ちょっと目まぐるしさを感じましたね。それにプロ同士の麻雀では、アガリだけでなく、仕掛けや手牌進行でもキーになる場面がありますが、そういうシーンはほとんど触れられませんでした。

ダイジェストでは、重要でないアガリのシーンは省略して、もっと肝になる一局についてスポットを当てるべきではないでしょうか。できれば編集で対局のスロー映像や静止画、終了後のコメントもインサートして、何が勝負の分かれ目だったのかを伝えてほしい。

例えば、「プロ野球ニュース」をはじめとする、スポーツニュースのダイジェスト映像では、わざわざ試合の全得点シーンは流しませんし、途中ではキャスターによる解説も入りますよね。我々が当たり前のように見ているテレビのスポーツニュースには、数十年かけて培われた、視聴者の関心を呼ぶ映像手法があります。そこは模倣しつつ、別のところでネットTVならではのオリジナリティを出していけばいいのですよ。

そのためにも、番組にはプロ側の解説者が一人居てもいいんじゃないでしょうか。芸能人たちのトークも面白いのですが、それを解説部分でビシッと締める“重し”がほしいんですよね。できれば現役プロよりも、解説に秀でた実直なコメンテーターがいい。馬場裕一さんや梶本琢程さんみたいなタイプですね。日テレのスポーツニュースでの、江川卓さんの立ち位置というか。

まずは対局のエッセンスをギュッと凝縮することに手間を惜しまず、Mリーグの高度な技術と勝負師の熱量をより濃密に伝えてもらえればと思います。

☆既存のフォーマットにこだわらない番組作りを

ところでなんですが、先週のMリーグの中継で一度、実験的に麻雀をまったく知らない人に向けての実況をしていましたが、皆さんはどう感じたでしょうか。自分はさすがにちょっと考えすぎだったと思っています。それこそ野球で例えると、「あのバット持ってる人の下に五角形の板が置いてあるでしょ? あの空間にボールが入るとストライクで…」とイチから中継してるようなもの。野球ファンなら、この実況が番組をいかに冗漫にしちゃうかはおわかりですよね。まったく麻雀を知らない人のケアまでしていては、むしろその対局の興味を半減させる可能性まであります。

なぜこんな話を始めたかというと、もちろんMリーグの実況陣をディスりたいわけではありません(むしろ、視聴者へいかにわかりやすく伝えるかを常に考えている姿勢は褒めたいくらい)。この辺のMリーグ関連の番組演出をコントロールしているのは誰なんだろうということです。実況アナや解説者に任せっきりにするのではなく、少し番組の作り方さえ変えて、実況の方向性を定めてあげればいいのに、と。

前回の記事でも書いた通り、今のMリーグ中継にもう一人ゲスト解説を呼べば、実況陣の話がわかりづらい時には、初心者と同じ目線で「それ、どういう意味ですか?」と聞くことができます。画面テロップという視覚情報も重要で、例えば待ち牌について、画面に常に表示しておけば、実況陣が待ち牌に関して何度も繰り返さずに済み、ライトファンにも深く情報を伝えることができるはずです。そのあたりの演出までを統括して判断するプロデューサーは誰なのか?

そもそも、Mリーグ中継は旧来のネット麻雀動画のフォーマットに近い形で放送されていますが、そのフォーマットは、ネット中継では技術的にリアルタイムで提供できない情報は、視聴するマニア層が知識や経験則で補完することによって成立しているものです。ライトファン層に目を向けるのなら、番組フォーマットも変えなければいけません。Mリーグを麻雀界の一大イベントとしてうたうのならば、安易に既存のフォーマットに乗っかるだけではなく、多少の費用はかかっても、視聴者のユーザビリティが高い番組作りをスタッフは率先して目指すべきではないでしょうか。

結局のところ、「熱闘Mリーグ」に関しても、ニュースバラエティのフォーマットを無難に踏襲しているだけの感じがするのです(もちろん、今までこの類の麻雀番組がなかったことを考えればかなり画期的ですし、最初にも触れたとおり、内容も充実していたと思いますが)。

できれば、Mリーグ関連の番組について、AbemaTVの制作スタッフにはもう一歩踏み込んでほしい。視聴者目線で「競技麻雀」というジャンルならではの番組演出を目指し、細かい部分での修正に対応していってほしいのです。そうすることでMリーグ中継も「熱闘Mリーグ」も、ますますエキサイトでエンターテイメントにあふれたコンテンツへと成長し、Mリーグが望む「麻雀のメジャー化」へとつながっていくと思うのです。

(了)


