書きたいことがたくさんあれど、これは今日書かねば意味がないことなので。
ちょっと真面目なお話。
麻雀最強戦が両国のホテルで開催されていた時です。
大会当日、会場を出て、「近代麻雀」で麻雀最強戦のグラビア記事で使用するために、国技館をはじめとする両国の近辺をスナップ撮影していました。
てろてろ国技館の近くを回っていると、ふと、そばになにやら大きな寺堂が。
境内をまわって、ボクはガク然としました。
この大きな寺堂が東京都慰霊堂という慰霊施設であり、関東大震災と東京大空襲で犠牲になられた方の遺骨が納められている建物であることを知らなかったのです。
確か三重塔の中で、東京大空襲の模様を収めた写真が展示されていたと思います。
(故・筑紫哲也さんの出演されていたドキュメンタリー番組が、仲村トオルさん主役でドラマ化されていましたね)
広島の原爆ドームや平和記念資料館の存在は多く語られていますが、この東京都慰霊堂に関しては、ご存じない方も多いのではないでしょうか…?
東京大空襲は、戦争とはいえ、たった1日で9万人以上の民間人が亡くなった、世界でもほとんど類を見ない大虐殺なのです。
それほど重く悲惨な歴史を伝えるべき施設が、こんなにひっそりと建てられていただなんて…。
3月10日。
今日は65年前に東京大空襲があった日です。
ボクのようなくだらんブログで書くのもなんですが…。
今日じゃなくてもいい。ぜひ一度でいいですから、両国に来られた方は、東京都慰霊堂にも立ち寄って、お参りしてあげていってください。
僕らがこの平和な日々をおくることができる代償にこの東京大空襲で亡くなった人々がいて、そんな犠牲者の皆さんがこの慰霊堂で眠っていることを、やっぱり忘れちゃいかんと思うのです。
…黙祷。
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