
Twitterではなんとなくボンヤリと書いていましたが、櫻坂46の大阪城ホール公演を観るため、6/1~3まで大阪に来ておりました。
実際の公演は6/1だったのですが、なんとなくすぐ帰るのももったいないし、どうせなら土曜に阪神競馬で鳴尾記念も観ておきたい。直前になってナイスネイチャが亡くなるとか、なんとも言えないタイミングだったなぁ、と。
そしてまた自分らしいというか、この大阪に行くという時に限って、やや季節はずれの台風が襲来するというツキのなさw
ただ、よくよく考えてみたら、もし競馬に行かず翌日に帰京しようとか思っていたら、この台風で空港にも行けず、ホテルにも泊まれなかったかもしれないんですよね。金曜はもともとホテルでテレワークをしようと思ってPCも持ってきていたので、暴風雨も特に問題なかったですし。なんなら人気のお寿司屋さんもお昼に行ったらガラガラで、ゆっくり楽しめたし…。
鴨とカマンベールチーズ、うなぎバターがうめぇ。

Twitterでも書いた通り、競馬はいつものようにズブズブだったので、結局ツイてたんだかツイてないんだかわからん旅行でしたが、そんなことはどうでもいい。みんな櫻坂の新曲はマジでスゴいから聴くんだ!いいから聴け!夏鈴ちゃーん!
* * * * * * * *
…取り乱しましたw
まあそんなこんなで実はまだ帰宅途中で、身体はガタガタ、心はハイテンションという心身がアンバランスな状況でして。なので予想は短めに…。
■安田記念《GI》予想■
◎セリフォス 〇シュネルマイスター ▲ソングライン
⭐︎ウインカーネリアン △イルーシヴパンサー
△ガイアフォース △ナミュール
本命はセリフォスで。昨年のNHKマイルで負けていることで府中マイルの適性を疑われているのか、1番人気にはなっていないようですが、あれは道中の不利が重なり、距離をロスした上で大外を回るしかなかったから。富士Sでも証明しているように、普通に走ったら昨年の安田記念上位組とほぼ遜色のない実力だと思われます。
昨年の安田記念組の1,2着馬は、昨年からなんともローテがフラフラしていて、あまり信用できないんですよねぇ。ソングラインはやはり大外が災いしそう。
ソダシやジャックドールを叩き切ったのは、まさにこの2頭が逃げ合うと思ったから。前回こそはペースも落ち着いてソダシも2着となりましたが、ジャックドールとやり合って果たして府中の長い直線を逃げ粘れるのか…。セリフォスは人気馬でもありますし、ここは紐は絞っていきたい。
あとは、馬場も回復するとみて、1:31.8というレースレコードを計時してみせた東京新聞杯組の2頭。凍結防止剤含みの芝と安田記念の“G1仕様”の芝を同じようには語れませんが、特にウインカーネリアンはあのタイムを逃げ切って自ら作ってみせたというのがちょっととんでもないです。父スクリーンヒーローの晩成の血が開花した? 逃げにこだわらずソダシやジャックドールの番手に収まれば、10頭のG1馬を凌駕する可能性も。
あとは、マイラーズCで新味を出したガイアフォースと、人気急落の今が買い頃の昨年1番人気だったイルーシヴパンサー。
馬連 ④-⑦⑪⑫⑭⑰⑱(6点)
3連複 ④⑰-③⑤⑦⑪⑫⑭⑱(7点)
ワイド ④-⑰(1点)

成田空港にちょっと遅れて到着したら、今度は武蔵野線が止まってるとか…😭
ドッと疲れが出できた…。
なお、当方の予想を参考にしてハズれても、責任は一切取りませーん!
