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かっぱがれ編集・秋のへっぽこギャンブル日記

基本はギャンブル日記だけど、まあ趣くままにてきとーに。

越後路にかっぱがれは躍った

先週の新潟旅行のことをもう少し詳しくポスト(ツイート←わざわざこういう注意書きをすること自体も腹立たしい)しようと思ったらもう1週間。

ほぼ競馬の予想しか書かなくなって久しいブログですが、せっかくなんで旅行のお話はここで。半ば備忘録的に書くんで、面白いかどうかは知らんw

* * * * * * * *

自分の大学時代からの友人に、長岡に住んでいるHという人物がいる。はるか昔、夏の新潟競馬場に行くついでに長岡に降りて、Hとお茶でもしばいたくらいがきっかけだったと思うけど、翌年の夏に鯖鯉やK先輩にも声をかけて、車で新潟まで旅行したのがもう10数年前。

するとHから「来年の夏もまた来てくれよな!な!な!」とカンダタ並みの押しの強さで連絡が来るようになり、気がつけばいつの間にか新潟旅行が毎年夏の年中行事となったというw

ここ数年はK先輩が病気だったり、自分がコロナになったりで、フルメンバーでの旅行は4年ぶりくらい。気合いの入らないわけがありません。

今年の新潟旅行は8月18日~19日。

例年のように最寄りの駅で落ち合って、K先輩の車でゆっくり行く予定だったんだけど…。



俺様大遅刻。

前日に会社の納涼飲み会があって、二次会のスナックでカラオケしてカプカプ酒を飲んでたのがまずかった。記憶すっ飛ばして帰宅して(しかも今写真フォルダを見て気づいたが、スナックの後に屋台で一人ラーメンを食っていたらしいw)。そのまま何も用意もせずに寝てしまい、起きたのがなんと集合時刻だって。アバババ。

結局、自分は別に新幹線で宿の最寄駅である浦佐に向かうことに。いやー、電車だと浦和から浦佐まで2時間弱で行けちゃうんですね。車だと渋滞込みで約4時間。むしろ少し二度寝もできて助かった。♪浦和と浦佐でウラウラよ~と(情状酌量の余地なし)。

ということで、土下座と「足代を同乗したものとして折半」でなんとか許してもらい(?)、昼飯は「いろりじねん」というお店へ。

地元の民家を改築したらしく、店内もほとんど普通の家のお部屋。お店の自慢は、ご当地魚沼で採れた食材で作られた、素朴な定食料理。



美味い。二日酔いにちょうどいいどころか、実はここ1週間ほど胃腸炎気味で腹の膨満感に悩まされていたんだけど、ここのご飯を食べた翌日から一気に快便状態に。絶対、健康にいいよね、こんな料理。



あとから来た天ぷらもすべてお野菜と野草。衣サクサク。旅行に来たら肉だ魚だになりがちだけど、こういうグルメもいいもんだ。

昼食の後は、長い坑道トンネルを潜り抜けて、奥田民生…じゃなかった、奥只見ダムの周囲を散策。電力館を見学したり、遊覧船に乗ってみたり。







はしゃぐオヤジw

夜18時を過ぎて、近くのイオン的な大型スーパーで買い出し後、ようやく宿泊する大場温泉のホテルへ。着くまもなく夕食を平らげて、温泉にドボン(写真はもちろん誰もいないことを確認しての撮影)。ちょっとだけ熱めの無色温泉。



部屋に戻ったら、お待ちかねの酒盛り。新潟でしか飲めないビール「風味爽快ニシテ」は本当に美味い。地方限定ビールとしては、これと北海道のサッポロクラシックが双璧。



酒盛りをしながら、部屋の壁をスクリーンにして、プロジェクターで深夜の上映会w

これも毎年恒例。K先輩は学生時代からテレビとガジェットに心を支配されている生粋のヲタ。我々が頼んだわけでもないのに、旅行には必ずプロジェクターを持ってきてくれるのだ。



今年の上映作品は「シン・仮面ライダー」と「電人ザボーガー」でした。いや真面目な話、ベクトルが違うってだけで、特撮のリメイク作品の評価としては大きな差はないと思うw