セルジオかっぱがれ「ちゃんとマージャンしなさい」


※Mリーグ開幕ということで、「サッカーダイジェスト」のセルジオ越後風味にしました。辛口な表現はご容赦ください…^^;

ついにMリーグが開幕したね。記念すべき開幕戦は、ドラフト会議で一番最初に名前の挙がった赤坂ドリブンズの園田賢プロが、トップ目だった小林剛プロから発・ホンイツ・ドラ3で親っパネを直撃した。さすがのコバゴーも一瞬、目が泳いでいたね(笑)。トップスター揃いのMリーガーの中で知名度は一枚落ちるけど、この開幕戦の勝利で、園田プロはファンにその実力をアピールできたはずだ。

逆に、4着だった魚谷侑未プロも内容は悪くなかった。ハコ下の状況からの小林プロのリーチで、危険牌の赤五萬をツモった時に、キュッと唇を噛んでから手の中の黒五萬を勝負して、最後は追いかけリーチで小林プロからマンガンを打ち取った。点差とは関係なく、この対局に向けた覚悟と気迫が伝わってきたよね。2日間4試合に出場した13選手は、みんなナーバスにはなっていたけど、スリリングで見どころの多い麻雀を打っていたんじゃないかな。

それだけに、滝沢和典プロの少牌は残念だったね。自動配牌の卓で対局をすることは事前に発表されていたわけだし、慣れていないのなら、自動配牌の卓での経験を本番前にたくさん積んでおくべきだった。滝沢プロは試合前のコメントで「意識せずに、いつも通り勝利に向けての麻雀を打てば、きっとMリーグも盛り上がるはず」と言っていたけど、そこは「いつも通り」じゃいけなかったかな(笑)。
※改めて観てみたら、コメントは全然ニュアンス違ってました。「面白く打つじゃなくて、真剣に打って勝ちを目指せば、自然と面白くなる」といった感じでした。お詫びして訂正しますm(_ _)m ごめんなさい

しかし、その後の大三元テンパイと、それが実らなかった際のクールな表情は、滝沢プロらしい魅力に溢れていた。一度のミスにへこたれず、これからの麻雀の内容で名誉を挽回して欲しいな。

☆ファン不在の開幕戦パブリックビューイングはMリーグ最初のミスかもしれない

それにしても、肝心なMリーグ中継の番組自体には、あまり目新しさがなかったね。対局スタジオは確かに豪華になったし、パブリックビューイングという観戦スタイルも、麻雀界の中ではかなり斬新だ。しかし、フタを開けてみれば、実況陣はWEBの麻雀中継ではおなじみのメンバーで、対局時に表示される情報レイアウトも従来とほとんど変わらない。

そういえば、対局中にパブリックビューイングの模様が映し出されていたけど、そこにいた人たちはみんな業界関係者だった。一般ファン抜きでパブリックビューイングをするんだったら、対局は公式戦にせずにエキシビションにすべきだったんじゃないか。

確か、Mリーグは「競技麻雀の普及と発展」という目的で創設されたって聞いた気がするけど、今まで競技麻雀を知らなかった人たちは、今回の中継を観てどう思うんだろうね。変わり映えのしない普段通りの麻雀中継で、現場の観客はすべて関係者。これでは、一般ファンには、麻雀村の中で開催されたお金のかかったイベントに、関係者がお祭り騒ぎしてるようにしか見えないよ。せっかく新しい麻雀界の未来を考えるのなら、世間との接点作りをもっと積極的にしてほしいと思うんだ。

☆ゲスト解説者の起用で「業界内イベント」からの脱却を

例えば、実況と解説陣。今の実況を替えろって話じゃないよ。解説もMリーガーでも別に構わない。もう一人、芸能人やコメンテーターのようなゲスト解説者がいた方がいいんじゃないだろうか。「麻雀は好きだけど競技麻雀はよくわからない」という人の視点で、ゲスト解説者には対局の感想を語ってもらおう。

そういえば、開幕戦には某俳優さんもパブリックビューイングの映像に映っていたよね。せっかく会場で観てもらうんなら、大勢のお客さんが観るスクリーンじゃなくて、ゲスト解説席のモニターでゆっくりご覧になってもらった方が、ライブ対局の迫力を味わえたんじゃないかな(笑)。Mリーグを放送しているAbemaTVには「DDTプロレス中継」というコンテンツがあるけど、そこでも毎回芸能人がゲスト解説者として登場しているよ。

創設セレモニーの際にはあれだけ芸能人を呼んでいたんだから、本番では呼べないってこともないよね。ゲストを通して一般ファンにMリーグを知ってもらう。それだけでも、内輪のイベントイメージは一掃できるはずだ。