スポンサーサイト
自分が競馬ファンになって、最初にダービーを意識するようになったのは92年。ミホノブルボンが二冠馬になった時でした。翌年の93年は19回目の騎乗でついに勝利したウイニングチケットを駆る柴田政人にシビれて…なーんて、この頃の話を詳しくしようと思っても、当時の自分は大学生。変なツッコミが入るのも野暮なので、そこは割愛させていただくとしてw
で、94年春のクラシック戦線。皐月賞でレコードを叩き出したにもかかわらず、息も切らさずにケロッとしていたナリタブライアンの出現。しかし、そんな異名通りの“怪物”ぶりを見せられても、自分は前年のデイリー杯2歳Sでボディガードにあっさり負けていたのが全然納得できず…(ブライアン流しの馬券もやられたしw)。
そんな自分の前に現れたのが、ナムラコクオーでした。
ラジオたんぱ3歳S、シンザン記念を大差で楽勝。弥生賞では他馬が暴れた影響で出遅れて3着に敗れた上、屈腱炎と診断されて皐月賞を回避したところ、“一晩で治った”ということで(そんなことある?w)、当時のダービートライアルだったNHK杯(今のNHKマイルカップの前身)に出走してきました。
競馬ファンが総じて不安を抱きつつ、1番人気で迎えた当日ーー。
この圧勝劇ですよ。当時、自分が買っていた馬券がこれ。

2.3倍では威張れたもんでもないんですが、当時は社会人1年生でお金もまあまあ入ってきていたので、こんな単勝に万張りしていたと思います。我ながら無鉄砲で恐ろしいw
しかし、自分はこのNHK杯を見て確信してしまいました。
「次のダービー馬はナリタブライアンじゃない、ナムラコクオーだ!」
…とw
そして迎えたダービー当日。校了明けまもなくの身体を引きずって府中競馬場に赴き、それはもう、鼻血が出るほど自分はナムラコクオーに突っ込んだわけですが。結果はこちら。
もう見ての通り、大外を回ってのナリタブライアンの圧勝劇。ナムラコクオーは6着でした。レース中に骨折したという報も伝えられましたが、見てわかる通りの完敗です。財布の中身がすっかりなくなってショックを受けていたところで、一緒に見ていた悪友・鯖鯉からは追い討ちでこんなひと言。
「え、お前ナムラコクオーから買ったの? ナリタブライアンの方が強いに決まってるじゃん。ないわー、それはないわープゲラ」
…そこまで言われるほど酷かったか!?w
まあ、自分は圧倒的1番人気の馬を買わず、さりとて穴党が買うような馬でもない、いわば“空気の読めない馬”を買うことが多いのですが、もうこの頃から“かっぱがれ”の片鱗を見せていたという、懐かしいダービーの思い出です。
* * * * * * * *
■東京優駿(日本ダービー)《GI》予想■
◎べラジオオペラ 〇ソールオリエンス ▲スキルヴィング
☆ショウナンバシット △シャザーン △タスティエーラ
△ハーツコンチェルト △ファントムシーフ △フリームファクシ
今年のダービー、本命はべラジオオペラ。誰あろう、前述したナムラコクオーに騎乗していた上村洋行調教師の管理馬です。
当時の上村騎手といえばまだデビュー3年目ながら、デビュー年にいきなり重賞を制覇し、前年にも53勝をマークするなど注目の若手騎手。「戦後最年少のダービージョッキー誕生か!?」と話題にもなっていましたが、ダービー後には目の病気を患ってしまい、現役生活自体は不遇だったと思います。
そんな上村騎手が調教師となって初めてのダービー挑戦で、現役時代のリベンジを果たしたとしたら…これほどのドラマはありません。
また今年は横山武史のダービー制覇について話題になっていますが、それなら、そのダービー制覇を阻むのがお兄さんの横山和生だったりしたら、それはどんなにドラマチックな話なのかと思うわけですよ。