ちなみにK先輩の運転するステップワゴンの車もかなり魔改造されていて、後部座席にデカいモニターが付いてるわ、広音域マイクが車内に搭載されていて車内の会話が楽だわと大きく進化。快適なんだけど、K先輩、競馬にはまったく興味がなくて、今回も我々が競馬場に出かけてる間は、駐車場の日陰に車を止めて仮眠という。ホント、よく毎年来るなぁw

朝起きてホテルを出発し、いきなり寄るのがスイーツ店の「甘泉堂」。魚沼の名物という「魚沼コルネ」をお買い上げ。





魚沼コルネの名前の由来は映画「ゴッドファーザー」のドン・コルレオーネから。ウソです。



こうやってアル・パチーノを気取って葉巻を吸ってるように食べてると、本当に信じる人も出てきそうw 実際は「チョココロネ」のコロネ(角)と同義語だそう。カスタードなどのクリームをパイ生地で棒状に包んだスイーツ。サクサクで食べやすく、美味い。

次に、幕末から明治にかけて活躍した石川雲蝶の彫刻が数多く飾られる永林寺へ。

このお寺、なんでも住職さんとこの石川雲蝶さんがチンチロで勝負して、石川さんが負けたため、無償でお寺の御堂、欄間や仏像などの彫刻を施したという逸話があり、ここでお祈りすると“勝負運”がアップするとか。

逸話もなかなか福本先生チックなんですが、お寺の中もユニークな仕掛けがたくさん。

お寺の中にはカエルと牛の像があるんだけど、これをなでるとやはり博打運にご利益があると。理由が「モー」+「カエル」で「モーカル」=「儲かる」なんだそうでw 「なでる順番間違えたらダメですよ」だってw

そしてこれ。なんて書いてあるかわかります?



正解は「鮭鮫鱈鯉」。さけさめたらこい…酒、覚めたら来い! まるで今日の我々のためにあるような言葉w

この石川雲蝶さんという方も、お寺ではお酒を飲みながら彫刻を施していたそうで。酒と博打、まさに“かっぱがれ”が来るべくして来たお寺!w ちなみにこのお寺は禅宗。禅問答はコントと紙一重みたいな部分もあるとは聞いているけども、それにしてもなんとも世俗的で親しみ深いお寺じゃありませんか。

それでは、この後に行く競馬の大勝利を願って…。



「蛇蛙蚊」。…じゃ、帰るかw

いい感じに小腹の空いたところで、、新潟5大ラーメンのひとつ・三条カレーラーメンの隠れ家的お店「原泉」へ。



以前、やはり三条カレーラーメンの名店「正広」でカレーラーメンを食べた際は、スープはカレーなのにちょっとサラサラしていて、「カレーのようなラーメン」という感じだったけど、ここのカレーラーメンは普通のカレーと同じくドロドロで、「ラーメンのようなカレー」といった感じ。ご飯を突っ込んだら、もはや普通のカレー。



美味いけど、50代の弱った胃腸にはキツすぎる。お腹いっぱいw

汗ダラダラになって、ようやく旅の目的である新潟競馬場へと向かう。すっかり遅くなってしまって10Rからしかできないけど、なーに、勝てばよかろうなのだ。





……。
……。




ボウズ。

これも遅刻をした報いなのか…いや、待てよ。午前中に参った永林寺、勝負運アップのお寺と言うけれど、考えてみればお寺自体は負けた石川雲蝶さんが作ったお寺。

…てことは、実は逆に勝負運をダウンさせるお寺じゃないのか??

実際、今週も土日ボウズという絶不調さで、上記の仮説を信じたくなってきたという…。まあ、旅行で大遅刻かましたバチ当たりな男への単なる仏罰という説の方が濃厚だけどもw

競馬で惨敗を喫した後は、魚沼まで戻って「こあさ焼肉店」へ。



なんで新潟まで来てホルモンって思うでしょ? それがこのお店、豚のホルモンを下茹でせず、ホントに生のまま処理をして味付けしているそうで、魚沼のソウルフードとまでうたわれているんだそうな。