☆Mリーグを麻雀村の盆踊り大会にしてはいけない

卓上の情報表示も、Mリーグならではの目新しさがほしいよ。さすがに巡目のカウントや捨て牌の残り枚数の表示は、ライブとしては技術的に難しいかもしれない。ただ、Mリーグには「イエローカード」という独自の罰則もある。罰則に該当することが起こった際には、そのルールを画面へインサートするくらいはできないのかな。滝沢プロの少牌の際、その表示があったら実況ブースもあまり混乱はしなかったはずだ。

また、リーチが入った際に、その選手のリーチ成功率が表示できたらいいよね。実況がその選手のプロフィールを話し始めたら、簡単な選手の略歴を画面でも流す。せっかく多くのデータをMリーグでは収集するんだから、あらかじめいろんなパターンのテロップを用意しておけば、ライブ中でも活用はできるんじゃないかな。

まだMリーグは開幕したばかりだ。リーグ戦も来年の2月まであと104戦もある。僕は初めて一般ファンが観戦する11日のパブリックビューイングにも注目しているよ。Mリーグを麻雀村の盆踊り大会にしてはいけないんだ。Mリーグに関わる人は、内向きの意見で動くのではなく、まだ競技麻雀を知らない一般ファンに対して、どういったアプローチをすればMリーグに興味を持ってくれるかを常に考えていてほしいね。

(了)



麻雀プロの偏差値

Mリーグ・ドラフト表

Mリーグのドラフトが決定しましたな。
無断転載になっちゃうとアレなんで、自分で簡単な表を作っちゃいましたよw

いろいろ思うところもありますが、やっぱり驚いたのはセガサミーフェニックスの魚谷侑未プロ1巡目指名。

皆さんもご存知の通り、アミューズメント施設にあるオンライン麻雀ゲームといえば、コナミの「麻雀格闘倶楽部」とセガサミーの「MJ」が勢力を二分しています。

「麻雀格闘倶楽部」は「プロ麻雀連盟公認」を看板にする一方、「MJ」はプロ連盟以外の団体からセレクトされた選手たちが定期参戦。いわば、セガサミーにとってプロ連盟の選手は「商売敵」です。「Mリーグ」でのチーム参加も、ゲームの営業戦略を含めての判断かと思っていましたが…第1巡目でまさかライバルチーム団体の魚谷プロ指名とは。

今年、日本オープンと女流日本シリーズと「二冠」を達成している魚谷プロ獲りは、セガサミーにとってまさに「ガチンコの選択」と言えますが、さすがにコナミ側はもちろん、「MJ」に参戦してるプロたちも思うところがあるでしょうね…。

とはいえ、見る側からすれば、この遺恨もリーグ戦を楽しむちょっとした「スパイス」になるかもしれません。セガサミーチームとコナミチームのリーグ戦、注目していきたいですな。

* * * * * * * *

それはそれとして、今回のドラフト。
メンバーを見てみると、

①RTDリーグ出場プロ
②メディアで活躍するプロ
③新旧タイトルホルダー


この辺を要素にして決められた印象を持ちました。
中にはタイトル獲得経験がなかったり、しばらくタイトル戦の最前線から離れてる選手もいますよね。

Mリーグは麻雀の面白さを世間に伝えるのが目的だし、華のある選手を中心に選考することは別に悪いことでもないと思います。だいたい、麻雀界には強さを明確に分ける基準とかないし。

…って、この「強さを明確に分ける基準がない」というのが、今まで「麻雀界が怠っていたこと」ではないかと思っているんです。

これを機会に、もうMリーグは独自で麻雀界の「統一レーティング」を作ってくれませんかねぇ?

主要5団体のタイトル戦やリーグ戦、それに最強戦、モンド杯、RTDリーグなどのビッグイベントをG1~G3くらいに分ける。そこでの勝敗や順位を選手ごとにポイント化して、レーティングを半年や一年ごとくらいに決めるんです。

今回のドラフトでモヤモヤしてる人たちの意見には、「タイトル戦の実績がちゃんと加味されていない」というのがあります。選手をドラフトする企業チームにとっても、これからはその資料となるような「強さの指標」が必要になってくるのではないでしょうか。

なにより、麻雀ファンを増やしたいのなら、Mリーグはプロ麻雀界のレーティングをわかりやすくレイアウトしておくべきだと思うんですよ。

そんなに難しいことでもないですよね?
普通のファンでも、ネットで調べれば上位リーガーの主要タイトル戦の勝敗なんてすぐわかるんですから。なんなら、500万くらいもらえるなら、自分が調べて作ってもいいくらい(業突く張りw)。