感傷的な話ばかりになっていますが、まともな予想として言うと、“2000m・重馬場・内外のバイアス・中山・ハイペース”の皐月賞と“2400m・良馬場・バイアスなし・府中・平均ペース”の今年のダービーはまったく違います。皐月賞が“参考外”とすれば、皐月賞での上位人気馬から買うことがそこまでおかしいわけでもないと思うんですよ。
あの頃の自分の馬券が、29年前の遠大なる伏線だったことを信じてーー今年のダービーも“空気の読めない馬”から買わせていただきます。
☆はデムーロ騎乗のショウナンバシット。皐月賞でタスティエーラと一緒に直線を抜け出して競り負けましたが、あれは内外のバイアスによるものだったと思います。良馬場なら逆転の可能性も。
ちょっと時間がないのと、システム不良で書いていた記事が何度もが消えてしまってすっかり萎えてしまったのでw今回はここまでということで。
単勝 ①
馬連 ①-②⑤⑥⑦⑧⑩⑪⑫⑬⑭⑰⑱(12点)
3連単 ①-②⑤⑥流しマルチ(18点)
3連複 ①⑤-②⑥⑦⑧⑩⑪⑫⑬⑭⑰⑱ (11点)
ちなみにナムラコクオー。一部では有名ですが、この後も何度も屈腱炎に悩まされながら現役を続行、高知競馬では二度の7連勝を果たすなど12歳まで現役を続行した後、47戦27勝という誇るべき戦歴で引退しました。一度は高知でその有姿を拝めれば…と思っていましたが、それも果たせず。
悠久の競馬ロマンを感じながら、本日も府中競馬場へ向かおうと思います。
なお、当方の予想を参考にしてハズれても、責任は一切取りませーん!

今週も齋藤飛鳥ちゃんの卒コンとかMリーグのファイナル最終戦とか、SSAけやきひろばのビール祭りとか、個人的に注目なイベントが多数あったけど、「THE SECOND」を夜中から見ていて二度寝をしたいので、枕は今回も省略w
オークス予想。初めに書いちゃいますけど、そりゃ本命はリバティアイランドになっちゃうわけなんですけど😵
ただ鞍上川田で、桜花賞を最後方からの追い込みで圧勝したといえば、やっぱり思い出すのは2014年のハープスター。大外ぶん回って内を通ったヌーヴォレコルトに届かずの2着。今年もそうなるんじゃないの?とか邪推しちゃいますわなぁ。
となれば、このリバティアイランドに勝つのは、まさにこのヌーヴォレコルトの仔、イングランドアイズに…。
とか考えてたら、そのまんま爆笑問題の田中さんが同じことを東スポのコラムで書いていて、目ん玉が飛び出るというwまあ、そりゃちょっと古い競馬ファンだったら同じことを考えますよねぇ。
イングランドアイズ、4着に負けたとはいえ、フローラSの末脚はなかなかで、確かにちょっと考えましたけど、その時に鞍上の和生ちゃんが言ったコメントが「(負けたのは)枠がすべて」で、今回もやはり大外枠18番となれば、そりゃ買いづらいってもんで😅
結局、今年の3歳牝馬を語る上で自分が予想の軸にしているのは、桜花賞やNHKマイルでも書いた今年のクイーンCのレベルの高さ。「桜花賞上位組」かつ「クイーンC組」で、ヌーヴォレコルトのように先行して脚が残せそうで、おまけに鞍上ルメールで…となると、やっぱり2番人気でもハーパーか。
…って、これも爆問の田中さんと予想が被ってるじゃん!www いや、別に他の予想家の方と印が一緒になるのは仕方がないとは思いますけど、純粋にオッズにパンチが足りない。ここはやはりちょっと捻って…。
■優駿牝馬(オークス)《GI》予想■
◎リバティアイランド 〇シンリョクカ ▲ハーパー
△イングランドアイズ △キタウイング △コナコースト
△ドゥアイズ △ライトクオンタム △ラヴェル
対抗はシンリョクカ。前走の桜花賞は出走も直前だったということで、仕上がりも中途半端でした。今回は目一杯に仕上げられましたし、サトノダイヤモンド産駒とくれば距離が伸びるのは明らかに有利。だいたい新馬戦から阪神JF2着というのは、実力がなければできない芸当だったりします。