さっそくホルモンを頼むと、箸がなぜか2膳。



どういうことかというと、お肉を焼く箸と食べる箸を分けて使って欲しいということだそうで。つまり、生のホルモンを焼いた箸を口にしたら、食中毒を起こすかもしれないと…ドヒャー。

もはや半分命がけで食べるという、まさに別の意味でもソウルフードな魚沼ホルモン。魚沼産の白いご飯とともにさあ実食。



普段は「焼肉屋の肉なんで下茹でされてるから、ほとんど生でも大丈夫!」と、ロクに焼かずに食べてしまうワタクシも、今回ばかりはさすがに焦げる寸前までジュー。

味付けは味噌だれ。モツがメインということで歯応えはコリコリだけど、噛み切れないほどではなく、ホルモン特有な生臭さもほとんどなし。これを魚沼産の美味しい白飯にバウンドさせて、肉、タレ、ご飯を一気にかき込む!

車で帰る以上、同乗者もお酒は飲めないので、ご飯を頬張った後に飲むのは冷たいウーロン茶。ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ…芸の細かいことに、グラスにに入ってる氷もウーロン茶を凍らせたもので、溶けてもウーロン茶の濃さは一定のまま。素晴らしすぎる。

他にもカルビやハラミ、サラダなんかも頼んだのに、お勘定したら一人2000円強。お酒を頼んではいないものの、それにしても安過ぎる。ホルモン一人前が390円だもんなー。

と、いうことで、帰りは新幹線に乗ることもなく、K先輩に関越道をぶっ飛ばしてもらって、終電間際に無事に帰宅。自宅そばまでちゃんと送ってもらえたという。毎度ありがたいことです。南無南無。

来年からは新潟は薄暮開催になるということで、旅行日程を今から思案中。競馬終わって夕食を食べていたら帰れなくなる時間だけど、さてどうするか。2泊3日にするのもありだけどなぁw

* * * * * * * *

というわけで、久しぶりの旅行日記もここまで。最後までお付き合いいただき、ありがとござんした。たまにはこんなかつての形式に戻るのもいいね。

…来週の競馬は1レースでもいいんで当たりますように!















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わるい旅 悪夢気分

本来ならGW中の旅行のお話を書くべきなんですが、ちょっとその件はおいといて。

連休も明けて5/7。すっかりお金もなくなって、今月はもう何もせずにジッとしていようと思ったところで、フォロワーさんからお酒のお誘いが。

フォロワーさんならば仕方がないよなぁ、グヘウヒハ(下衆な笑い)。
小走りでシャリキン樽生ホッピーが飲める某店を紹介して、カンパーイ。

3、4杯飲んだところで…おや?またも記憶をどこかに落としてきましたようで…。

はたと気がつくと、まったく見知らぬ駅に到着。

自分「ここ…どこ…」
駅員「ままだ」
自分「??? いやいや、あなたは私の母親では…」
駅員「」

どうやら、この駅は「間々田駅」と言うそうで、調べてみたら…栃木県やないか!!
どうやら池袋から湘南新宿ラインに乗り込んでいたみたいで…ああ、これが噂の「宇都宮線延伸による乗り過ごし悲惨駅行き」ってヤツだ…

駅員「この辺は何もないから、隣の小山駅まで行った方がいいですよ」

と、いうことで、さらにスゴスゴと小山駅まで足を延ばす羽目に…。



夜の小山駅ホームは無人状態。
静寂が包むホーム、無機質な蛍光灯の明かり。
ああ、なんだかウルトラQの「あけてくれ!」に出てきた沢村の気分…天本英世とか出てこないだろうな?

幸いなことに、小山駅には自分の常宿にしてる東横インがあったので、そこで一泊。
タクシー乗るより安くついたのはいいんだけど…まさかまさか、旅行明けにオマケの栃木一泊小旅行とは。



爽やかな朝。
同じ洋服で今日もお仕事頑張りました。

いつか酔っ払ってホントに人生台無しにしそうで怖い…ヽ ( ꒪д꒪ lll)ノ

夏の思い出<風雲竜虎編>

ああ、もう一ヶ月経っちゃったのか。
諸事情もあるけど、10月に入るまでにはすべて予定していた話を書き終わらねば。

【8月25日】

夏の旅行2日目にして最終日。
中洲の屋台でラーメン食ってから6時間しか経ってないけど、博多を出発する前にこれは食わねばならんと、ごぼ天うどんかしわつき!