本当はさらに先の展開として、ゴルフのように「賞金王ランキング」(実際の賞金じゃなくて、大会の順位ごとに仮の賞金ポイントを設置して計算)にして、1年ごとに表彰するのもいいと昔から思っているんですが、まあそれはさておき。

* * * * * * * *

正直な話、今回、SNSを見てる感じだと、Mリーグで選抜された選手よりも、選抜されなかった選手のツイートで胸を打つものが多かったんですよね。

昔から自分は、麻雀というのは負けた選手の方にこそドラマがたくさん生まれるもんだと思ってまして…Mリーグが盛り上がると同時に、ここから漏れた選手たちの巻き返しも今後注目されることになるでしょう。

そんな選手の活躍をわかりやすく可視化するためにも、「統一レーティング」の設置を検討してもらえれば…と切に思います。



ファンとプロが見つめるMリーグの地平


ホントは「麻雀プロがW杯の日本vsポーランド戦の戦術を称える」ことが、麻雀界においてどれだけ不毛でナンセンスなのかも含めて、いろいろ書いていこうかと思ってたんだけど、Mリーグのドラフトまで時間も無くなってきたので、それはやめておくとしてw

結論から先に書くと、プロ団体は、実績のあるアマチュアを対象としたトライアウトを実施すべきだと思います。

麻雀プロを凌駕するアマチュアの強豪が世の中にはたくさんいます。それこそ、去年と今年の「麻雀駅伝」を見れば一目瞭然。
中には、麻雀プロでは食っていけないからあきらめた…という人たちも多い。

そういう人たちに対しても、「Mリーグできるから、入りたいんだったらイチからプロ試験受けてね。合格したら最下位のリーグから始めてね」というのはどうなんでしょうか。

彼らがプロにならなかったのは、今の業界にいる人たちの力が足りなくて、麻雀プロの経済的に不遇な状況を放置していたからなんですよ?

藤田社長の尽力で始まるMリーグをニンジンにして、プロ団体がプロ志望者を天秤に測るとか、かなりキツい言い方になりますが「あつかましい」話じゃないですか。

藤田社長がMリーグを作った目的は「麻雀の普及」であって、「麻雀プロの普及」ではありません。Mリーグを「麻雀プロの既得権益」にしてはいけないのです。

萩原聖人さんを特別待遇で麻雀プロにするのなら、他のそういったアマチュアの強豪にも道を開くべきだと思います。

* * * * * * * *

そこで、普段のプロ試験とは違った、「トライアウト」を提案したいのです。
次代のニュースターの発掘。実力あるアマ選手側から言えば、「Mリーグ」に参加する一番の近道。

例えばですがーー。

まず「書類選考」。
「天鳳位」でも「読者最強位」でも、「近くのフリー雀荘の大会優勝」でも何でもいい。
アマ時代の実績をアピールしてもらい、それを団体側がふるいにかける。

次に1日4ゲームで4節くらいのリーグ戦で「実技試験」を開催。

ゲーム終了時には、必ず打った4人と試験官で行う一局ごとの「感想戦面接」。
(雀力というのは、感想戦を聞いていれば、だいたいどのくらいのレベルの打ち手かはわかるものです)

アマ時代の実績、リーグ戦の成績、感想戦面接というポイントに、品性、アピール力なども加えて総合的に判断し、合格者はそのポイント相当のリーグ戦(力量によっては上位リーグ)へ編入される――。

こういった大々的な「トライアウト」を行えば、Mリーグに向けたプロ団体の世間へのアピールにもなると思うのですが…。

* * * * * * * *

くどいようで申し訳ありませんが、ファンを無視して、Mリーグを既存の麻雀プロと企業による内輪のリーグ戦にしてはいけません。一般ファンと地続きである「麻雀界の最高峰リーグ」として存在させるべきです。

そのためにもプロ団体は、ファンとの距離感を見直し、プロ志望者を大切に扱うことも一つの課題として検討していって欲しいのです。

ジャンルを育てるのは、お金でも企業でもありません。
すべては「人材」からなのですから。



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プロフィール

編集・秋

Author:編集・秋
年齢:昭和44年生まれの54歳。
   五指烈弾。
   とうとう波平さんの同期
   になりました。
職業:「近代麻雀」等、元(涙)編集
趣味:ギャンブル(競馬・麻雀等)
   プロレス・F1観戦、お城の
   旅行、坂道グループ鑑賞
   ほかいろいろ
貯金:マイナス200万
   (た、助けて…)
ギャンブルの負け金:約1800万(減らんなぁ…)
座右の銘:ワルツにはワルツを、ジルバにはジルバを
(byニック・ボックウインクル)

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