その上でかっぱがれ的に強調しておきたいのは、新馬戦の内容。タイムこそ平凡(1:36.6)ですが、稍重の馬場を終い33.4秒の脚で走り、他馬を突き放していった破壊力は目を見張るものがありました。新馬戦と同じ舞台の府中に変わって“確変”の可能性は十分あると思います。極めて★に近い対抗と言っておきましょう。
あとは前述の通りハーパーと、桜花賞2着で鞍上レーンの乗り替わりが怖いコナコースト。ただ、このコナコーストをあえて対抗にしなかったのは、まさにその乗り替わりが引っかかったから。先週のヴィクトリアマイルでソダシがソングラインに負けたのも、この乗り替わりが因果だと思っているので。ありゃ、吉田隼なら勝ってましたよ…。
吉田隼といえば、今回騎乗する△ドゥアイズは桜花賞での自分の本命。距離伸びてようやく本領発揮の舞台が整った感じ。ちょっと「前がかりのところが出てきた」というコメントが気にはなりますが、正直ここで2着に来られたら悔しいしw
最後に書いておくと、だいたい他の予想を見ていると、「まぐれの逃げあり、まぐれの差しなし」の論調で、リバティアイランドより前に行く馬が人気になっているようですが、個人的には真逆だと思っています。
鞍上の川田がハープスターの失敗を意識しているとしたら、少し早めに仕掛けていく可能性が高い。だとすれば、そんなリバティアイランドを負かすとすれば、リバティの後ろからワンテンポ遅らせて仕掛ける馬のはず。もちろん川田の仕掛けがドンピシャなら、むしろ差し遅れとなる場合もありますが、どうせリバティに負けるなら…と、ギャンブルに出る騎手がいてもおかしくない。
特に思いあたった、そんな“曲者”みたいな騎手といえば…ここだと田辺なんですよね。ライトクオンタムは乗り替わりが吉となりそうな予感がします。あと横山典がいたら絶対買ってたけどなぁ。
馬連 ⑤-②⑨⑫⑯⑰⑱(6点)
馬単 ②⑰⑱-⑤(3点)
3連複 ⑤⑰-②③⑨⑫⑯⑰⑱ (7点)
さて、もうひと眠りしますかねw
なお、当方の予想を参考にしてハズれても、責任は一切取りませーん!
いまだに先週のNHKマイルの負けを引きずっております。
本命をウンブライルのままにしておけば、3連複276.9倍が的中だったのに…。実は馬連もチョロっと流そうと思っていたので、こちらの129.9倍もパー。

「もし来たら悔しいから買っておくか」ってこんな複勝馬券を買っていたのですが…
こんな記念馬券買うくらいなら、馬連100円の流し馬券を買っておけばプラスにはなってたじゃないかよ!www振り返れば、確かに馬場はレース開始直前に稍重になったばかり。コンディションに関してあまりにも敏感になり過ぎたというか。府中造園課の能力が素晴らし過ぎたというか…。
自分で言うのもなんですが前日予想は完璧で、なんなら現在の武豊の追い込み能力に自分で疑義を訴えているのに、当日になってオオバンブルマイに本命を変更して、その通り3着で転覆というパーフェクトぶり。もはやこれは現代のイソップ童話と言ってもいいでしょう(大げさ)。
久しぶりに自分の異名が「かっぱがれ」であることをつくづく思い知らされました。自身としては「ディープ産駒は阪神2200は来ない」と喝破してたのに、なぜか唯一アカイイトだけをボックスから外していて、馬連518.7倍を取り逃がして血の涙を流した一昨年のエリ女以来の大禍根。
…もう一生、馬券変更なんかしないぞ、ボカァ。
* * * * * * * *
そんな傷も癒えぬままヴィクトリアマイル。このレースも先週ほどではないとはいえ、バリバリのG1馬が4頭出走するなど、なかなかの混戦模様。ポイントとなりそうな要素を書き出して、思考をまとめていきましょう。
【展開はどうなる?】