北九州名物・ごぼ天うどん 麺は腰がなくてモチモチ

シャキシャキごぼ天と、九州特有のコシのないトロトロうどんのマッチング。
カツオだしのスープと一緒に、かしわめしを口の中へとほうりこんでヒタヒタにして食べる幸せよ…。

月曜日ということで、通勤でごった返す博多駅を後にして、次の目的地は京都。
本当は広島城でも見ようと思ってたんですが、モンドTVの麻雀番組解説でもおなじみ(今さら説明する必要もないか)梶本琢程くんが関西著名人GPCリーグのために関西遠征をしているということで、新大阪で途中下車。梅田駅で合流することに。

串揚げをパクつく梶やんw 阪神百貨店の名物・いか焼き☆

「僕、ダイエット中なんですよねぇ…」

なんて不安がる梶やんをよそに、梅田の有名な串揚げのお店「松葉」と、阪神百貨店の名物グルメ「イカ焼き」へ。

「松葉」は地下鉄梅田駅の改札前に、立ち食いそば屋のような佇まいで営業する、古き昭和を感じさせるお店。
ここで真っ昼間から、酒と一緒にガツガツ串揚げを食べるというインモラルな感覚がタマらないんですよね(9月末に閉店というのが残念すぎる)。

いか焼きは、写真を見ての通り、お好み焼きのような粉モノなのですが、クレープくらいのほどの硬さで、立ったままパクパク食べられるチープさがいいんですよね。
正直、平日の昼間からそこそこ行列ができてるのには驚きましたがw
馬鹿にしてるわけじゃないけど、こういうジャンクフードは、並ばずにサラッと食べたいなぁ…とか^^;

* * * * * * * *

ダイエット中だった梶やんをさんざん太らせて、わずか1時間半でお別れw
そのまま山陽本線に乗り込んで、一路京都へと向かいます。

まずは、同志社大の横にある相国寺へ。
この辺、知る人ぞ知る時代劇ロケ地のスポットだったりするんです。
特に来たかったのがここ、大光明寺門・南塀。

この門を背にして… 中村主水に何人もの悪人が斬られてますw

マニアックなことを言いますが、ここ、新必殺仕置人・第8話「裏切無用」の殺陣シーンで使われたロケ地なのです。
あの門の上を巳代松が上ってバズーカ砲をぶっ放し、よろよろになった中村主水が金見屋の兄をぶった切り、女郎に化けた念仏の鉄が現れるという…なんの話だよw
この「裏切無用」という話、必殺シリーズの中でも5本指に入る名作なので、時代劇が好きな方はぜひ一度ご視聴のほどを。

次に来たのが、相国寺のある今出川駅から一駅、烏丸御池駅にある「京都国際マンガミュージアム」。
8月末までの開催だった「土田世紀全原画展」を観覧してきました。

実は今回の旅行の、最大の目的がここだったという。

京都国際マンガミュージアム 土田世紀全原画展のチラシ

土田世紀さんのプロフィールなど、細かい説明などの展示はほとんどなし。
とにかく生原稿をガツンと見せるという、マンガ執筆に心血を注いだ土田さんの生き様同様、異彩を放った原画展だったように思います。

字は三代目魚武濱田成夫氏のもの 原稿に埋め尽くされた圧巻の展示

土田さんとはほとんど面識はありませんが、自分の担当していた作家さんが土田さんのアシスタントをされていたので、原稿取りのために、吉祥寺にある仕事場に何度か行ったことがありました。
「俺節」時代からのファンだったので、何度サインをもらおうかと思ったかw

メイン作品以外で好きだったのが、宮本輝さん原作の「春の夢」という作品。
クライマックスでの見開きページ(どんなシーンだったかは、未読の方のために書きませんが)の迫力は、ドラマでも小説でもなく、間違いなくマンガならではの表現で、当時、マンガ編集者になりたくて就職活動をしていた学生の自分にとって、

