さて、ようやくGW旅行記の間欠泉、じゃなかった完結編。
クエ料理で満足した後、白浜駅で約1時間の電車待ち。
お土産屋さんをブラブラしていて、ふと目に入ったのぼり旗…。
…「和歌山ラーメン」!?
そうどす、あんなに和歌山には名物がないとかほざきながら、肝心なものをすっかり忘れておりました!!
和歌山ラーメンといえば、「TVチャンピオン」ですっかり有名になった井出洋介プロ…もとい、「井出商店」という名店があるわけで。
ラーメン大好き小池一夫さん(違う)な私が、ここでこの井出商店に行かずして、なんのためのメタボグランドスラムなのか!?
…つーわけで、本来の目的だった和歌山城は眺めるだけにとどめ、「井出商店」へと赴くことに急遽変更。
これぞザ・本末転倒wwwwww
和歌山駅に到着するや、とりあえず城の近くまでには行ってみますが…やはり城内を回るのは時間的の厳しそうなんでパス!
▲また今度~。
その後、街中をぐるぐる回って、ようやく、目的の「井出商店」へ。
GW中だけに、店の前はさすがの大行列。
▲ざっと50~60人くらいいたかなぁ…。
いやいや、何をためらうことがあろうか。
お城をあきらめて来たんだから、ここは並んででも食べないと。
だが、ここでもまさかのだーい誤算!(ぐるナイのゴチになります調に)
並んでいる間に、新大阪までの特急の時間が近づいてきたんであります。
このままじゃ間違いなく間に合わない…。
ちぇっ、ここまで並んできたけど…わかったよ、しかたがない!
電車をあきらめようwwwwww
まあ、指定席が座れなくなるだけですからね。
新幹線は少し時間を開けて予約しておいたんで、次の特急でも間に合うし。
というわけで、40分くらい並んでいたでしょうか。
奥のほうにある、お尻がようやく入るくらいの小さな小さなお座敷席がひとつ空いて、店内へ。
和歌山ラーメンの名物として、ラーメンと一緒に押し寿司を頼む文化があるそうなので、注文してみました。
▲「早すし」って書いてありますが、中はサバの押し寿司。
味は…まあこれはキオスクでも売ってるようなやつで、フツーかな。
肝心なラーメンはというと…いまや東京でも多く見られる、いかにもな魚介系醤油とんこつ味なんだけど、そのクセのある濃厚な匂いからの印象とは逆にスープは透明で、味もどちらかというとあっさりマイルド(薄いといかじゃないよ)。
でもこのあっさりさが、よくあるとんこつラーメンのクドさを押さえ、胃もたれもなく美味しく食べられるんです。
▲スープはあまりドロッとはしてません。 ▲麺はシコシコのストレート麺。
和歌山ラーメンが魚介系になったのは、おそらく和歌山港が近かったから、スープの素材として調達が楽だったから…と想像できます。
もともとはお酒を飲んだ後にお客さんが寄るようなラーメン屋さんだったので、こういったさっぱりした味になったのでしょう(あくまで想像ですが)。
おかげで、クエ料理がまだおなかに残っているボクでもさっくり食べられました。
…並んだ甲斐があったよ!セニョール!!
まあちょっと食べ過ぎたかもしれないけど、駅で紀州名物・天照梅をひとつ食べて、体をアルカリ性にしたから大丈夫w
▲はちみつの隠し味がたまらんのです♪
というわけで、この後は一本遅い特急で新大阪まで移動して、新幹線で帰宅しましたと。
…ん?どうせまた「しまった、食べ過ぎてまた太った」というオチだろ?って思った君、
甘いっ!
実はこの日、まだ食べてますwwwww
話はさかのぼって、大会にも来ていただきました、旧知の同人仲間であるちぇろさんと食事をした際のこと。
今まで長いお付き合いでしたが、なんとちぇろさんが和歌山出身であったことを、このときの食事で初めて知りましたw
そこで、和歌山の名物は何かを聞いてみると…。
ちぇろ「『ナカタのコッペパン』という有名なパンがあるんですよ♪ 和歌山のコンビニやスーパーならどこにでもありますよ」
…ということで、市内を回る際に直接「ナカタのパン」本店に寄って、あらかじめ新幹線の食事用にパンを買っていたというwwwww
▲お店はこんな感じのフツーの街のパン屋さんでした。
残念ながら、一番人気のコッペパンはなかったので、おいしそうだったピーナッツパンと、コッペパンと同じパンで作ったレーズンパンを購入。
▲「天然酵母パン」が売りみたいです。 ▲このコックさんマークがトレードマーク。
昔ながらのパッケージがまた味わい深く、その上、味もフカフカで美味しいのよ♪
誰なんでしょうか、「和歌山に名物なし」とか勝手に思い込んでいた人は
今回の旅行をしてみて、思いました。
どんな旅行先でも、つまんないところなんてないな、と。
結局、ネットでも散策でもして、自分で探し回ることで、いくらでも旅行というのは楽しめるんだなぁ、と。
ま、一人旅だからこそ、こんな自由気ままにスケジュールを変えられることも忘れちゃいけないんですけどね。
僕の場合、そこに競馬だプロレスだと自分の特異な趣味を混ぜちゃうワケですがw
でも、いいかげん、彼女的な存在と二人でアベック旅行なんつーのもしてみてぇよぉ (ノД`)
…男四十ひとり旅、地獄極楽紙一重なんであります。orz