ハナを主張する馬もおらず、スローペースが予想されている今年のレース。ただ、個人的にはちょっと懐疑的。ソダシが大外に回ったことで、スタートで先行する際にある程度は勢いをつけないといけないはず。外国人騎手らしい強気な騎乗も見せるレーンが引くようにも思えません。そうなると、先行馬もそんなソダシをマークせねばならず、それなりの流れにはなると考えます。今年のNHKマイルの前半が58.4で、昨年のヴィクトリアマイルが58.0でしたが、それよりは少し早くなって、タフな展開になるのでは? 1200・1400mが得意な馬にとっては厳しい流れかと。
【馬場はどうなる?】
NHKマイルのこともあり、考えたくもないんですがw まあ、今日の降り方なんかを見ても、まとまった雨量になるとは思えず、先週くらいの悪化でとどまるのでは? 上記のような展開まで踏まえれば、無理に重馬場の得意そうな馬ではなく、切れ味鋭い脚を持つ地力のある馬を選んだ方が良さそう。
【牝馬のレースだから“ 荒れる”のか?】
原則として「牝馬のレースは荒れる」が前提で、普段は人気どころから買わないように考えるのですが、今年は[①G1戦線で安定した成績を上げてきた馬][②G2以下の重賞で健闘してきた馬][③1200・1400mの短距離路線で善戦してきた馬]と、レベルがはっきりと色分けされているように見えます。当然②③の馬が台頭してきた時に馬券は荒れるわけですが、今年の①は明らかに強力。「アーモンドアイとグランアレグリアが2頭以上いる」と考えたら、無理な穴狙いは禁物なのでは…?
…とまあ、つまんない結論に落ち着いちゃうんですけどね。
■ヴィクトリアマイル《GI》予想■
◎スターズオンアース 〇ナミュール ▲スタニングローズ
★サウンドビバーチェ △ソダシ △ソングライン
◎スターズオンアース、前走の大阪杯では故障明けの初戦で、絵に描いたような“負けて強し”の2着。強靭な末脚は明らかに出走メンバー中No.1であり、「エンジンのかかりが遅い」ということで心配の声も上がりますが、直線の長い府中でならその心配も無用でしょう。オークスのVTRを見てみてください。あんな豪脚を繰り出せる馬に1600も2400も関係ないでしょう。アーモンドアイがいい例。馬場悪化に関しても、先週のシャンパンカラーと同じドゥラメンテ産駒なら心配ご無用。人気どころなれど、ここはまず鉄板と見ます。
個人的にこの後のスターズオンアースのローテは、安田記念ではなく宝塚記念になるんじゃないかと予想しています。ゆったりした出走期間を作るためにヴィクトリアマイルを使ってきた気がして、そういう意味で“メイチの仕上げ”ではないかもしれません。しかし、なんならこの馬、イクイノックスともいい勝負ができますよ。ここは通過点でも、牝馬同士なら悠々勝てちゃうんじゃないかと思うんですよね。
さて、対抗にはG1馬ではないですが、ナミュールを抜擢。前走の東京新聞杯のタイムは1:31.8(2着)ですが、これはインディチャンプが繰り出した圧倒的タイムをさらに塗り替えたレースレコードです。昨年と比べて馬体や気性の成長は顕著となっており、直線の長い府中は明らかにこの馬向き。馬場はちょっと湿った方がいいくらいのハービンジャー産駒ですし、成長次第なら◎の逆転も可能かと思います。
ただ、ちょっと懸念してるのは、この東京新聞杯のタイムには、芝にバイアスがかかっている可能性があること。東京新聞杯と同日に開催されているゆきやなぎ賞(2400m)でも、レースレコードが飛び出しているんですね。東京新聞杯のウインカーネリアンの勝ち方が逃げ切りだったことまで考えると、あまり熱くならない方が賢明…? 正直、スターズオンアースとの一点勝負まで考えたのですが、ちょっとビビりましたw