「やっぱりマンガってスゲえじゃねえか!」

改めて、そう思わせてくれた名作であり…。

自分の好きな作品「春の夢」の見開き原稿

この「京都国際マンガミュージアム」、博物館というよりは、図書館のように大量のコミックスが所蔵されており、しかもすべて自由に閲覧が可能です。
この原画展以外のフロアでは、マンガ喫茶のように気楽な感じで、ホントに多くの子供たちがマンガをむさぼり読んでいました。

「何の理屈もいらない、とにかくマンガを読んでくれ!」

マンガに携わるすべての人の気持ちというのは、まさにこの一点だと思います。
目の前で繰り広げられているその光景はまさに理想的であり、土田さんの遺志もそこにあるような気がして、展示を見た後、勝手に一人ジーンとしていたという…。

やっぱりね、がんばってほしいんですよ。マンガ。

* * * * * * * *

祇園までゆるゆると移動 何度来てもいい風景です

土田世紀原画展を見た後は、祇園の方までぶらぶら歩き、休日はむちゃくちゃ並んでなかなか入れない人気の甘味処「ぎをん小森」へ。

京都ではよく見受けられるような、普通の一軒家を改造した風情たっぷりなお店で、案内されたお部屋には、30代くらいのカップルと、JKらしき二人組。
二組とも食べているのは、抹茶パフェ。

甘い!(甘味処だけに)

このお店が特に美味しいのは、ふんわり氷に上品な抹茶味の白玉にアンコを乗せて、練乳をトロリとかけた宇治ミルク金時なのだ!

とにかくでかい宇治ミルク金時! 

宇治ミルク金時が届いた瞬間、空気が凍る部屋内(カキ氷だけに)
どうだ者ども、まいったか。
自分の方向を見て、こそこそと話すJKコンビ。

「やばい、マジあのカキ氷でかくて美味そうじゃねえ?」
「あのヒゲオヤジ、いかにも食いそうな感じ~w」

お前ら、聞こえてるから!( TДT)

京都駅までひと歩き 鴨川で床料理もいつか食べんとなー

その後も、祇園から京都駅までテクテクと散歩。
こうやって振り返っても、ホント相変わらずよく歩き、よく食べた旅行でした。

来年もまた旅行って行けるのかしら…(主に経済的事情)。
とりあえず、最後までお付き合いありがとうございました^^

夏の思い出<旋風編>

結局、今年の夏は短かったな…。
秋がすっかり始まってますが、夏の思い出の続きでごわす。

【8月24日】
iPhone失くして傷心ではありましたが、今季2回目の旅行へ。
ゴールドシップとハープスターが参戦する札幌記念目当てに、札幌や根室を回る北海道旅行を考えてたんだけど…。

羽田空港。さあ出発! 博多駅でーす
▲羽田空港から…ビョーン!

はい、なぜか真逆の博多と相成りました。

北海道行くなら2泊以上したいところですが、身辺のことを考えたら、どうしても1泊が限界。お金も限界。
この夏中に京都へ行きたい理由(後日詳しく)もありまして、北九州から関西を周遊する旅行を選択いたしました。

福岡空港に到着してからホテルに移動して荷物を置いた後、在来線で小倉競馬場へ。

fc2blog_20140917022539bfa.jpg 天気はいまいちだけど、爽快感たっぷり☆
▲あいにくの曇り空でしたが、夏競馬は爽快でいいね。

ちなみに小倉競馬場が「MOZU」1stシーズン最終話の、空港シーンで使用されてたのって皆さんご存知でした?

実際に使用されたエントランスがここ。

小倉競馬場。「MOZU」最終回の空港シーンの場所です 

思わず、新谷宏美が串刺しになったポールを探してみましたが、あれはさすがに作ったセットのようでw
とりあえずエントランスを見ながら、博多駅で買った北九州名物・かしわめしの駅弁をパクつくことに。