さて、そこで▲スタニングローズ。中山記念が5着敗退で評価を落としていますが、牡馬の有力どころが揃ったレースでの0.2秒差なら、まだマシではないでしょうか。追い切りでも好調が伝えられていますし、ナミュールと同じ成長曲線を描いているとしたら、秋華賞のようにナミュールよりも先着を果たす可能性も。世間よりは上の評価で買い目を考えようかと思います。
★はサウンドビバーチェ。色々追い切りについての記事を読んでみたのですが、この馬だけ一様にして評価が高かったんですよ。昨年のクラシック戦線こそパッとしませんでしたが、紫苑Sでスタニングローズを退けた勝負根性こそ、この馬の真骨頂。先行馬の中でただ1頭内枠に入ったというのも明らかに有利です。阪神牝馬の勝利は決してフロックではありません。なんといっても、先週のシャンパンカラー、本命のスターズオンアースと同じドゥラメンテ産駒というのが、実は一番怖かったりしますしw
…と、ここまで見てお分かりでしょうか。すべて4歳馬なんですよね。今年の4歳牝馬世代は弱いと言われていますが、クラシック戦線で戦ってきた馬が故障したり、ローテが絞られているケースが多く、イメージでしかないと思っています。ここで巻き返す可能性は十分でしょう。
で、G1馬となる5歳馬の2頭、ソダシは大外枠と展開面、ソングラインは海外遠征帰りの体調が気になって、ホントはオミットまで考えました。しかし、昨年府中マイルを制覇した馬たちですし、今年そこまで衰えているようにも見えません。ヴィクトリアマイルはここ10年でも、ホエールキャプチャ、ヴィルシーナ、ストレイトガールなど、2年連続で入着するリピーターが多いレースですし、ここは元返し覚悟で買うことにします。
馬連 ②−③⑤⑥⑪⑯(5点)今、改めて今日の馬場状況を見たら、昨日あんなに降っていたのに、馬場は良馬場まで回復してるんですなぁ…。つくづく府中の造園課は恐ろしいw
なお、当方の予想を参考にしてハズれても、責任は一切取りませーん!

なんだかんだでゴールデンウィークもあっという間にもう終わり。後は普通の週末を消化するだけ…とか考えちゃう性格、ホント損だと思うんですけど、どう思います?w
日程的に必ずGW最後の日曜日に開催されるNHKマイルカップ、連休最初の天皇賞と比べちゃって、なんとなく暗~いイメージになっちゃうのは自分だけなんでしょうか。おまけに今年は本来主役となるべき朝日杯FS組の馬が前哨戦で負けまくり。しかもその前哨戦もすべて雨絡みで、予想まで湿っぽくなるというか…。
まあ、いきなり文句ばかり書いちゃっててもしょうがない。ちゃっちゃと予想だけしちゃって、適当に残り少ないGWを楽しみましょうか。正直、今年のNHKマイルはあまり考えてもハズレる時はハズレるので、別のレースにきっちり時間とお金をかけて大枚ゲットを目指した方が、ギャンブラーとしては王道じゃないかと思いますけど。あー、身もふたもないw
* * * * * * * *
さて、今年のNHKマイルが難解というのは、各マスコミさんでも報道されてる通り。いつもの自分の予想スタンスとして、まずは前哨戦のレベルがいかほどなのか調べてみました。
ファルコンS 1:22.6 [重](過去12年で9位・最速1:21.0)
NZトロフィー 1:33.7 [稍重](過去20年で12位・最速1:32.9)
アーリントンC 1:33.9 [重](過去20年で3位・最速1:32.7)
事実としてはこんな感じ。重絡みなので評価は難しいですが、ハイレベルとは言い難いか。
ただしアーリントンCの最速タイム1:32.7はその昨年のダノンスコーピオンが叩き出した数字。重馬場で1.2秒違いますが、それでも過去3位なら昨年並みの評価が可能かもしれません。
そこにこんなデータをドン。
クイーンC 1:33.1 [稍重](過去20年で2位・最速1:32.5)桜花賞の予想の際にも触れましたが。稍重で最速タイムと0.6秒差ならNZトロフィーとあまり変わらない感じもしますが、1:32.5というタイムがズバ抜けているだけ(ちなみに2016年のメジャーエンブレム)で、1分33秒台自体を出した馬が他には4頭しかいないことを考えると、やはりハイレベルだったと思うのです。