博多駅で買った北九州名物の駅弁・かしわめし 見てよ、この彩りw

博多駅で買って、移動に1時間半、ワンちゃんの「おあずけ」状態でヨダレだらだらw
あ~、美味しかった…って、競馬しろよw

さて。小倉でも札幌ほど注目はされてはいないにしても、ちゃんと重賞レースがあったわけで。

1200mの北九州記念(G3)
自分の本命馬はベルカントでした

ベルカント。なんか元気がないような… 

この馬、いずれは短距離界を背負って立つ逸材だと思っているのですが、パドックを見た限りだとなにやら元気のないような。
…予感は的中しちゃいましたがな。

中団から伸びず、差せず… 

そんなわけで、相も変わらずの大惨敗。
札幌記念も、3歳ならメイチ仕上げはないだろうと思ったハープスターを叩っ斬ったら、そのハープスターが1着になるという…。
経済的な事情により、突っ込んでる金額はかなりの少額なものの、やっぱり旅打ちで負けるのはショックだな~w

今年も負けいくさだった…

おまけに、ホテルのある博多まで戻るのに、戸畑駅で快速に乗り換えようと思ったら、疲れてるせいか間違えて逆方面に乗り込んでしまい、気がつけば小倉駅へとUターン。
時間ももったいないので、博多までの一駅を新幹線で向かうという暴挙に。

かつての特急のヘッドマーク 一駅の新幹線の旅…
▲戸畑駅にはかつての特急のヘッドマークが展示されてました。

関東の人間でいえば、新横浜から東京へ行くのに新幹線を使うようなもの。
新幹線は「こだま」だったから、少し安くてラッキー…って、アホかw

そんな空虚な心を癒すには…やっぱり美味しいお食事しかありませんな♪
博多華丸・大吉さんがテレビでよく取り上げている「たつみ寿司」へ。

来ましたよ、たつみ寿司! 高級そうな構えです
▲高級そうな構えでしょ? 

何度かこのブログでは書いていますが、お寿司が一番美味しいのは、実は北九州なんじゃないかと思っています。
玄界灘や豊後水道などの有数の漁場で取れた、種類豊富な魚の数々。
特に東京の寿司しか知らずに来たお客さんは、びっくりするくらい身の締まったネタの数々に感動すること請け合いです。 (というか、自分も数年前にその感動を味わったクチw)
お値段も銀座のような高価じゃなく、1万そこそこでお腹いっぱい食べられますしね。

ネタにはそれぞれに合った薬味がチョコン メディアでおなじみ、ウニイクラ寿司inカクテルグラス
やっぱりお寿司には日本酒ですな♪
▲ネタは醤油じゃなく、それぞれに合った薬味で。ウニイクラ寿司はカクテルグラスに!

お店の人もカウンターから気さくにいろいろ話しかけてくれて、店内もいい雰囲気。
板前にいらした副店長から、帰る際に名刺を頂いたので、自分も取り急ぎ名刺を。
しばらく名刺をジーッと見ていた副店長。

副店長「竹…しょ、ぼう…。こちら、売る方ですか、刷る方ですか?」

返答に困るなぁ、その質問w

美味しいお寿司とお酒でほろ酔いになった後は、博多の街をふらふらと歩いて、低レートで麻雀ができる某店へ。
地方でフリーに入るのも、麻雀打ちとしては楽しみなんだよねー。

中洲の夜景。
▲中洲の夜景。なんとも美しいですな。

お店で卓を案内されて対面を見ると、まるで橋本環奈と三田寛子を足して2で割ったような感じ(なんだその時代を超越した例えはw)の、いかにも典型的な九州美人の女のコが。
お話してみたら、友達や彼氏がいるわけでもなく、普通にひとりでフリーに打ちに来ているらしい。うへー、 東京でもなかなかいないぞ、そんな女のコ。
でも、一緒にゲームをしてみると、まだ打ち方がちょっとおぼつかなくて、ノーテンリーチでチョンボとかもしちゃってる。

自分「低レートとはいえ、お店、怖くないの?」
女のコ「えー、だって麻雀面白いじゃないですか~*:.。☆..。.(´∀`人)キラキラ」

うおっ、いろいろ輝いてるよ、このコ。
そんな初々しさに心のリール停止ボタンを押されて、絶頂RUSHのように点棒を吐き出す中(どんな言い訳だよ)、自分にこんな配牌が。

七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国九索:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国南:麻雀王国 ドラ八筒:麻雀王国