実際、結果として、クイーンCで1,2着だったハーパーとドゥアイズが桜花賞では4,5着。クラシック戦線でそれなりのレベルを有していたことが証明されています。
てか、もうこんな回りくどいことしなくても、下記のデータを見りゃ一目瞭然なんですよね。
阪神JF 1:33.1
朝日杯FS 1:33.9
昨年の2歳G1、牝馬と牡馬のタイムが逆転してるわけなんですよ。リバティアイランドのレベルが傑出してるのは確かでも、上位6頭まで朝日杯のタイムを上回っていたことまで考えると、不確定要素が多い中でも、今年の牝馬はかなりハイレベルな可能性があるんじゃないかと思う次第でして。
■NHKマイルカップ《GI》予想■
◎ウンブライル 〇モリアーナ ▲オオバンブルマイ
★ナヴォーナ △エエヤン △カルロヴェローチェ
△シャンパンカラー △セッション
△ダノンタッチダウン △ドルチェモア 本命はウンブライル。「クイーンCを引き合いに出すなら、最先着のモリアーナじゃないのか?」という話もあるでしょうが…。この馬、ここ2戦ルメールが騎乗していたんですが、クイーンCで思いっきり「ズブい!」と断言されw、ブリンカーを装着してNZトロフィーで2着になったという過去があります。その際の評価は「馬体はまだ緩いけど、まだまだよくなる」というもの。ルメールの英才教育を施されてきた馬が、ルメール不在の今、G1奪取…とか、趣深いシナリオだと思いません?
〇モリアーナは前走のNZトロフィーでは4着で案外な結果。ただしこれも騎乗の武藤騎手が「外枠となり脚がためられなかった」とコメントしており、今回の内枠ゲットと横山典の乗り替わり効果で激走が期待できるのでは。散々混戦と煽られて、終わってみたら牝馬決着&G1初の父子ワンツー…なんかドラマチックじゃないですかw
出走馬に先行馬が多く、府中らしい差し馬決着になると考えれば、やはりオオバンブルマイは切れません。個人的に今の武豊は年齢もあって差し馬系はマイナスだと勝手に思っていて、別の騎手なら本命も…とは考えたんですけどね。
そしてアッと驚け、★には1勝馬のナヴォーナ。今年の出走メンバーを“低レベル”と評価するのであれば、1勝馬の台頭まで考えないといけないでしょう。新馬戦の上がり33.2秒はなかなか非凡。差し決着と読むのなら、なおさら買わずにはいられません。
人気になっていて逆に少し評価を下げたのがカルロヴェローチェ。ファルコンSの脚は見事でしたが、先にも書いたとおりファルコンSのレベルに「?」がついて、さらに入れ込み癖があるというのにこの人気では、ちょっとリスクが高いです。あとドルチェモア。ここで三浦皇成の初G1奪取というシナリオは、ロマン派としては望むところなのですが、脚質的にも展開が向かなそう。ダノンタッチダウンは昨年のダノンスコーピオンと同様の大外枠で、何やら因縁を感じさせますが、皐月賞の負け方や、その際の川田騎手の投げやりなコメントを見るに積極的には買えません。まあ、全部連下にはしておきますが…今回逆神馬券が炸裂するとしたら、この辺ですかねw
単勝 ③
馬連 ②③⑩BOX(3点)
3連複 ②③⑨⑩−②③⑥⑧⑨⑩⑪⑬⑮⑱(40点) 最初に「別のレースにきっちり時間とお金をかけて大枚ゲット」と書きましたけど、混戦となると当然それぞれのオッズが上がるんで、なんだかんだ買いたくなっちゃうんですよねぇ。買い目も増えちゃうし、結局は大敗…って、もうそんな未来はイヤーッ!
…こんなことばっかり考える性格、つくづく損だと思うんですけど、どう思います?w
なお、当方の予想を参考にしてハズれても、責任は一切取りませーん!
次のページ>