おっと、これはちょっとチャンス手な感じ。
とりあえず染めるのにどの色にしようかと思っていたら、うまい具合に發もトイツに。

七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国南:麻雀王国 ドラ八筒:麻雀王国
 
ここから首尾よく中と白が鳴けて、こんなイーシャンテン。

七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国五筒:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国 ポン白:麻雀王国白横:麻雀王国白:麻雀王国 ポン中横:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国 ドラ八筒:麻雀王国 

まごう事なき大三元チャンス。しかもまだ局面は7巡目。 
ワクワクしてるところで、上家から九萬がポロロ。

七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国五筒:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国 ポン白:麻雀王国白横:麻雀王国白:麻雀王国 ポン中横:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国 出る九萬:麻雀王国 ドラ八筒:麻雀王国 

これ、みなさん鳴きます?

正直、まだ初心者メンツがいたりするなら、鳴いた後に發もポロッとこぼれるかもしれませんが、逆に2索をツモっちゃったりすると目も当てられない大惨事になりません?w

六九待ちは場の状況を見るに、なかなかのいい待ち。
ならばもう少し様子を見てみようと…ふかしてみたら。

七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国 ポン白:麻雀王国白横:麻雀王国白:麻雀王国 ポン中横:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国 ドラ八筒:麻雀王国

なんと發がアンコになっちゃったよwww


あの九萬を鳴いていたら、發は下家に流れているところ。
下家は常連のお客さんなので、おそらく止められていたでしょう。

心の中でニンマリしてたところに、対面の女のコが九萬をトスッ。

「ローン+゚*。:゚+(*´∀`*)+゚:。*+」

七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国 ポン白:麻雀王国白横:麻雀王国白:麻雀王国 ポン中横:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国 ロン九萬:麻雀王国 ドラ八筒:麻雀王国

やーりました。
久しぶり、実にリアルでは2011年1月のコクーンカップの天和から、約3年半ぶりの役満和了!

「あーーーん!。゜゜(´□`。)°゜。

悲鳴を上げる橋本環奈と三田寛子を2で割った女のコ。
まさに天使過ぎる仙八先生!(意味不明)

その後も役満放銃のことをツッコまれて半ギレ気味だった女のコを残し、自分は華麗に卓割れ。
成績も見事にチャラにまとめて、お店を後にしたのでした。(役満和了ってチャラかよw)

それにしてもこのコ、負けん気も強そうだし、いずれどこかの麻雀大会で会うことになりそうな気もするんだよな…。
このブログ読んでこの娘さんにお心当たりのある方、こちらまでご連絡くださいませw 

 
最後は中洲の屋台に繰り出して、本場のとんこつラーメンをズルズル。

ドーンと夜食のとんこつラーメン ツルツル細麺。替え玉一丁!
▲やっぱり本場モノは違いますね。お腹一杯なのに替え玉までw

さすがに日曜日の終電後は、中洲の屋台もそこそこ空いていました。
ただ、品切れや閉店しているお店もあって、お目当ての焼きラーメンは食べれなかったけど^^;

* * * * * * * *

あー、久々に長文書いた。
でも、まだまだ続きます。ピッチあげんとなー。



百万石サイクリング~北陸の一人旅<後編>

10月には万座温泉に行ったし、11月には関西と、帰省で九州に帰ったりして、今さらどのツラ下げてなんでしょうが、このまま放り出すのもいやなので、9月末に行った北陸旅行の後編を。

* * * * * * * * *

これ全部地元のものですw 

富山から金沢へ移動中。
特急には乗らず、普通列車で。いい趣きだなぁ (10:12)

旅情をかきたてるなぁ^^

昨日食べ過ぎたので、朝は脈絡のないご当地モノ3点セットw

※写真じゃよくわからないと思うんで補足。
左上から、ますのすしからの発展系?ますのおむすび、富山県のご当地メーカー・八尾乳業の風の盆コーヒー、高田屋(ますのすしのお店?)の豆切餅
ぶっちゃけ、駅の売店で売ってたものなんで、みんな味はそこそこw

金沢駅。 

金沢駅に到着。
北陸新幹線に向けて着々って感じ。(11:19)

逆の出口の方が凄かったw デカい駅だ…(11:29)

レンタサイクル。 

町の散策はレンタサイクル。
金沢のレンタサイクルはいろいろシステム化されていて便利なのだ(11:56)

※金沢のレンタサイクルは、「まちのり」というシステム化されたサービスがあって、はっきり言ってオススメ。
街中にあるサイクルポートに30分以内に乗り継げば、基本料金の200円でどこにでもいけちゃうのです。
(しかも、延長料金は手持ちのICカードで精算できる)
自転車が乗り捨てできるので、自分は駅→尾山神社までを自転車、尾山神社→金沢城&兼六園は徒歩、兼六園→駅は自転車…と利用させてもらいました。

金沢城。 金沢城からの風景。

金沢城を散策中。
空が真っ青! (12:42)

金沢城跡には元々金沢大学があって、大学が移転して、北陸新幹線に合わせたわけじゃないんだろうけど、今いろいろ再建工事をしてるんだよね。
新幹線が開通してお城の工事が終わったらまた改めて来たいスポット (13:08)

金沢城広すぎw(14:15)

兼六園。 

兼六園にやってきました(14:30)

高校の修学旅行で来たはずなんだけど、まったくと言っていいほど記憶がない…w(14:43)

兼六園内にある時雨亭でひと休み。
抹茶と和菓子、日本人やね(15:24) 

とりあえず最後はここへ。

水曜どうでしょうの武家屋敷w 

どうでしょうファンだけ笑ってくださいw(16:01)

@××× 武家屋敷ですな。細かい事情は省きますが、「水曜どうでしょう」という番組でロケに使われた場所なのです( ̄▽ ̄)(17:30)

※ファンならわかりますよね。「絵ハガキの旅」でどうでしょう班が訪れた場所ですw

金沢の回転寿司。のどぐろをはじめ、絶品! 

競馬見てみたら負けてた。でもまあしゃあない。
寿司食って今日の旅行を総括。…のどぐろうまっ!(16:46)

※競馬(スプリンターズS。マジンプロスパーから買って轟沈!w)負けたくせにどこで飯を…とか思うでしょ?
これ、実は駅の中のお寿司屋さん「金沢まいもん寿司」というチェーン店。
「金沢まいもん握り」というセットには、のどぐろが2貫ついていて、塩、しょうゆの味が楽しめてお得なんです。
北陸はどこにいっても寿司が美味いって本当なんですなー^^

金沢の酒で^^  

というわけで、ほろ酔いで金沢を後に。
駅弁でかにめし買おうと思ったけどなかった…(17:39)

とりあえず大宮に帰還。まあそれにしても半日こぎまくった歩き回った。
明日は季節ハズレの最後の夏季休暇の日。ゆっくり休ませてもらおう…(21:08) 

夏と比べてほとんど無計画だったけど、終わってみれば良き旅行であった。
珍しく天気も良かったしw(21:12)

* * * * * * * * *

…というわけで、ほとんど計画も練らずに(まあいつもそんなですがw)行った北陸旅行も、終わってみれば「ペーソス」のライブにも足を運べて、いろんな満足度の高い旅でした。
正直、若い人は飽きちゃうと思うのだけど、お食事とか情緒とか、しっとりした旅行を楽しみたい大人には絶対オススメできる観光地なんではないかと。

今度行くときは冬がいいんだろうなぁ。
やっぱり日本海のカニは食べておきたいし、宇奈月温泉や和倉温泉に泊まってポカポカしたいし。

まあ、そういうことですw 

たまたま、初日の富山で行った白海老丼のお店で見かけた額縁。
要はそういうことなのでしょうなぁw


おそまつさまでした(・ω・)ノ




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プロフィール

編集・秋

Author:編集・秋
年齢:昭和44年生まれの53歳。
   ゴミのような人生。
   五味龍太郎のような人生
   ではない。
職業:「近代麻雀」等、元(涙)編集
趣味:ギャンブル(競馬・麻雀等)
   プロレス・F1観戦、お城の
   旅行、坂道グループ鑑賞
   ほかいろいろ
貯金:マイナス100万
   (助けて…)
ギャンブルの負け金:約1800万(減らんなぁ…)
座右の銘:ワルツにはワルツを、ジルバにはジルバを
(byニック・ボックウインクル)

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